auカブコム証券はauユーザーにメリットが多い!おすすめの理由を解説

auカブコム証券での口座開設を検討している人や、メリット・デメリットを知りたい人向けに解説します。

この記事でわかること
  • auカブコム証券のおすすめポイント
  • auカブコム証券のメリット・デメリット
  • auユーザーがauカブコム証券をお得に利用する方法

auカブコム証券は、auユーザーの人やau経済圏を活用している人にはメリットの大きいネット証券会社です。auカブコム証券のおすすめポイントや、auユーザーのお得な活用方法を解説するので、口座開設を悩んでいるなら、この記事をぜひ参考にしてください。

auカブコム証券の基本情報

auカブコム証券の基本情報は、以下のとおりです。

口座数 160万5,995件(2023年9月時点)
取扱銘柄 国内株式、米国株式、投資信託、FX、外貨建てMMFなど
現物株式手数料
(税込)
(ワンショット手数料)
0円超~5万円以下:55円
5万円超~10万円以下:99円
10万円超~20万円以下:115円
20万円超~50万円以下:275円
50万円超~100万円以下:535円
100万円超~:約定金額×0.099%+99円(上限:4,059円)

(1日定額手数料)
0円~100万円以下:無料
100万円超~200万円以下:2,200円
200万円超~300万円以下:3,300円
300万円超~400万円以下:4,400円
400万円超~500万円以下:5,500円
500万円超以降:100万円ごとに1,100円加算
取扱投資信託数 1,686件
IPO実績(2022年) 23社
つみたてNISA対応本数 206銘柄
NISA口座 対応
iDeCo 対応
単元未満株 プチ株
クレジットカード積立 可・auPayカード
対応ポイント Pontaポイント
還元率 1~3%

※2023年11月1日時点
引用:auカブコム証券

auカブコム証券は、国内最大の民間金融グループとなる三菱UFJフィナンシャル・グループのネット証券会社です。NISA口座やiDeCoにも対応しており、1株から株を購入できるプチ株も導入しています。auユーザーの人やau経済圏を利用している人にはメリットのある証券会社なので、当てはまる場合は口座開設を検討してみてください。

auカブコム証券のおすすめポイント

auカブコム証券の主なおすすめポイントは、以下の4つです。

この記事でわかること
  • 手数料割引が充実
  • 取引ツールやアプリが豊富
  • 自動売買サービスを利用できる
  • MUFGグループのレポートが読める

手数料割引サービスが充実

auカブコム証券で導入されている手数料割引サービスは、全部で5つです。早見表にまとめました。

auカブコム証券の手数料割引サービス

名称 割引対象 割引率 割引条件
NISA割 国内現物株式手数料 最大5% auカブコム証券でNISA口座を開設した人
※1年目は1%割引、2年目は2%割引というように年ごとに割引率が増加し5年目に最大の5%割引となる
au株式割 国内現物株式手数料 1% 口座開設後「au ID」を登録した人
au割+ 国内現物株式手数料 最大15% auカブコム証券でKDDI<9433>の株を保有している人
株主推進割引 国内現物株式手数料 10% 対象銘柄をauカブコム証券で買い付けた場合
【対象銘柄】
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>
KDDI<9433>
中京銀行<8530>
ジャックス<8584>
池田泉州HD<8714>
シニア割 国内現物株式手数料 60歳以上:4%
50歳以上60歳未満:2%
年齢条件を満たす人

※2023年11月1日時点
引用:auカブコム証券 | 割引サービス

「au株式割」は、auIDを登録するだけで割引率が適用になるため、auユーザーにはうれしいサービスです。ほかにも推奨している銘柄を購入する際の手数料が割引になったり、NISA口座を開設するだけで割引率が最大5%割引になったりするなど割引サービスが多い点がauカブコム証券の特徴です。

取引ツールやアプリが豊富

auカブコム証券では、取引ツールやアプリが豊富です。

EVERチャート

EVERチャートは、PC・スマホと動作環境を選ばずに使えるチャート分析ツールです。合計66種類のチャート機能を搭載しており、チャート分析での銘柄検索には欠かせません。最大250銘柄を登録し、その銘柄を66種類のテクニカル分析できます。25銘柄ずつ10リストに分けて登録できるので、業種で分けたり、大型・小型で分けたりと自分に使いやすいようカスタマイズできるのも特徴でしょう。

66種類のテクニカル分析は、初心者向けの「単純移動平均線」「一目均衡表」のほかに「フィボナッチリトレースメント」「移動平均エンベロープ」といった中上級者向けのものもあり、内容が充実しています。またチャートに自分でラインを引けるので、トレンドラインをチャートに書いて相場動向を予想するのに便利です。

EVERチャートは、複数の銘柄を比較することも可能なので、同じ業種の銘柄を複数並べて株価の動きを比較できます。複数の銘柄を検索したあとで、日経平均やTOPIXといった指数と動きを比べるのもいいでしょう。こうしたテクニカル分析は、株式投資には欠かせない要素の一つです。銘柄分析がしやすいツールを探している人、テクニカル分析を勉強したい人はぜひEVERチャートを活用してください。

kabuステーション

kabuステーションは、auカブコム証券が自社開発した株式の売買や投資情報の収集に役立つトレーディングアプリです。本来は月額990円(税込)かかりますが、「信用口座を開設する」「月1回以上約定する」といった簡単な条件を満たすと無料で利用できます。

kabuステーションは、発注方法が多彩で最短1クリックで注文が完了します。自分で設定すれば、確認画面やパスワード入力画面を省略できるのもうれしい特徴です。個別銘柄のニュースを読めるので、気になる銘柄の情報収集も可能です。

値上がり率や値下がり率はもちろん、信用残の増減売買高といった14種類のランキングが表示されるので相場情報を詳細に、いち早く知りたいときにも有効なツールといえます。

PICK UP!株主優待

株主優待から銘柄を選べるのが「PICK UP!株主優待」です。毎月の権利銘柄と、みんかぶ編集部がおすすめの銘柄をランキング形式で紹介してくれます。今月買うことで株主優待が受け取れる銘柄のほかにも、優待の種類から好みの優待内容で絞り込んで検索したり、みんかぶでピックアップされた話題の銘柄を探したりと、いろいろな視点で株主優待を探すことが可能です。

また現在の株価や株価チャートも同時に表示されるため、売買のタイミングをチェックすることもできます。気になる優待情報を「お気に入り」で保存できるため、チェックした銘柄を後で確認できるのもうれしい特徴です。株主優待を目的として株式投資を検討している人には、メリットの大きなツールですので、ぜひ活用してください。

自動売買サービスを提供している

auカブコム証券では、自動売買サービスを提供しています。自動売買サービスでは、auカブコム証券が多数の特許を取得しており、種類が豊富なのも大きなメリットといえるでしょう。自動売買サービスで利用できる発注方式を解説します。auカブコム証券で利用できる方式は、7種類です。以下では、どのようなケースで有効な機能なのかも記載しているので、参考にしてください。

名称 内容
逆指値注文 「指定の価格まで下落(上昇)したら売り(買い)」と条件を出す発注方法。あらかじめ「〇%下落したら売って損切りしよう」「〇円になったら上昇基調だから買おう」など決めているときに効果を発揮します。
トレーリングストップ 株価の高値(安値)の更新に合わせてリアルタイムで逆指値を修正する発注方法。できるだけ高値で売りたいときに「高値から〇円下落したら売り」という注文を出すことで利益を最大化できます。反対に株価が大きく下落したときに「安値から〇円上がったら買い」と発注すると安値圏で仕入れることが可能です。
W指値 売買注文の際に、株価の上下で指値と逆指値が両方設定できる発注方法。「株価が〇円になったら利益確定したいが、□円まで下がるなら損切りで売りたい」というケースで有効です。
プラマイ指値 「始値・終値・約定価格」を基準とした注文が出せる発注方法。「始値から〇円以上になったら買う」「昨日の終値から〇円以下になったら売る」というような発注ができます。
Uターン注文 買い注文と同時に売り注文を予約する発注方法。「〇円で買って□円で売る」といった設定が行えます。
リレー注文 A株が売却できたらB株を買付するという予約をいれる発注方法。買ってから売ることもできます。連続発注できるので便利です。
バスケット注文 複数の注文をまとめて1つの注文とみなして売買する発注方法。急な市況変化に対応できます。日経平均が一定以上の値段になったら、A株、B株C株をまとめて成行で買いたい、といった場合に有効です。
時間指定注文 「〇時〇分になったら」「〇分後に」と時間を指定して、発注・訂正・取消ができます。寄付は値動きが激しいので「9時20分に発注」というような使い方をします。
IOC注文 「Immediate or Cancel order」の略で、指定した値段かそれよりも有利な値段で即座に約定させ、成立しなかった場合はキャンセルされる発注方法です。

※2023年11月1日時点
引用:auカブコム証券 | 自動売買

投資に慣れてきて、いろいろな相場局面に出くわすと単純な売買発注だけでは物足りなく感じることもあるはずです。そのような場合に、こうした多彩な自動売買機能があることで、思い通りの発注が可能になります。豊富な自動売買ツールが利用できる点は、auカブコム証券を利用する大きなメリットといえるでしょう。

MUFGグループのレポートが読める

auカブコム証券では、三菱UFJフィナンシャル・グループのレポートが読めます。auカブコム証券の「カブヨム」では、投資初心者向けの投資情報や相続・物価高といった生活に役立つ金融情報を発信しています。

ほかにもマイページの「投資情報」では、三菱UFJモルガンスタンレー証券のレポートや投資情報が読めて、日本の個別銘柄以外にも米国株や為替レポートといった情報収集が可能です。投資に関する知識をつけたい人や、相場展望レポートに興味がある人はぜひ読んでみてください。

auユーザーがauカブコム証券を利用するメリット

auカブコム証券は、auユーザーにメリットの多い証券会社です。ここでは、主な5つのメリットを詳しく解説します。

Pontaポイントが貯められる

auカブコム証券では、Pontaポイントが貯められます。auカブコム証券に口座開設後、証券口座へログインしauIDを登録しましょう。投資信託の保有残高に応じて、毎月Pontaポイントが貯まります。通常の投資信託積立のほかに、つみたてNISAも対象です。Pontaポイントの加算率は以下のとおりです。

Pontaポイント加算率
月間平均保有残高 100万円未満 100万円以上~3,000万円未満 3,000万円以上
通常銘柄 0.05% 0.12% 0.24%
auカブコム証券の指定銘柄 0.005%

※2023年11月1日時点
引用:auカブコム証券 | auカブコム証券の資産形成プログラム

例えば通常銘柄を100万円保有している場合は、1ヵ月あたり約100Pontaポイント(100万円×0.12%÷12ヵ月)が加算されます。投資信託を保有しているだけでポイントが還元されるので、投資を継続するモチベーションアップにつながるはずです。

特につみたてNISAは、長期的な積立投資が前提のため、投資信託の保有でポイントが付与される点は投資家のメリットが大きいといえます。

auユーザーは手数料が1%割引

auカブコム証券は、auで通信サービスを契約している人の手数料が1%割引となります。口座開設後にauIDを登録すると、ワンショット手数料(1回ごとの注文で手数料が発生するコース)を利用している方は、国内現物株式手数料が1%割引で利用可能です。

1日定額制を利用している方は、国内現物株式手数料に加えて国内信用手数料も1%割引となります。ただし「auで株式割」は、auIDの登録が必要で反映に時間がかかることがあるため、口座開設が完了したらなるべく早めに手続きを済ませておくといいでしょう。

auPayカードによる投信積立で最大3%の還元率

auPayカードによる投信積立で最大3%のポイントが還元されます。ネット証券各社で、通常クラスのクレジットカード決済で投信積立をした場合の還元率を早見表にしました。

証券会社名 クレジットカード 対応ポイント 還元率
auカブコム証券 auPayカード Pontaポイント 1%
SBI証券 三井住友カード Vポイント 0.5%
楽天証券 楽天カード 楽天ポイント 0.5%

※2023年11月1日時点
引用:auカブコム証券SBI証券楽天証券

auカブコム証券は、通常クラスのカードでも還元率が高い傾向です。加えて、auPayゴールドカード決済とNISA口座保有といった条件を満たすことで、還元率は最大で3%に達します。3%の還元率にするには、以下の4つの条件があるので確認しておきましょう。

  1. .auマネ活プランに加入する
  2. .auPayカードで投信積立を設定する
  3. .auPayゴールドカードを保有する
  4. .NISA口座を保有する

つみたてNISAは、2023年11月時点で1ヵ月に3万円程度の積み立てが可能(新NISAは月10万円が上限)ですから、3%の還元率であれば毎月900ポイント付与される計算になります。年間では1万800ポイントとなるので、うれしいメリットといえるでしょう。auPayゴールドカードを保有している人やPontaポイントを貯めている人はauカブコム証券での口座開設を検討してみてください。

auじぶん銀行との連携で普通預金金利0.3%

auカブコム証券とauじぶん銀行を連携すると、普通預金金利が最大0.3%となります。auじぶん銀行の普通預金金利は、通常0.001%です。しかし条件を満たすことで最大0.3%の優遇金利になります。条件をまとめたので、適用できるものから設定していきましょう。

設定内容 金利
auPayにauじぶん銀行を連携する +0.05%
auPayカードの引き落とし口座をauじぶん銀行に設定する +0.05%
auカブコム証券とauじぶん銀行を連携する +0.099%
auマネ活プランに加入する +0.05%
auPayゴールドカード会員になる +0.05%

※2023年11月1日時点
引用:auカブコム証券 | 業界最高水準の円普通預金金利 合計最大年0.30%(税引前)!

すべての条件を達成すると、auじぶん銀行の普通預金金利が0.3%になります。条件を達成するごとに金利がプラスされていく仕組みなので、適用できるものから設定していくといいでしょう。

Pontaポイントで投資可能

auカブコム証券では、Pontaポイントで投資ができます。1ポイント1円から利用が可能です。auPayカードの利用で貯まるのはPontaポイントですから、auユーザーであれば知らない間に貯まっていることも多いかもしれません。auカブコム証券でPontaポイントが利用できるのは、投資信託のスポット購入とプチ株です。プチ株とは、1株から株を購入できる仕組みで、少額から株式投資が可能になります。

ポイントを利用した具体的な投資方法を考えてみましょう。例えばS&P500に投資する投資信託を毎月クレジットカードで決済し、ポイントが貯まったら日本株に投資をする銘柄を分散投資としてポイントで購入する、といった使い方も可能です。ポイント投資は、少額から投資をしたい人や投資に資金を利用するのが不安な人にとってメリットが大きいといえます。

Pontaポイントが利用できるのは、投資信託とプチ株だけで、つみたてNISAや通常の株式投資には利用できないので覚えておきましょう。

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auカブコム証券のデメリット

auカブコム証券は、100万円以上の取引では手数料が割高になるというデメリットもあります。

100万円以上の取引では手数料が割高

auカブコム証券の手数料は、100万円以上の取引では割高になります。

auカブコム証券 SBI証券 楽天証券
~10万円以下 99円 99円 99円
~50万円以下 275円 275円 275円
100万円以上 約定金額×0.099%+99円 (150万円まで)640円 (150万円まで)640円

※2023年11月1日時点
※税込
引用:auカブコム証券SBI証券楽天証券

例えば140万円の株を購入した場合、SBI証券や楽天証券での手数料は640円です。一方で、auカブコム証券では1,485円(140万円×0.099%+99円)の手数料がかかります。1回の取引が100万円を超えてしまう場合、auカブコム証券は手数料が割高になってしまう点はデメリットです。

とはいえ、一度の取引額が100万円を超えない場合はほかのネット証券各社と手数料が変わらないため気にしなくてもいいでしょう。

豊富な割引サービスを活用しよう

auカブコム証券は、割引サービスを豊富に展開しています。割引サービスは、5種類あるので確認しておきましょう。

名称 割引率 条件
auで株式割 1% auIDを登録する
NISA割 最大5% NISA口座を開設する
au割+ 最大15% KDDI<9433>株式を保有
株主推進割 10% 対象の銘柄を購入する
シニア割引 2~4% 満50歳以上が対象

※2023年11月1日時点
参考:auカブコム証券 | 割引サービス

特にauで株式割は、auIDを登録するだけで適用になるので、auユーザーには簡単に達成できるはずです。ほかにもNISA口座を開設したり、KDDI<9433>の株主になったりすると割引サービスが受けられます。手数料割引は併用が可能なので、こうしたサービスを活用してauカブコム証券をお得に利用しましょう。

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auユーザーがauカブコム証券をお得に利用する方法

auユーザーがauカブコム証券をお得に利用する方法を解説します。口座を開設していない人はもちろん、すでに開設している人も設定し忘れがないか確認しておきましょう。

auカブコム証券で口座開設しNISA設定

auカブコム証券でNISA口座を開設すると「手数料が割引になる」「Pontaポイントが貯まる」といったメリットがあります。NISAは、2024年から制度が変わり新NISAに変わります。2023年中に口座開設しておくと、新制度のスタート時に自動で口座が開設されるので、まだ開設していない人はなるべく早く開設しておきましょう。

auカブコム証券でNISA口座を開設することで得られるメリットは、以下のとおりです。

  1. .現物株式手数料が最大5%割引
  2. .つみたてNISAでPontaポイントが貯まる

auカブコム証券でNISA口座を開設すると、継続年数に応じて株式手数料が割引になります。1年目は1%割引、2年目は2%割引となっていき、5年目に最大の5%割引といった具合です。

またつみたてNISAや投信積立などで保有している投信残高に応じて毎月Pontaポイントが付与されます。特につみたてNISAは、10年後、20年後を目標として長期的に積み立てすることを目的にしている制度みです。

そのため保有しているだけでポイントが付与されるサービスは、投資家にとってメリットが大きいといえます。

今から始めるなら一般NISAがおすすめ

24年の新NISAに向けて口座を開設するなら、一般NISAで申し込むことをおすすめします。なぜならつみたてNISAの年間投資上限額は40万円ですが、一般NISAは120万円だからです。なるべく大きな資金が運用できる一般NISAを開設したほうがお得といえます。
一方で、少額で運用を始めたい場合はつみたてNISAを開始し、クレカ積立を利用するといいでしょう。2024年の新NISAでは、一般NISAとつみたてNISAが併用可能となります。2023年時点では、どちらか一方でしか買付できませんが、新NISAでは一般・つみたて、どちらも始められるので安心してください。

auじぶん銀行を開設し連携

auじぶん銀行を開設し、auカブコム証券と連携しましょう。2つの金融機関を連携するだけで、入出金の手数料が無料になり、auじぶん銀行の普通預金金利が0.1%になります。また所定の条件を満たすことで普通預金金利が最大0.3%になるため、設定できるものがないか確認しておきましょう。

  1. .auPayと口座を連携する(+0.05%)
  2. .auPayカードの引き落とし口座に設定する(+0.05%)
  3. .auカブコム証券と連携する(+0.099%)
  4. .auマネ活プランに加入する(+0.05%)
  5. .auPayゴールドカード会員になる(+0.05%)

auじぶん銀行を投資用口座として活用するとお得

auじぶん銀行を投資用口座として活用すると引き落としに便利なうえ、優遇金利が適用されてお得です。毎月貯蓄や投資にまわす資金を、auじぶん銀行へ入金しておきましょう。auIDを登録し、つみたてNISAや投信積立をauPayカード決済、auPayカードの引き落としをauじぶん銀行に設定します。これだけで優遇金利が適用され普通預金金利が0.2%となります。

またauじぶん銀行とauカブコム証券を連携して「自動入出金サービス」に登録しておけば、株式投資やIPOの注文時に、資金が不足していても銀行口座から自動で入金されるようになります。

auPayカードでクレカ積立

つみたてNISAや投資信託積立のクレカ決済に、auPayカードを活用しましょう。毎月の積み立てによる決済でPontaポイントが貯まります。還元率が1%と高いので、auPayカードを保有しているのであれば積極的に積み立てしたいところです。

2023年時点でクレカ決済の上限は5万円までとなっていますが、2024年から始まる新NISAで、つみたて投資枠の上限は年間120万円(月10万円)となります。毎月10万円の積み立てができる計算ですが、10万円をクレカ決済にしてもポイントがつくのは5万円までになるので覚えておきましょう。

貯めたポイントで投資

auカブコム証券では、貯めたポイントを投資に活用できます。投資信託のクレカ積立でPontaポイントが貯まり、貯めたポイントは、プチ株や投資信託の購入に充てられるので活用しましょう。

おすすめの方法としては、分散投資に利用する方法です。例えば毎月のクレカ積立では「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」に投資をし、貯めたポイントで「eMAXIS Slim新興国株式インデックス」に投資するといった投資方法です。

新興国株式は、先進国と比較すると値動きが大きいのが特徴のため、ポイントを活用することで資金を持ち出すことなくリスクの高い投資にもチャレンジできるようになります。もちろん日本株に投資をするファンドや資産を分散させているバランス型を選んで分散投資をしてもいいでしょう。

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auカブコム証券を利用するメリットでよくある質問

auカブコム証券を利用するメリットで、よくある質問をまとめました。

Q.auカブコム証券はどんな人におすすめ?

A.auカブコム証券は、auユーザーの人、au経済圏を利用している人におすすめです。主に以下の恩恵が受けられるので参考にしてください。

  • auユーザーは手数料が1%割引
  • 投資信託のauPayカード積立で最大3%還元
  • auじぶん銀行と連携すると優遇金利
  • 貯まったPontaポイントで投資できる

auカブコム証券は、au IDを登録すると手数料が1%割引になります。またauPayカードで投信積立を設定すると1%のポイント還元が受けられ、条件を満たすと最大で3%還元になる点も押さえておきましょう。

ほかにもauじぶん銀行と連携すると普通預金の金利が優遇されたり、貯めたPontaポイントでプチ株や投資信託の購入ができたりするなど多くのメリットがあります。

Q.auカブコム証券でNISAを始めるメリットは?

A.auカブコム証券でNISAを始めるメリットは「手数料が割引になる」「つみたてNISAでPontaポイントが貯まる」といった点です。まずNISA口座を開設すると、現物株式にかかる手数料が最大5%割引になります。NISA口座開設から1年目は1%割引、2年目は2%割引と継続年数に従って割引率が増加する仕組みです。最終的には、5年目に5%割引となります。

またつみたてNISAでもPontaポイントが貯まります。auカブコム証券の投信積立でauPayカードを利用すると、還元率が1%となるためお得です。購入した投資信託は、保有残高に応じて毎月Pontaポイントが付与されるので、投資を続けるモチベーションアップにもつながるでしょう。

Q.auカブコム証券のNISAの買い方は?

A.auカブコム証券でNISA取引を始めるのは、3ステップで完了です。

  1. .NISA口座を開設する
  2. .入金する
  3. .注文する

NISA口座を開設するには、税務署への申請が必要なので1~2週間ほどかかります。入金は、口座開設通知に振込先が記載されているので、指定された口座へ振り込みましょう。ネットバンキングを利用すると反映が早く便利です。つみたてNISAでは、auPayカードによるクレジットカード決済が利用可能です。

NISAが開設されたら、トップページの「NISA・つみたてNISA」をクリックしてください。

株式や投資信託、プチ株など自分が投資したい商品を選択して、画面の表示に従って数量や金額を入力すれば注文完了です。

Q.auカブコム証券の口座開設はどのくらいかかる?

A.auカブコム証券の口座開設にかかる期間は、口座開設方法によって異なります。最も早いのが最短翌営業日に口座開設できるスマートフォンによる自撮りで口座開設する方法です。本人確認書類のほかに自撮りで画像をアップロードします。この場合、口座番号などが記載された口座開設完了メールが届きます。

パソコンなどで本人確認書類をアップロードする場合の口座開設までの日数は、最短4営業日です。ユーザー情報を入力したあとで、マイナンバーと本人確認書類をアップロードし、口座が開設されるとauカブコム証券の口座番号やパスワードが記載された通知が郵送で届きます。

書面での郵送を選んだ場合は、最短7営業日です。口座開設資料が登録した住所あてに届くので記入し、本人確認書類のコピーを同封して返送しましょう。
なおNISA口座の開設には、税務署への申請が必要です。そのため1~2週間ほどかかるため注意しましょう。2023年中にNISAを開設しておけば、2024年の新NISA制度開始時に自動で口座が開設されるため便利です。まだNISA口座を開設してない人は、なるべく早く手続きすることをおすすめします。

\auユーザーにメリットの多いネット証券はauカブコム証券/

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成瀬 なぎさ

2級ファイナンシャルプランニング技能士 / 日本FP協会認定 AFP

法政大学法学部法律学科卒業。三菱UFJモルガンスタンレー証券に新卒で入社し、6年間個人営業を担当する。 日本株、米国株、投資信託数、債券の他に、生命保険や仕組債といった金融商品を案内・提案。退職後は自身で株式投資を行い、相場をチェック。同時に、投信や保険といった金融商品も最新情報を集めるようにしている。