NISAで買う銘柄の選び方を初心者向けに紹介

NISAで買う銘柄の選び方は、投資信託と株で異なります。

投資信託は、つみたて投資枠対象銘柄からコストやリターンを比較して選び、株は初心者であれば日経平均採用銘柄から投資目的(値上がり益、配当、株主優待)に応じて選びましょう。本記事では、NISAで買う銘柄の選び方を初心者向けに紹介します。

  1. 初心者に適したNISAで買う銘柄の選び方【投資信託】
    1. 1.つみたて投資枠に絞る
    2. 2.リスク許容度に応じて絞り込む
    3. 3.投資先が似た銘柄同士で比較して選ぶ
    4. 4.【複数買いたい人のみ】2銘柄以上選んで投資割合を決める
  2. 初心者に適したNISAで買う銘柄の選び方【株】
    1. 1.日経平均採用銘柄に絞る
    2. 2.投資目的に応じて絞り込む
    3. 3.投資金額に応じて選ぶ
  3. NISAで銘柄を選ぶ際に避けたほうがいいこと
    1. SNSで話題になっている株に飛びつく
    2. 投資銘柄を分散しすぎる
  4. 【NISA口座未開設者向け】金融機関の選び方
    1. 1.証券会社に絞る
    2. 2.手数料が無料または実質無料になる証券会社を選ぶ
  5. 1,800万円まで非課税で投資できるNISAで銘柄を選んでみよう

初心者に適したNISAで買う銘柄の選び方【投資信託】

NISAで買う投資信託は、以下の手順に従って選びましょう。

1.つみたて投資枠に絞る

まずは、つみたて投資枠対象銘柄に絞りましょう。つみたて投資枠の対象銘柄は、保有コスト(信託報酬)が低い投資信託に限定されており購入手数料がかかりません。投資信託のなかには、購入時の手数料が3.0%、保有コストが年率1.5%以上の銘柄もありますが、つみたて投資枠であれば高コスト銘柄を除外してくれます

【NISAつみたて投資枠対象銘柄のコスト(信託報酬)上限】

インデックスファンド アクティブファンド
投資対象が国内 投資対象が海外 投資対象が国内 投資対象が海外
年率0.55% 年率0.825% 年率1.1% 年率1.65%
インデックスファンド:日経平均やNYダウなどの指数に連動した運用を目指す投信
アクティブファンド:指数(インデックス)を上回る運用を目指す投信
※すべて税込み
参照:金融庁

コストと投資信託の利益は比例しないため、どの銘柄がいいのか判断できない人は、コストの低いつみたて投資枠対象銘柄から選びましょう。

2.リスク許容度に応じて絞り込む

つみたて投資枠に絞っても2024年10月24日時点で301銘柄あるため、リスク許容度に応じて絞り込みましょう。リスク許容度とは、損失を受け入れられる範囲のことです。個人差はあるものの一般的には、若い人ほどリスク許容度が高く年配の人ほど低い傾向があります。ここでは、一例として年代ごとにリスク許容度に応じた銘柄を紹介します。

・40代まで(リスク許容度高):株に100%投資する銘柄

40代までは、資産を守るよりも増やすことが大切です。株価暴落時のリスクの高さを受け入れたうえで株への投資割合が100%の投資信託を選びましょう。

株に100%投資する銘柄の例
  • eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
  • eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

直近5年間でeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は約2.4倍、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は約2.9倍に上昇しています(2024年11月8日時点)。2020年3月の新型コロナショックでは、30%前後下落したこともありますが、長期的に見れば株価の上昇に伴い投資信託の価格も上昇する可能性が高いといえるでしょう。

【2001年12月末に100万円を投資した場合の評価額の推移】

\低コスト銘柄の取り扱いが豊富/

・50代(リスク許容度中):株に50%程度投資する銘柄

定年が近い50代は、売却して老後に備える場合も想定して40代までと比べてリスクを抑える必要があります。40代までの運用を続けるのであれば、一部売却してリスク資産の割合を引き下げたほうがいいでしょう。これから始める場合は、株への投資割合を50%程度にしてリスクを抑えている銘柄への投資がおすすめです。

株に50%程度投資する銘柄の例
  • ニッセイ・インデックスバランスファンド(4資産均等型)
  • つみたて4資産均等バランス

4資産均等型の投資信託は、日本株、米国をはじめとした先進国株、国債などの国内債券、先進国債券の4資産に25%ずつ投資する方針を採用しています。直近5年の上昇率は、前者が+57.04%(2024年10月末時点)、後者が+54.74%(2024年11月18日時点)です。株に100%投資する銘柄に劣るものの、新型コロナショックでの下落率は15%程度に抑えられています。

歳を重ねるほど「暴落後に株価回復まで待つ」という行動がとりにくくなるため、株価上昇による利益を逃したとしても慎重に運用しましょう。

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・60代以降(リスク許容度低):債券への投資割合が高い銘柄

本格的な老後が迫る60代以降は、万が一投資で大きな評価損を抱えると安いタイミングで売却せざるを得ない状況に陥る可能性があります。株への投資割合が高い銘柄を引き続き保有する場合は、当面の生活費を現金で確保しましょう。これから投資を始める人は、債券への投資割合が高い銘柄を選ぶのが無難です。

債券への投資割合が高い銘柄の例
  • DCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)
  • 三井住友・DC年金バランス30(債券重点型)

債券とは、国や企業がお金を借りる際に発行するものです。金利と返済期日が決まっているため、株と比べて価格変動が小さい傾向があります。直近5年の上昇率は、前者が+27%(2024年10月末時点)、後者が+21.23%(2024年11月18日時点)です。どちらも20~30%前後と低いものの、新型コロナショックでの下落率は10%程度に抑えられています。

リスクが低い運用で老後資金が足りない場合は、無理に投資でカバーしようとせずにアルバイトや節約なども組み合わせて対応しましょう。

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3.投資先が似た銘柄同士で比較して選ぶ

運用方針がほとんど変わらない銘柄が複数あるため、投資先が似た銘柄同士で比較して選びましょう。リターンとコスト(信託報酬)で比べると、どの銘柄を選んだらいいのかがわかります。直近のリターンが高い銘柄が将来のリターンも高いとは限りませんが、ほかの銘柄と比較してコストの高いものや、あまりにもリターンが低いものは避けましょう

(2024年11月8日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)
(2024年11月8日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)
(2024年11月8日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

\低コスト銘柄の取り扱いが豊富/

4.【複数買いたい人のみ】2銘柄以上選んで投資割合を決める

そもそも投資信託は、1銘柄で複数の銘柄や商品に分散投資しているため、分散投資目的で2銘柄以上選ぶ必要はありません。どうしても複数買いたい人は、2銘柄以上選んで投資割合を決めましょう。

投資信託の複数保有や組み合わせについて詳しくは、投資信託を複数所有するメリット・デメリットとおすすめの組み合わせを解説!をご覧ください。

初心者に適したNISAで買う銘柄の選び方【株】

NISAで個別企業の株を買う場合、はじめは情報量が多く、わかりやすい日本株から投資してみましょう。株を買う場合は、各企業の業績(決算資料)をある程度確認したうえで買う必要があります。主要な米国株など国内の投資家に人気のある海外株は、各証券会社が日本語で情報を提供していますが、日本株と比べて不十分です。

英語が苦手な人は、企業の決算資料などを自分の目で見て確認できる日本株を選んだほうがいいでしょう。

どうしても米国株を買いたい人は、米国株(アメリカ株)の買い方や円貨と外貨のどちらがいいのか解説をチェックしてみてください。

1.日経平均採用銘柄に絞る

はじめて日本株に投資する場合は、できる限り日経平均採用銘柄に絞りましょう。日本株は、約4,000銘柄ありますが、日経平均採用銘柄であれば225銘柄まで絞り込めます。ベンチャー株のほうが当たったときの利益は大きいものの外した際の損失も大きい傾向があります。株価の上昇率は控えめですが、知名度の高い銘柄が多く事業内容がイメージしやすいため、銘柄選定もしやすいでしょう。

2.投資目的に応じて絞り込む

株に投資する際は、目的に応じて絞り込みましょう。投資目的は、大きく分けて3つあります。

・値上がり益

値上がり益狙いで日経平均採用銘柄から選ぶ場合、すでに大きく株価が上がってトレンドが過ぎつつある半導体などの銘柄は、短期投資を除いて避けましょう。

値上がり益狙いで買える銘柄の例
  • サイバーエージェント<4751>
  • 楽天グループ<4755>

いずれも、直近の日経平均株価の上昇から出遅れている銘柄です。

【サイバーエージェント<4751>の値動き(直近5年)】

サイバーエージェントの値動き(直近5年)
画像引用:SBI証券

【楽天グループ<4755>の値動き(直近5年)】

楽天グループの値動き(直近5年)
画像引用:SBI証券

サイバーエージェント<4751>は『ウマ娘』の大ヒットが落ち着いたことに伴い収益が減少し、株価が低迷していました。2024年は、新規タイトルのヒットによりゲーム事業の収益が回復し、大きく赤字を出していたABEMA関連事業の収益改善も進んでいます。楽天グループ<4755>は、楽天モバイルの大赤字により株価が暴落していましたが、近年は利用者の増加などに伴い赤字の縮小が進んでいます。

頻繁に売買するつもりがない場合は、このように直近の株価上昇から出遅れ気味の銘柄を選びましょう。

\日本株の手数料無料/

・配当

配当狙いで選ぶ場合は、配当利回りが高い銘柄に飛びつかないようにしましょう。配当利回り(%)は、「1株あたりの年間配当金÷1株あたりの株価×100」で算出されます。配当利回りが高い銘柄は、配当金が多いのではなく株価が安い可能性があることも忘れてはいけません。

配当利回りが高いのにもかかわらず株価が安い銘柄は「配当利回りの高さでしか投資家に魅力を訴求できない企業」という見方もできるでしょう。目安としては、配当利回りが3~4%程度の銘柄が無難です。

配当狙いで買える銘柄の例
  • ソフトバンク<9434>:予想配当利回り4.51%
  • アステラス製薬<4503>:予想配当利回り4.28%
(2024年11月11日時点)

安定的に配当をもらいたい場合は、できる限り景気に左右されづらい業種の銘柄を選びましょう。

\日本株の手数料無料/

・株主優待

株主優待は、日経平均採用銘柄以外で人気のある銘柄を選ぶことも選択肢の一つです。ほかにも自分が使うサービスが優待でもらえる銘柄であれば選んでもいいでしょう。ただし優待には、改悪や廃止となるリスクがあり、永続するものではありません。制度が変更されるリスクを承知したうえで購入しましょう。

人気のある株主優待銘柄の例
  • 吉野家ホールディングス<9861>
  • すかいらーくホールディングス<3197>

\日本株の手数料無料/

3.投資金額に応じて選ぶ

株は、投資信託とは異なり株価以上の金額がないと買えないため、投資金額に応じて選びましょう。また株主優待は、保有株数100株未満ではもらえない銘柄が多い傾向です。特に優待目的で株を買う場合は、100株保有できる金額がいくらなのかを確認しましょう。SBI証券をはじめとした大手ネット証券であれば手数料はかからないため「株価×100」で必要金額を計算できます。

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NISAで銘柄を選ぶ際に避けたほうがいいこと

NISAで銘柄を選ぶ際に避けたほうがいいことが2つあります。

SNSで話題になっている株に飛びつく

SNSで話題になっている株は、すでに株価がかなり上がっている可能性があります。購入後に上がったとしても一気に株価が上がった銘柄は売るタイミングが難しいです。ハイリスク・ハイリターンを求めるのであれば構いませんが、そうでないなら避けたほうがいいでしょう。

投資銘柄を分散しすぎる

投資銘柄を分散しすぎると管理しきれません。特に個別株を買う場合、各企業の決算発表で株価が大きく動くことがありますが、決算発表日は企業ごとにバラバラです。慣れていないうちは、保有銘柄が多すぎると決算発表を見逃してしまい、株価暴落に巻き込まれることがあります。初心者は、多くても3~5銘柄に絞ったほうが管理しやすいでしょう。

【NISA口座未開設者向け】金融機関の選び方

NISAを開設していない人は、銘柄を選ぶ前に口座を開設しましょう。NISAは、あくまでも非課税制度なので金融機関によって取扱商品が異なります。ここでは、金融機関の選び方を紹介します。

1.証券会社に絞る

銀行や信用金庫などでもNISAは開設できるものの、株は買えません。今は個別株に興味がない人でも将来的に株へ投資する可能性はあるかもしれないので証券会社でNISAを開設しましょう。投資信託を買う場合でも、取扱商品は証券会社のほうが豊富です。

【主な銀行・証券会社のNISA(成長投資枠+つみたて投資枠)の取扱銘柄数(投資信託)】

証券会社 銀行
SBI証券 1,289本 三菱UFJ銀行 396本
楽天証券 1,288本 三井住友銀行 99本
マネックス
証券
1,187本 みずほ銀行 127本
auカブコム
証券
1,138本 ゆうちょ銀行 66本
松井証券 1,155本 りそな銀行 95本
(2024年11月18日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

2.手数料が無料または実質無料になる証券会社を選ぶ

NISAを開設する場合、証券会社のなかでも日本株や米国株、投資信託の手数料が無料または実質無料になる大手ネット証券5社を選びましょう。大手ネット証券であればクレカ積立(クレジットカード決済による投信積立)に対応しており、証券口座への入金なしで積立投資が始められます。

※松井証券のクレカ積立は2025年5月より提供開始

・SBI証券:Vポイントや三井住友カードのユーザー向け

SBI証券
画像引用:SBI証券

【SBI証券の概要】

取扱銘柄数
投資信託 日本株 米国株
2,552 全銘柄 5,403
各種サービス
クレカ積立 ポイント投資 対応ポイント(※)
三井住友カード 日本株
投資信託
投信積立
Vポイント
Pontaポイント
dポイント
JALのマイル
PayPayポイント
※いずれか1つを選択。ポイント投資に対応しているのはVポイントまたはPontaポイント
(2024年11月19日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

SBI証券は、三井住友カードでのクレカ積立やVポイント(またはPontaポイント)によるポイント投資に対応している業界最大手のネット証券です。三井住友カードの利用金額が年間10万円以上であれば、クレカ積立で0.5%以上のVポイントが還元されます。

※プラチナランク以上のカードを除き、カード入会初年度に利用金額の条件なくポイントがもらえるのは1カードあたり1回限り。年間カード利用額にクレカ積立の金額は含まない。そのほか含まれないものがあるため、詳細は参照サイトを確認
参照:三井住友カードつみたて投資のポイント付与率および条件
(2024年11月12日現在)

三井住友カードやVポイントをよく利用する人は、SBI証券を選びましょう。

\業界最大手のネット証券で取扱商品が豊富/

SBI証券について詳しく知りたい人はこちら
SBI証券で口座開設するメリットを紹介

・楽天証券:楽天会員向け

楽天証券
画像引用:楽天証券

【楽天証券の概要】

取扱銘柄数
投資信託 日本株 米国株
2,574 東証・名証 5,125
各種サービス
クレカ積立 ポイント投資 対応ポイント
楽天カード 日本株
米国株
投資信託
投信積立
楽天ポイント
(2024年11月19日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

楽天証券は、楽天会員が利用すると様々な特典が受けられるネット証券です。楽天カードでのクレカ積立に対応しており、積立金額に応じて0.5~2.0%の楽天ポイントがもらえます

【クレカ積立のポイント還元率】

カード名 ポイント還元率
楽天カード 代行手数料
年率0.4%未満
(659銘柄)
代行手数料
年率0.4%以上
(1,771銘柄)
楽天カード 0.5% 1.0%
楽天
ゴールドカード
0.75% 1.0%
楽天
プレミアムカード
1.0% 1.0%
楽天
ブラックカード
2.0% 2.0%
※代行手数料:投資信託の保有中に負担する主なコスト(信託報酬)のうち楽天証券が受け取る手数料
参照:楽天証券|クレカ積立(楽天カードクレジット決済)
(2024年11月19日現在)

楽天銀行に口座があれば、証券口座との連携(マネーブリッジ)により楽天銀行の普通預金金利が最大0.18%(300万円まで)に上がります。楽天会員がユーザーの85%以上(2024年6月時点)を占めているため、今後も楽天グループのサービスを使い続けるなら楽天証券を選びましょう。

\楽天グループのサービス利用者におトク/

楽天証券について詳しく知りたい人はこちら
楽天証券でのNISAの始め方!おすすめ銘柄や他社からの変更方法

・マネックス証券:dポイントやdカードのユーザー向け

マネックス証券
画像引用:マネックス証券

【マネックス証券の概要】

取扱銘柄数
投資信託 日本株 米国株
1,764 全銘柄 4,928
各種サービス
クレカ積立 ポイント投資 対応ポイント
dカード 投資信託 dポイント
(2024年11月19日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

マネックス証券は、dカードでのクレカ積立やdポイント投資に対応するネット証券です。年会費無料カードに限れば、ほかの大手ネット証券より還元率が高く年会費無料のdカードでも月5万円までなら1.1%のdポイントが還元されます。

【クレカ積立のポイント還元率】

dカードdカード GOLD
NISA口座NISA以外
月5万円まで1.1%1.1%1.1%
月5万円超~
月7万円
0.6%1.1%0.6%
月7万円超~
月10万円
0.2%1.1%0.2%
参照:マネックス証券|dカード積立
(2024年11月12日現在)

月5万円を超えるとdカード GOLDを除いてクレカ積立の還元率は下がってしまいますが、少額の投信積立ならマネックス証券がお得です。

\年会費無料のカードでも最大1.1%還元/

マネックス証券について詳しく知りたい人はこちら
【マネックス証券で始めるつみたてNISA】特徴や評判、買い方を徹底解説

・auカブコム証券:Pontaポイントやau PAY カードのユーザー向け

auカブコム証券
画像引用:auカブコム証券

【auカブコム証券の概要】

取扱銘柄数
投資信託 日本株 米国株
1,837 全銘柄 1,956
各種サービス
クレカ積立 ポイント投資 対応ポイント
au PAYカード 投資信託
単元未満株
(プチ株)
Pontaポイント
(2024年11月19日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

auカブコム証券は、au PAYカードでのクレカ積立やPontaポイント投資に対応するネット証券です。クレカ積立では、金額を問わず1.0%のPontaポイントが還元されるため、年会費無料のカードで月6万2,300円以上積み立てる場合は、マネックス証券よりも獲得ポイントが多くなります

※2025年5月から提供開始。他社とポイントの価値が異なるため1ポイント=5円分として記載
(2024年11月12日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

年会費無料のカードで月6万2,300円以上のクレカ積立をする場合は、auカブコム証券を選びましょう。

\月10万円までクレカ積立の還元率1.0%/

auカブコム証券について詳しく知りたい人はこちら
auカブコム証券はauユーザーにメリットが多い!おすすめの理由を解説

・松井証券:電話で無料の銘柄相談を受けたい人向け

松井証券
画像引用:松井証券

【松井証券の概要】

取扱銘柄数
投資信託 日本株 米国株
1,883 全銘柄 4,568
各種サービス
クレカ積立(※) ポイント投資 対応ポイント
JCBカード 投資信託
投信積立
(3銘柄)
松井証券ポイント
※2025年5月より提供開始
(2024年11月19日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

松井証券は、2025年5月よりJCBカードでのクレカ積立に対応するネット証券です。2024年11月時点ではクレカ積立ができませんが、手厚い顧客サポートには定評があります。どのネット証券でも不明点を電話などで問い合わせることはできますが、原則として銘柄相談は受け付けていません。

松井証券では「株の取引相談窓口」を設けており、日本株や米国株でどの銘柄に投資したらいいかわからない人向けに専門家がアドバイスをしてくれます。株式投資がはじめての人は、松井証券を利用してみましょう。

\無料で銘柄相談ができる/

松井証券について詳しく知りたい人はこちら
松井証券のメリットとデメリットは?松井証券が向いている人まで解説

1,800万円まで非課税で投資できるNISAで銘柄を選んでみよう

2024年から始まった新NISAは、株や投資信託など幅広い商品に投資できます。取扱商品が多いため、銘柄選びに迷うこともあるかもしれませんが、基本的な選び方を覚えておけば絞り込むことは可能です。ここで紹介した「投資信託の選び方」や「株の選び方」を参考にして、NISAでの投資を始めてみてはいかがでしょうか。

まだNISA口座がない人は「金融機関の選び方」から自分にあう証券会社を選んで開設しましょう。マイナンバー(通知)カードや運転免許証があれば、スマホで5~10分程度で申し込めて1~2日後には開設できます