クレカ積立を還元率・対象カード・貯まるポイントから比較

クレカ積立(クレジットカード決済による投信積立)は、証券会社によって還元率や対象カード、貯まるポイントが異なります。ポイント還元率で比較すると年会費無料のカードでも還元率が高いマネックス証券やauカブコム証券がおすすめです。

対象カードや貯まるポイントは、自分が使いやすいカード、ポイントに対応した証券会社を選びましょう。例えば楽天カードや楽天ポイントを利用している場合は、楽天証券がおすすめです。

この記事では、クレカ積立を「還元率」「対象カード」「貯まるポイント」から比較し、項目ごとにおすすめの証券会社を解説します。

\dカードで最大1.1%還元/

\au PAY カードで1.0%還元/

  1. クレカ積立のポイント還元率を証券会社ごとに比較
    1. マネックス証券:最大1.1%
    2. auカブコム証券:1.0%
    3. PayPay証券:0.7%
    4. 楽天証券:0.5%または1.0%
  2. カードごとにクレカ積立に対応する証券会社を比較
    1. 三井住友カード:SBI証券
    2. 楽天カード:楽天証券
    3. au PAY カード:auカブコム証券
    4. dカード:マネックス証券
    5. PayPayカード:PayPay証券
  3. クレカ積立で貯まるポイントから証券会社を比較
    1. Vポイント:SBI証券
    2. 楽天ポイント:楽天証券
    3. Pontaポイント:auカブコム証券
    4. dポイント:マネックス証券
    5. PayPayポイント:PayPay証券
  4. クレカ積立のメリット
    1. ポイントが貯まる
    2. 証券口座に入金せずに積立投資ができる
  5. クレカ積立のデメリット
    1. 積立日や積立設定締切日の制約がある
    2. 対象カードが限られる
  6. クレカ積立についてよくある質問
    1. NISAでクレカ積立はできる?
    2. ポイント還元率が高いカード・証券会社はどこ?
    3. 複数の証券会社でクレカ積立を併用できる?

クレカ積立のポイント還元率を証券会社ごとに比較

クレカ積立のポイント還元率は、証券会社やカードのランクに応じて異なります。ここでは、年会費無料のカードでクレカ積立のポイント還元率が高い証券会社を紹介します。

※1:NISA口座で積み立てる場合。NISA以外は最大1.1%
※2:三井住友カード・Oliveで積み立てる場合
※3:月間積立純増額が5,000円未満の場合は還元なし
※4:年2回以上の積み立てが必要。年間の積立金額から引き出し・移管した分を除いた金額に応じて付与される。ゴールド、プラチナはボーナスポイントが加算される
※5:上限は月5万円。6ヵ月連続で積み立てした合計金額に対して5000円ごとに1ポイント付与
(2024年10月9日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

マネックス証券:最大1.1%

マネックス証券
画像引用:マネックス証券

【マネックス証券のクレカ積立(※)】

積立金額 月1,000~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 マネックス証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カード dカード、マネックスカード
ポイント
還元率
最大1.1%
申込締切日 毎月10日
買付日 申込締切日の翌月1日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月10日
※dカードで積み立てる場合を記載。口座開設後に発行できるマネックスカードとは締切日、買付日、引落日が異なる
参照:マネックス証券|dカード積立
(2024年10月9日現在)

マネックス証券は、年会費無料のカードでもクレカ積立のポイント還元率が月5万円まで1.1%になるネット証券です。他社のクレカ積立は、年会費無料のカードに限れば最大1.0%までしか還元されないため、マネックス証券のクレカ積立は業界最高の還元率といえます。ポイント還元率が高い証券会社でクレカ積立を始めたい場合は、マネックス証券を選びましょう。

\年会費無料のカードでも最大1.1%還元/

マネックス証券について詳しく知りたい人はこちら
マネックス証券のメリットは?メリット・デメリットを知って新NISAに備えよう

auカブコム証券:1.0%

auカブコム証券
画像引用:auカブコム証券

【auカブコム証券のクレカ積立】

積立金額月100~10万円
対象口座特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品auカブコム証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カードau PAY カード
ポイント
還元率
1.0%
申込締切日毎月9日の2営業日前
買付日申込締切日の翌月1日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月10日
参照:auカブコム証券
(2024年10月9日現在)

auカブコム証券は、月10万円までクレカ積立のポイント還元率が1.0%になるネット証券です。月5万円までの還元率は、マネックス証券のほうが高いものの、獲得ポイントは積立金額が月6万2,300円以上になるとauカブコム証券のほうが多くなります

【クレカ積立の獲得ポイント(1ヵ月間)】

毎月の積立金auカブコム
証券
マネックス
証券
5万円500ポイント550ポイント
6万2,300円623ポイント622ポイント
7万円700ポイント670ポイント
10万円1,000ポイント730ポイント
(2024年10月9日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

年会費無料のカードで月6万2,300円以上のクレカ積立を始める場合は、auカブコム証券を選びましょう。

\月10万円までクレカ積立の還元率1.0%/

auカブコム証券について詳しく知りたい人はこちら
auカブコム証券はauユーザーにメリットが多い!おすすめの理由を解説

PayPay証券:0.7%

PayPay証券
画像引用:PayPay証券

【PayPay証券のクレカ積立】

積立金額 月100~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 PayPay証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カード PayPayカード
ポイント
還元率
0.7%
申込締切日 毎月27日15時まで
買付日 申込締切日の当月28日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月27日
参照:PayPay証券
(2024年10月9日現在)

PayPay証券は、PayPayカードでのクレカ積立で0.7%のポイント還元が受けられるネット証券です。マネックス証券やauカブコム証券と比べて還元率は低いものの、毎月27日15時までに設定すれば当月中に投資できるメリットがあります。PayPayカードやPayPayポイントを利用している人は、PayPay証券でクレカ積立を始めてみましょう。

\クレカ積立で0.7%還元/

楽天証券:0.5%または1.0%

楽天証券
画像引用:楽天証券

【楽天証券のクレカ積立】

積立金額 月100~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 楽天証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
(楽ラップは対象外)
対象カード 楽天カード株式会社が発行するクレジットカード(提携カード含む)
ポイント
還元率
0.5~2.0%
申込締切日 毎月12日(13日以降は翌々月買付)
買付日 申込締切日の翌月12日
(2024年8月25日以降に初めて利用する場合)
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月27日

楽天証券は、楽天キャッシュ(電子マネー)と組み合わせれば月15万円までキャッシュレスで積み立てられるネット証券です。楽天キャッシュでの積み立てでも0.5%のポイント還元があるので、月15万円積み立てれば750ポイント以上貯まります。月10万円を超えてキャッシュレスで積み立てをしたい場合は、楽天証券でクレカ積立を始めてみましょう。

\月15万円までキャッシュレスの積み立てが可能/

楽天証券について詳しく知りたい人はこちら
楽天証券でのNISAの始め方!おすすめ銘柄や他社からの変更方法

カードごとにクレカ積立に対応する証券会社を比較

クレカ積立は、証券会社ごとに対象カードが異なります。ここでは、利用者が多いカードでクレカ積立ができる証券会社を紹介します。

【クレカ積立の対象カードの比較】

会社名 対象カード
マネックス証券 dカード
マネックスカード
auカブコム証券 au PAY カード
楽天証券 楽天カード
SBI証券 仲介口座以外 三井住友カード・Olive
各業者の仲介口座(※1) タカシマヤカード
東急カード
UCSカード
アプラスカード
大丸松坂屋カード
オリコカード
PayPay証券 PayPayカード
大和コネクト証券 セゾンカード
UCカード(※2)
tsumiki証券 エポスカード
セゾンポケット セゾンカード
UCカード(※3)
※1:仲介口座への変更が必要。仲介口座ごとに対象カードが異なり、複数社のカードで同時に積み立てることはできない
※2:一部対象外のカードあり。対象カード一覧はこちら
※3:クレディセゾンが発行していないカードは対象外
(2024年10月9日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

三井住友カード:SBI証券

【SBI証券のクレカ積立(三井住友カード・Olive)】

積立金額 月100~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 SBI証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カード 三井住友カード・Olive
ポイント
還元率
最大0.5~3.0%
申込締切日 毎月10日(11日以降は翌々月買付)
買付日 申込締切日の翌月3~9日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月10日または26日
参照:SBI証券|クレカ積立
(2024年10月9日現在)

三井住友カードでクレカ積立ができる証券会社は、SBI証券です。SBI証券のクレカ積立の還元率は、カードのランクや年間利用金額に応じて変動します。

※プラチナランク以上のカードを除き、カード入会初年度に利用金額の条件なくポイントがもらえるのは1カードあたり1回限り。年間カード利用額にクレカ積立の金額は含まない。その他含まれないものがあるため、詳細は参照サイトを確認
参照:三井住友カードつみたて投資のポイント付与率および条件
(2024年10月9日現在)

三井住友カードで年間10万円以上お買い物をする人であればポイント還元がありますが、年間10万円未満の利用金額ではポイント還元が受けられません。SBI証券のクレカ積立は、三井住友カードをよく利用する人におすすめです。あまり利用しない人は、楽天証券など他の証券会社も検討してみましょう。

\三井住友カードをよく利用する人向け/

SBI証券のクレカ積立について詳しく知りたい人はこちら
SBI証券でクレカ積立ができるカードはどれ?対象カードや設定方法を紹介

楽天カード:楽天証券

【楽天証券のクレカ積立】

積立金額 月100~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 楽天証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
(楽ラップは対象外)
対象カード 楽天カード株式会社が発行するクレジットカード(提携カード含む)
ポイント
還元率
0.5~2.0%
申込締切日 毎月12日(13日以降は翌々月買付)
買付日 申込締切日の翌月12日
(2024年8月25日以降に初めて利用する場合)
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月27日

楽天カードでクレカ積立ができる証券会社は、楽天証券です。楽天証券のクレカ積立の還元率は、カードのランクや積み立てる銘柄に応じて異なります。

【楽天カードのクレカ積立のポイント還元率】

クレジット
カード名
ポイント還元率
楽天カード代行手数料
年率0.4%未満
(649銘柄)
代行手数料
年率0.4%以上
(1,772銘柄)
楽天カード0.5%1.0%
楽天ゴールド
カード
0.75%1.0%
楽天プレミアム
カード
1.0%1.0%
楽天ブラック
カード
2.0%2.0%
※代行手数料:投資信託の信託報酬(保有中に負担する主なコスト)のうち楽天証券が受け取る手数料
参照:楽天証券|クレカ積立(楽天カードクレジット決済)
(2024年10月11日現在)

楽天証券では、楽天キャッシュ(電子マネー)による積立投資にも対応しており、クレカ積立と組み合わせて月15万円までキャッシュレスで積み立てができます。楽天キャッシュで積み立てた場合の還元率は、カードのランクを問わず0.5%です。月10万円を超えた金額で積立投資を始めたい人は、月15万円までポイントが貯まる楽天証券を選びましょう。

\月15万円までポイント貯まる/

楽天証券のクレカ積立について詳しく知りたい人はこちら
楽天証券のクレカ積立を徹底解説|メリットやデメリット、還元率なども紹介

au PAY カード:auカブコム証券

【auカブコム証券のクレカ積立】

積立金額 月100~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 auカブコム証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カード au PAY カード
ポイント
還元率
1.0%
申込締切日 毎月9日の2営業日前
買付日 申込締切日の翌月1日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月10日
参照:auカブコム証券
(2024年10月9日現在)

au PAY カードでクレカ積立ができる証券会社は、auカブコム証券です。auカブコム証券のクレカ積立の還元率は、どのカードでも金額を問わず1.0%です。auのスマホを利用している人は、auマネ活プランに加入するとポイント還元率が上がります

【auマネ活プラン加入者のクレカ積立の還元率】

積立期間還元率
au PAY ゴールドカードかつNISA口座保有12ヵ月間(※)3.0%
13ヵ月目以降2.0%
上記以外条件なし1.5%
※はじめて条件を満たした月から12ヵ月が対象
参照:auマネ活プラン
(2024年10月9日現在)

auのスマホを使っている人は、auマネ活プランでポイント還元率が上がるauカブコム証券でクレカ積立を始めてみましょう。

\auマネ活プラン加入でポイント還元率UP/

auカブコム証券のクレカ積立について詳しく知りたい人はこちら
auカブコム証券のクレカ積立を徹底解説|メリットやデメリット、還元率なども紹介

dカード:マネックス証券

【マネックス証券のクレカ積立(dカード)】

積立金額 月1,000~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 マネックス証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カード dカード
ポイント
還元率
最大1.1%
申込締切日 毎月10日
買付日 申込締切日の翌月1日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月10日
参照:マネックス証券|dカード積立
(2024年10月9日現在)

dカードでクレカ積立ができる証券会社は、マネックス証券です。マネックス証券のクレカ積立の還元率は、最大1.1%です。NISA口座かつdカード GOLDで積み立てた場合に限り、積立金額を問わず還元率が1.1%になります。

【dカードのクレカ積立のポイント還元率】

毎月の
積立金
dカードdカード GOLD
NISA口座NISA以外
5万円まで1.1%1.1%1.1%
5万円超~
月7万円
0.6%1.1%0.6%
7万円超~
月10万円
0.2%1.1%0.2%
参照:マネックス証券|dカード積立
(2024年10月9日現在)

月5万円までのクレカ積立の場合、年会費無料のカードに限ればマネックス証券の還元率が最も高いです。ポイント還元率の高いカードでクレカ積立を始めたいのであれば、マネックス証券を選びましょう。

\月5万円まではどのカードでも1.1%還元/

マネックス証券のクレカ積立について詳しく知りたい人はこちら
マネックス証券でのクレカ積立のポイント還元ややり方、対象カードを紹介

PayPayカード:PayPay証券

【PayPay証券のクレカ積立】

積立金額 月100~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 PayPay証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カード PayPayカード
ポイント
還元率
0.7%
申込締切日 毎月27日15時まで
買付日 申込締切日の当月28日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月27日
参照:PayPay証券
(2024年10月9日現在)

PayPayカードでクレカ積立ができる証券会社は、PayPay証券です。PayPay証券のクレカ積立の還元率は、どのカードでも金額を問わず0.7%です。普段のお買い物やクレカ積立で貯まったPayPayポイントは、PayPay証券での投資にも使えます。PayPayなどソフトバンクグループのサービスをよく利用する人は、PayPay証券でクレカ積立を始めてみましょう。

\クレカ積立で0.7%還元/

クレカ積立で貯まるポイントから証券会社を比較

クレカ積立は、証券会社ごとに貯まるポイントが決まっています。ここでは、利用者が多いポイントが貯まる証券会社を紹介します。

【クレカ積立で貯まるポイントの比較】

会社名 貯まるポイント
マネックス証券 dポイント
マネックスポイント
auカブコム証券 Pontaポイント
楽天証券 楽天ポイント
SBI証券 仲介口座以外(※1) Vポイント
各業者の仲介口座(※2) タカシマヤポイント
TOKYU POINT
U/majicaポイント
アプラスポイント
QIRAポイント
オリコポイント
PayPay証券 PayPayポイント
大和コネクト証券 永久不滅ポイント
tsumiki証券 エポスポイント
セゾンポケット 永久不滅ポイント
※貯まるポイントはカードごとに決まっているため選択不可
※1:SBI証券のポイントサービスでは5種類から選択できるが、クレカ積立で貯まるポイントはVポイント
※2:仲介口座への変更が必要。仲介口座ごとに貯まるポイントは指定される
(2024年10月9日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

Vポイント:SBI証券

Vポイント:SBI証券
画像引用:SBI証券

【SBI証券のクレカ積立(三井住友カード・Olive)】

積立金額 月100~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 SBI証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カード 三井住友カード・Olive
貯まる
ポイント
Vポイント(※)
ポイント
還元率
最大0.5~3.0%
申込締切日 毎月10日(11日以降は翌々月買付)
買付日 申込締切日の翌月3~9日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月10日または26日
※クレカ積立で貯まるポイントを記載
参照:SBI証券|クレカ積立
(2024年10月9日現在)

クレカ積立でVポイントが貯まる証券会社は、SBI証券です。クレカ積立で貯まるポイントは選べませんが、投信保有ポイントなどクレカ積立以外で貯まるメインポイントは、5種類(Vポイント、Pontaポイント、dポイント、JALのマイル、PayPayポイント)から選択できます。例えばPontaポイントを選んだ場合、クレカ積立でVポイント、投資信託の保有金額に応じてPontaポイントが貯まります。

複数のポイントを使い分けている人や、2種類のポイントを貯めたい人はSBI証券がおすすめです。

\2種類のポイントが貯められる/

楽天ポイント:楽天証券

楽天ポイント:楽天証券
画像引用:楽天証券

【楽天証券のクレカ積立】

積立金額 月100~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 楽天証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
(楽ラップは対象外)
対象カード 楽天カード株式会社が発行するクレジットカード(提携カード含む)
貯まる
ポイント
楽天ポイント
ポイント
還元率
0.5~2.0%
申込締切日 毎月12日(13日以降は翌々月買付)
買付日 申込締切日の翌月12日
(2024年8月25日以降に初めて利用する場合)
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月27日

クレカ積立で楽天ポイントが貯まる証券会社は、楽天証券です。貯まった楽天ポイントは、投資信託や日本株、米国株、バイナリーオプションへの投資に使えます。楽天ポイントをよく使う人は、楽天証券でクレカ積立を始めてみましょう。

\楽天ポイントが投資に使える/

Pontaポイント:auカブコム証券

Pontaポイント:auカブコム証券
画像引用:auカブコム証券

【auカブコム証券のクレカ積立】

積立金額 月100~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 auカブコム証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カード au PAY カード
貯まる
ポイント
Pontaポイント
ポイント
還元率
1.0%
申込締切日 毎月9日の2営業日前
買付日 申込締切日の翌月1日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月10日
参照:auカブコム証券
(2024年10月9日現在)

クレカ積立でPontaポイントが貯まる証券会社は、auカブコム証券です。貯まったPontaポイントは、積み立てを除く投資信託やプチ株(100株未満の日本株)の購入に使えます。Pontaポイントをよく使う人は、auカブコム証券でクレカ積立を始めてみましょう。

\Pontaポイントが投資に使える/

dポイント:マネックス証券

dポイント:マネックス証券
画像引用:マネックス証券

【マネックス証券のクレカ積立(dカード)】

積立金額 月1,000~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 マネックス証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カード dカード
貯まる
ポイント
dポイント
ポイント
還元率
最大1.1%
申込締切日 毎月10日
買付日 申込締切日の翌月1日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月10日
参照:マネックス証券|dカード積立
(2024年10月9日現在)

クレカ積立でdポイントが貯まる証券会社は、マネックス証券です。貯まったdポイントは、積み立てを除く投資信託の購入に使えます。dポイントをよく使う人は、マネックス証券でクレカ積立を始めてみましょう。

\dポイントが投資に使える/

PayPayポイント:PayPay証券

PayPayポイント:PayPay証券
画像引用:PayPay証券

【PayPay証券のクレカ積立】

積立金額 月100~10万円
対象口座 特定口座、一般口座、NISA
(未成年口座、法人口座、iDeCoは対象外)
対象商品 PayPay証券が取り扱う積み立て可能な投資信託
対象カード PayPayカード
貯まる
ポイント
PayPayポイント
ポイント
還元率
0.7%
申込締切日 毎月27日15時まで
買付日 申込締切日の当月28日
積立金額の
引落日
申込締切日の翌月27日
参照:PayPay証券
(2024年10月9日現在)

クレカ積立でPayPayポイントが貯まる証券会社は、PayPay証券です。貯まったPayPayポイントは、投資信託、日本株、米国株の投資に使えます。PayPayポイントをよく使う人は、PayPay証券でクレカ積立を始めてみましょう。

\PayPayポイントが投資に使える/

クレカ積立のメリット

クレカ積立の主なメリットは、以下の2つです。

ポイントが貯まる

クレカ積立であれば、ポイントが貯まるため、現金での積み立てよりもお得です。年会費無料のカードでも、ポイント還元率が1.0%以上の証券会社もあります。

※1:NISA口座で積み立てる場合。NISA以外は最大1.1%
※2:三井住友カード・Oliveで積み立てる場合
※3:月間積立純増額が5,000円未満の場合は還元なし
※4:年2回以上の積立が必要。年間の積立金額から引き出し・移管した分を除いた金額に応じて付与される。ゴールド、プラチナはボーナスポイントが加算される
※5:上限は月5万円。6ヵ月連続で積み立てした合計金額に対して5000円ごとに1ポイント付与
(2024年10月9日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

\dカードで最大1.1%還元/

\au PAY カードで1.0%還元/

証券口座に入金せずに積立投資ができる

クレカ積立の積立金額は、カードの利用料金として発行時に登録した銀行口座から引き落とされます。そのため証券口座への入金手続きは不要です。クレカの引き落とし口座を給与振込口座と同じにしておけば、残高不足を気にすることなく積立投資を継続できます。

クレカ積立のデメリット

クレカ積立の主なデメリットは、以下の2つです。

積立日や積立設定締切日の制約がある

クレカ積立は、積立日や積立設定締切日の制約があります。

※2024年8月25日以降に初めて利用する場合
(2024年10月11日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

締切日を過ぎた積立注文は、積立日(買付日)が1ヵ月遅れます。マネックス証券(dカード)、auカブコム証券、楽天証券、SBI証券は、積立設定締切日が月の前半に定められており、締切日を過ぎた注文は翌々月からの積立開始です。また積立日は、SBI証券を除いて選択できません。

対象カードが限られる

クレカ積立は、各社が定めた対象カードに限られます。

【各社のクレカ積立の対象カード】

会社名 対象カード
マネックス証券 dカード
マネックスカード
auカブコム証券 au PAY カード
楽天証券 楽天カード
SBI証券 仲介口座以外 三井住友カード・Olive
各業者の仲介口座(※1) タカシマヤカード
東急カード
UCSカード
アプラスカード
大丸松坂屋カード
オリコカード
PayPay証券 PayPayカード
大和コネクト証券 セゾンカード
UCカード(※2)
tsumiki証券 エポスカード
セゾンポケット セゾンカード
UCカード(※3)
※1:仲介口座への変更が必要。仲介口座ごとに対象カードが異なり、複数社のカードで同時に積み立てることはできない
※2:一部対象外のカードあり。対象カード一覧はこちら
※3:クレディセゾンが発行していないカードは対象外
(2024年10月9日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

対象カードを持っていない人がクレカ積立を始める場合は、証券口座の開設だけでなくクレジットカードの新規発行も必要です。

クレカ積立についてよくある質問

クレカ積立についてよくある質問をまとめました。

NISAでクレカ積立はできる?

クレカ積立は、NISAで買付することも可能です。セゾンポケット(上限月5万円)を除いて月10万円まで対応しているので、NISAのつみたて投資枠はすべてクレカ積立で投資できます。NISAのクレカ積立について詳しくは、「NISAのクレカ積立はどこで始めればいい?」をご覧ください。

ポイント還元率が高いカード・証券会社はどこ?

年会費無料のカードで比較するとポイント還元率最大1.1%のマネックス証券が最も高いです。ただし月6万2,300円以上のクレカ積立では、金額を問わず1.0%還元のauカブコム証券のほうが、もらえるポイントが多くなります。

複数の証券会社でクレカ積立を併用できる?

すべての金融機関のなかで1人1口座しか開設できないNISA口座を除いて併用できます。例えばA証券会社でNISA口座のクレカ積立、B証券会社で課税口座(特定口座や一般口座)のクレカ積立といった具合で併用可能です。