マネックス証券はやめたほうがいい?悪い評判やメリット・デメリットを解説

「マネックス証券はやめたほうがいい」という悪い評判や口コミを見て、ためらっている人向けの解説記事です。マネックス証券での口座開設を検討している人は、参考にしてください。

結論からいえばマネックス証券は、dカードによるクレカ積立でdポイントが貯まるのでドコモユーザーにおすすめです。

また投資情報が充実しており、米国ETFの分配金再投資が可能なので、こうしたサービスに関心がある人にもメリットの多い証券会社といえます。

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  1. マネックス証券はdカードユーザーにおすすめ!分析ツールも優秀な証券会社
  2. マネックス証券はやめたほうがいい?悪い口コミを分析
    1. 手数料が高い?
    2. アプリが使いにくい?
    3. マネックスポイントは使いにくい?
    4. マネックス証券は潰れる?
  3. マネックス証券をおすすめする8つのメリット
    1. 1.NISA口座は全取引手数料無料(キャッシュバックも含め)
    2. 2.ツールなどの投資情報が充実
    3. 3.米国株の取扱数が豊富
    4. 4.米国株ETFの再投資ができる
    5. 5.IPOが完全平等抽選
    6. 6.クレカ積立にdカード対応
    7. 7.ロボアドバイザー「ON COMPASS」が利用可能
    8. 8.貸株サービスで金利がつく
  4. マネックス証券での資産運用が向いている人
    1. NISA口座の開設を検討している人
    2. dカードでdポイントを貯めている人
    3. 高性能な株式ツールで銘柄分析をしたい人
    4. 少額でIPOに参加したい人
    5. 米国株やETF投資を始めたい人
    6. 実績のあるロボアドバイザーを利用したい人
  5. マネックス証券の基本情報
  6. マネックス証券と他社を比較すると?
    1. クレカ積立で比較
    2. 手数料で比較
    3. 米国株で比較
    4. NISA制度を比較
  7. マネックス証券はやめたほうがいいに関するQ&A
    1. マネックス証券はなぜやめたほうが良いといわれる?
    2. マネックス証券の強みは?
    3. マネックス証券が向いていない人は?

マネックス証券はdカードユーザーにおすすめ!分析ツールも優秀な証券会社

マネックス証券は、dカードによるクレカ積立でdポイントが貯まります。ドコモユーザーやdポイントを貯めている人は、クレカ積立で貯めたポイントを投資することでより効率的に資産運用が可能です。

NISAでの取引手数料は、すべて無料(キャッシュバックも含め)となっています。そのためdカード保有者は、NISA口座開設がおすすめです。

またマネックス証券は、株式投資における銘柄分析ツールも優秀といえます。業績予想や事業計画なども見やすく競合他社との比較も簡単です。特に四半期業績比較では、前期比や利益率なども見られるので銘柄選定の深掘りに効果的でしょう。

「他社で取引中だけど投資情報が不足している」と感じている人は、ぜひマネックス証券を検討してみてください。

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マネックス証券はやめたほうがいい?悪い口コミを分析

マネックス証券に関する悪い口コミや評判をまとめました。「マネックス証券はやめたほうがいい」という噂は本当なのか、検証していきます。

手数料が高い?

マネックス証券のNISA口座では、すべての取引における売買手数料が無料(キャッシュバックも含め)です。そのためNISA口座の開設を検討している人は、コストを気にする必要はありません。

課税口座(特定口座や一般口座)の場合、取引手数料がかかりますが、投資信託の売買手数料は無料です。投信積立を始めたい人もマネックス証券なら手数料を気にしないで取引できます。

NISA以外での株式投資に関しては、手数料がかかるので確認しておきましょう。

【マネックス証券の現物取引手数料】

約定金額 取引毎
手数料コース
一日定額
手数料コース
~5万円以下 55円 550円
~10万円以下 99円
~20万円以下 115円
~50万円以下 275円
~100万円以下 535円
~150万円以下 640円 100万円超、約定金額300万円ごとに2,750円
~3,000万円以下 1,013円
(2025年1月13日時点)
※すべて税込

マネックス証券の手数料については、こちらの記事でも解説しています。
マネックス証券で手数料無料になる取引とおすすめ活用ポイント

アプリが使いにくい?

マネックス証券のアプリは「使いにくい」「動作が遅い」といった口コミがあるようです。

アプリの動作に関しては、利用している環境に左右される面が大きいです。私の個人的な意見ですが、実際にアプリを利用していて、動作が遅かったりアプリが落ちてしまったりすることはありません。

指紋認証でログインでき、資産状況やマーケット情報もすぐに見られます。投信積立や銘柄スカウターなど、よく使うメニューを自分でカスタマイズできる点も気に入っています。

とはいえ、「スマートフォンの動作環境があまり良くない」「操作に自信がない」という人には利用が難しいのかもしれません。こうした人は、パソコンでの取引をおすすめします。

マネックスポイントは使いにくい?

マネックスポイントは、投資信託の保有やマネックスカードの利用で貯まるポイントです。しかしこのポイントの「使い道がない」「使わない」という点に不満を感じている人もいました。

ただマネックスポイントは、投資信託を買付したりdポイントやPontaポイントなど他社のポイントに交換したりすることができます。マネックスポイントの使い道をまとめると以下のとおりです。

【マネックスポイントの使い道】

投資信託の買付 1マネックスポイントを1円として1マネックスポイントから利用可能
各種通貨と交換 200マネックスポイントから暗号資産(ビットコイン、イーサリアム、リップル)へ交換可能
他社ポイントサービスへの交換 1マネックスポイントをdポイント1ポイントと交換可能
1マネックスポイントをAmazonギフトカード1円相当と交換可能
50マネックスポイントをVポイント50ポイントと交換可能
1マネックスポイントをPontaポイント1ポイントと交換可能
50マネックスポイントをnanacoポイント50ポイントと交換可能
100マネックスポイントを電子マネーWAONポイント100ポイントと交換可能
1,000マネックスポイントをANAの250マイルと交換可能
1,000マネックスポイントをJALの250マイルと交換可能
寄付する 1マネックスポイントを1円として日本赤十字社へ寄付可能
(2025年1月13日時点)

貯めたポイントを何に活用すべきか悩んでいるなら投資信託の購入がおすすめです。ポイントで投資信託を購入した場合でも解約して出金するときは現金で受け取ることができます。

マネックス証券は潰れる?

「マネックス証券は潰れるのではないか」と心配している人が口コミで見受けられました。しかしマネックス証券は、財務状況も健全でネット証券の大手のため、その心配はなさそうです。

2024年12月時点におけるマネックス証券の基本情報を見てみましょう。

【マネックス証券の基本情報】

設立 1999年4月
口座数 268万616件
預かり資産 約8兆9,191億円
格付
(JCR:長期発行体)
AA(安定的)
当期利益
(2024年3月期)
約314億7,500万円
※2024年12月末時点

マネックス証券の基本情報を見てみると口座数も預かり資産も多く、当期利益も順調であることがわかります。格付けもAAと安定的とされているため、潰れてしまう心配はないとなさそうです。

仮に万が一マネックス証券が潰れても、金融商品取引法によって投資家の資産は会社の資産と別に保管することが義務付けられているため、預けた資産は基本的に戻ってきます。

マネックス証券をおすすめする8つのメリット

マネックス証券を実際に利用していて感じるメリット、おすすめポイントを8つ紹介します。口座開設を検討している人はぜひ参考にしてください。

マネックス証券のメリットについて、こちらの記事でも詳しく解説しています。
マネックス証券のメリットとは?ドコモとの提携によるメリットも解説

マネックス証券のおすすめするポイントは、以下の8つです。

1.NISA口座は全取引手数料無料(キャッシュバックも含め)

NISA口座は全取引手数料無料
(画像引用元:マネックス証券NISA

マネックス証券のNISAなら、キャッシュバック形式も含めて売買手数料がすべて無料です。

【マネックス証券で売買手数料が無料になるもの】

買付 売却
日本株
(現物取引)
無料 無料
日本株
(単元未満株)
無料 全額キャッシュバック
米国株
(ETF含む)
全額キャッシュバック 全額キャッシュバック
中国株
(ETF含む)
全額キャッシュバック 全額キャッシュバック
投資信託 無料 無料
(2025年1月13日時点)

証券会社によっては、中国ETFは無料だけれど中国株は手数料がかかるなど手数料無料化の条件がわかりにくいところもあります。しかしマネックス証券の場合、NISA口座での取引がすべて売買手数料無料(キャッシュバックも含む)なので、わかりやすいことも大きなメリットです。

「NISA口座の開設を検討している」「コストを抑えた資産運用を検討している」という人は、マネックス証券を検討してみましょう。

マネックス証券のNISA情報に関しては、こちらの記事でも解説しているので参考にしてください。
【マネックス証券で始めるつみたてNISA】特徴や評判、買い方を徹底解説

\NISA口座の全取引が手数料無料なのはマネックス証券!/

2.ツールなどの投資情報が充実

マネックス証券は、取引ツールや投資情報が充実している点もメリットの一つです。投資初心者には、「銘柄スクリーニング」の利用が向いています。

PBRやROEを自分で選択して銘柄スクリーニングすることも可能です。しかしおすすめ検索で「高成長で値ごろな銘柄」「高配当で好財務銘柄」などマネックス証券がオリジナルで選定した条件でも銘柄検索ができます。

例えば「高配当で好財務銘柄」を選ぶと「配当利回り3%以上」「自己資本比率70%以上」「PBR1倍以下」と自動で入力されるので便利です。自分で好きな条件を追加することもできます。

マネックス証券の投資情報は、銘柄スクリーニングで出てきた銘柄を分析する際にも大いに役立ちます。個別銘柄画面の「株価分析」では、チャートのほかにアナリスト予想、株価指標などが一度に見られ理論株価や株価診断も確認できます。

また「銘柄スカウター」では、株価が現在割安か割高かを見られるだけでなく「マイ理論株価 計算機」の利用も可能です。

【マネックス証券のマイ理論株価計算機】

マネックス証券のマイ理論株価計算機
(画像引用元:マネックス証券株価分析

EPSや成長率を入力すると、理論株価を計算してくれるので、銘柄分析を深くしたい人には最適な機能です。

3.米国株の取扱数が豊富

マネックス証券は、米国株の取り扱いが豊富なので、米国株での資産運用を始めたい人にもおすすめです。

米国株の取扱銘柄数をまとめると以下のとおりです。

【各ネット証券会社の米国株取扱銘柄数】

※2025年1月21日時点

マネックス証券は、NISA口座であれば米国株・ETFの売買手数料がキャッシュバックを受けられるため実質無料になります。また米国株取引での日本円から米ドルへの為替手数料が0銭です。

銘柄スクリーニングは、米国株でも利用できるので個別銘柄の選定もできます。

「これから米国株投資を始めたい」「米国株の個別銘柄情報を掘り下げて調べたい」という人は、ぜひマネックス証券を検討してみてください。

マネックス証券で取り扱う米国株については、こちらの記事でも買い方やメリットを紹介しています。
マネックス証券の米国株の買い方を紹介!メリットや手数料・おすすめ銘柄も

4.米国株ETFの再投資ができる

マネックス証券は、米国ETFの再投資ができるのでETF運用に興味がある人にもおすすめです。

投資信託の場合、購入時に分配金の再投資と受け取りがボタン一つで選択できます。しかしETFの場合、定期買付はできても分配金を再投資するサービスは導入していない証券会社が多い傾向です。

その点、マネックス証券は配当金再投資サービスを導入しています。保有銘柄の分配金が出た場合、当該銘柄の買付注文が自動で出されます。分配金が再投資できるので、複利効果を活かしてより効率的に資産運用ができる点がメリットです。

マネックス証券では、課税口座であっても米国ETF買い放題プログラムを展開しています。

マネックス証券が指定する21銘柄(2025年1月21日時点)であれば、買付手数料が全額キャッシュバックとなるので、すでにNISA口座を他社で開設している人でもコストを気にしないで取引可能です。

プログラム対象銘柄には「バンガード・トータル・ストック・マーケットETF(VTI)」や「SPDRポートフォリオS&P500高配当株式ETF(SPYD)」といった人気の銘柄もあるので、購入する銘柄に困ることはないでしょう。

5.IPOが完全平等抽選

マネックス証券は、IPOが完全平等抽選となっています。少額で新規公開株に応募しても当選できる可能性があるので、IPOに興味がある人はマネックス証券がおすすめです。

IPOとは、新規公開株のことです。株式を証券取引所へ新規上場する際は、事前に株式売り出しに申し込み、抽選に当たった人だけが購入する権利を獲得できます。

抽選方法は、証券会社によって異なりますが、一般的に多くの株数を申し込んだ人が有利になる傾向があるため、少額でIPOに参加している人にとっては不利です。

【各ネット証券会社のIPO抽選方法】

(2025年1月13日時点)

すでにほかの証券会社で取引しているが「IPOになかなか当選しない」「少額でIPOを始めてみたい」という人は、マネックス証券を検討してみてください。

マネックス証券のIPOについてより詳しく解説した記事もあるので、あわせて読んでみてください。
> マネックス証券のIPOは完全平等抽選!特徴や買い方を解説

6.クレカ積立にdカード対応

マネックス証券は、投信積立のクレジットカード決済にdカードが利用できdポイントを貯めることができます。

マネックス証券は、2024年からNTTドコモとの提携を開始し投資信託の積み立てにdカード決済が利用できるようになりました。また貯まったdポイントで投資信託の購入も可能です。

dカードによる還元率を以下の表でまとめたので確認してみましょう。

dカードは3種類あり、年会費が2万9,700円のdカードPLATINUM、年会費が1万1,000円のdカードGOLD、年会費無料のdカードが発行されています。

※年会費はすべて税込

【マネックス証券のdポイント還元率・dカードPLATINUM】

積立額 NISA口座 課税口座
(特定口座や一般口座)
1,000円~
5万円以下
3.1% 3.1%
5万円超~
7万円以下
2.6%
7万円超~
10万円以下
2.2%
※入会初年度の数字を記載。2年目以降は毎月のショッピング利用額で還元率が変わります
※キャンペーン分は除く
(2025年1月13日時点)

【マネックス証券のdポイント還元率・dカードGOLD】

積立額 NISA口座 課税口座
(特定口座や一般口座)
1,000円~
5万円以下
1.1% 1.1%
5万円超~
7万円以下
0.6%
7万円超~
10万円以下
0.2%
(2025年1月13日時点)

【マネックス証券のdポイント還元率・dカード】

積立額 NISA口座 課税口座
(特定口座や一般口座)
1,000円~
5万円以下
1.1%
5万円超~
7万円以下
0.6%
7万円超~
10万円以下
0.2%
(2025年1月13日時点)

毎月の積立額によって還元率が異なりますが、年会費無料のdカードであっても最大1.1%のポイントが付与されます。

キャンペーンなどで、還元率がアップすることがあるので、ポイ活をしている人はチェックしてみてください。

7.ロボアドバイザー「ON COMPASS」が利用可能

マネックス証券では、ロボアドバイザー「ON COMPASS(オンコンパス)」が利用できます。

ロボアドバイザーの種類は、大別すると「助言型」と「投資一任型」の2つありますが、ON COMPASSは自動で売買をしてくれる「投資一任型」です。ON COMPASSに投資することで、世界約80ヵ国、約4万銘柄に分散投資できます。

簡単な質問に答えるだけで、その人に合った最適なポートフォリオをAIが提案してもらえます。一度設定すれば自動で積み立てされ、売買はAIが行ってくれるため、自分で発注する必要はありません。

また「毎月投資額を決めて資産形成するプラン」のほかにも「目標額を決めて運用するプラン」「運用しながら定期的に引き出せるプラン」などがあります。

マネックス証券ON COMPASS
(画像引用元:マネックス証券ON COMPASS

自分に合ったプランが選べる点もON COMPASSの強みです。自分で市場の動きをチェックしている時間がない人や、ロボアドバイザーに興味がある人はON COMPASSでの運用を検討してみてください。

8.貸株サービスで金利がつく

貸株サービスとは、個人投資家がマネックス証券に株を貸し出すと金額に応じた金利がつくサービスのことです。

長期保有が前提であれば、貸し付けによる金利がつくので、ただ株を保有するよりお得です。とはいえ、「株を貸している間は株主優待が受け取れない」「配当金が配当所得ではなく雑所得扱いになる」という点には、注意が必要です。

マネックス証券では、株券を貸し出しつつ株主優待や配当金を受け取る際は権利確定日に自動で貸株を解除する設定が可能です。貸株金利は、通常0.1%ほどですが、ボーナス金利銘柄になると最大15%と高い金利になることもあります。

実際にマネックス証券の貸株サービス金利を見てみましょう。

【2025年1月現在のボーナス金利銘柄】

ボーナス金利銘柄 通常金利
3.0%以上
(最大15.0%)
3.0~0.5% 0.1%
42銘柄 258銘柄 約3,500銘柄以上
※2025年1月21日時点

マネックス証券では、単元未満株も貸株サービスに貸し出すことができるので、興味がある人はぜひ活用してみてください。

マネックス証券での資産運用が向いている人

マネックス証券での資産運用が向いている人を紹介します。

「NISA口座の開設を検討している」「dカード保有者」「銘柄分析を詳細に深く行いたい」といった人は、マネックス証券がおすすめです。

NISA口座の開設を検討している人

NISA口座の開設を検討している人は、マネックス証券がおすすめです。

マネックス証券では、NISAのすべての取引がキャッシュバック形式を含めて手数料無料となっています。米国株やETFを購入した際の為替手数料もかからないので、コストを抑えた取引をしたい人におすすめです。

マネックス証券のNISAでは、以下の取引がすべて売買手数料無料(キャッシュバックも含め)となっています。

  • 国内株式(現物取引)
  • 国内株式(単元未満株)
  • 米国株・ETF
  • 中国株・ETF
  • 投資信託

すでに別の証券会社でNISA口座を開設している場合でも、手続きをすればマネックス証券へ口座を移すことができます。

とはいえNISA口座の金融機関変更は、年1回なので覚えておいてください。変更する場合のスケジュールは、以下のとおりです。

【NISA口座における金融機関の変更スケジュール】

(2025年1月13日時点)

変更前の金融機関で「勘定廃止通知書」または「非課税口座廃止通知書」を発行してもらいましょう。その書類を、本人確認書類と一緒にNISA口座開設申込書を提出すれば、個人での手続きは完了です。

その後、証券会社が税務署へNISA口座の開設申し込みを行うため、NISA口座における金融機関の変更には1ヵ月程度かかります。

マネックス証券のNISA口座活用については、こちらの記事でも解説しています。
マネックス証券のNISAはクレカ積立がお得!メリットを徹底解説

dカードでdポイントを貯めている人

dカードを利用していて現在dポイントを貯めている人は、マネックス証券の利用が向いています。特に年会費無料のdカードは、NISA口座、課税口座のどちらでも還元率が変わりません。

【dカードの還元率】

5万円以下 1.1%
5万円超~7万円以下 0.6%
7万円超~10万円以下 0.2%
(2025年1月13日時点)

ほかの金融機関でNISA口座を開設している人でも、dカードで投信積立をするとdポイントが貯まり、そのポイントで投資信託の購入も可能です。

dポイントで積み立てた投資信託は、売却すると現金として出金できるのでお得に資産運用できます。dポイントを貯めている人は、マネックス証券でのポイント投資を活用してみてください。

高性能な株式ツールで銘柄分析をしたい人

マネックス証券は、株価分析ツールが高性能なので銘柄分析に力を入れたい人にも向いています。

マネックス証券の株価分析ツール「マネックス銘柄スカウター」には、以下のような機能が備わっています。

【銘柄スカウターの機能】

機能 ポイント
複数銘柄の一覧比較 ・銘柄を最大6つ選択し、株価やPER、PBRといった指標を一覧にして比較できる
・同じ業界内での比較はもちろん自分が気になっている銘柄を比較して売買の参考にしてもいい
過去10期以上の業績がグラフ表示 ・売上高や営業利益などの業績を過去10期以上にわたってグラフで表示
・PERや配当利回りのチャート推移も最長5年間見られる
理論株価の計算 ・通常の理論株価やアナリスト評価の変化を確認できる
・自分で想定するEPSとPERを設定すると算出されるマイ理論株価 計算機がある
(2025年1月13日時点)

「投資情報をもっと深く掘り下げたい」「現在利用中の証券会社の投資ツールが不満」という人は、ぜひマネックス証券の銘柄スカウターを利用してみてください。

少額でIPOに参加したい人

マネックス証券のIPOは、完全平等抽選のため、資金力に関係なく当選のチャンスがあります。そのため少額でIPOに参加したい人には、マネックス証券がおすすめです。

一般的にIPOは、申し込んだ株数が多い人のほうが当選しやすくなっています。100株しか申し込んでいない投資家より、500株、800株申し込んだ投資家のほうが抽選に当たるチャンスが多いとイメージするとわかりやすいかもしれません。

しかしマネックス証券は、申し込んだ株数に関係なく、1人1抽選券による完全平等抽選方式を採用しています。「すでにほかの証券会社でIPOに参加しているけど、なかなか当選しない」という人にもマネックス証券はおすすめです。

2021~2024年にマネックス証券が取り扱ったIPO銘柄をまとめてみました。

【2021~2024年にマネックス証券が取り扱ったIPO】

2024年 2023年 2022年 2021年
50件 53件 61件 66件
(2025年1月13日時点)

少額でIPO投資に挑戦したい人は、ぜひマネックス証券を検討してみてください。

マネックス証券のIPOについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。
マネックス証券のIPOは完全平等抽選!特徴や買い方を解説

米国株やETF投資を始めたい人

米国株やETFを始めたい人にもマネックス証券はおすすめです。

特に米国ETFは「米国ETF買い放題プログラム」というサービスを提供しており、買付手数料が全額キャッシュバックされるため、大変お得です。

プログラムの対象銘柄は、21銘柄(2025年1月21日時点)となっており、メジャーなETFはほとんど網羅されています。

【米国ETF買い放題プログラムの対象ETFの一例】

(2025年1月13日時点)

米国株だけでなく金価格やインド株、ベトナム株をインデックスとする銘柄も対象です。

また分配金を出すETFに関しては、設定しておけば再投資されます。そのためETFの定期買付や再投資での資産運用を検討している人は、マネックス証券がおすすめです。

実績のあるロボアドバイザーを利用したい人

運用実績のあるロボアドバイザーを利用したい人は、マネックス証券が向いています。

マネックス証券の運用しているロボアドバイザー「ON COMPASS」は、2023年4月に金融庁から公表された「ファンドラップ平均パフォーマンス」で3年リターンと5年リターンで1位を獲得しています。

ON COMPASSで運用することで、世界約80ヵ国、約4万銘柄に分散投資が可能です。加えて手数料が1%を超えるロボアドバイザーが多いなかで、マネックス証券のON COMPASSは年率0.9775%程度とコストが低水準なこともうれしい特徴といえるでしょう。

積み立てをしている人のなかには、特に目標額を決めずに毎月一定額を投資に回している人も多いかもしれません。ON COMPASSは「何年後にいくら貯めたい」「何年間積み立てたあと少しずつ引き出す」といった設定ができるため、目標額が具体的に見えて運用している間も安心感がある点もメリットです。

ロボアドバイザーでの運用に興味がある人は、ぜひマネックス証券で資産運用を検討してみてください。

マネックス証券の基本情報

マネックス証券の基本情報を確認しておきましょう。

【マネックス証券の基本情報】

口座数
(2024年12月末時点)
268万616件
手数料(税込) <NISA口座>
全取引の売買手数料無料

<課税口座・取引毎手数料コース>
~5万円以下:55円
~10万円以下:99円
~20万円以下:115円
~50万円以下:275円
~100万円以下:535円
~150万円以下:640円
~3,000万円以下:1,013円

<課税口座・一日定額手数料コース>
~100万円以下:550円
100万円超、約定金額300万円ごとに2,750円
取扱投資
信託本数
1,783件
つみたて投資枠
対応投信
234件
成長投資枠
対応投信
1,200件
IPO実績
(2024年)
50件
取扱外国株 ・米国株
・中国株
クレジットカード積立対応クレカ ・マネックスカード
・dカード
対応ポイント ・マネックスポイント
・dポイント
還元率 ・マネックスカード:0.2~1.1%
・dカード:0.2~3.1%
口座開設日数 ・オンライン:2~3営業日
・郵送:1週間~10日程度
こんな人に
おすすめ
・dカード保有者でdポイントを貯めている人
・株価分析をしっかりと行いたい人
・少額でIPOに参加したい人
・米国株・ETFで資産運用をしたい人
・ロボアドバイザーを利用したい人
※特記がない場合は2025年1月21日時点

マネックス証券は、「dカードでのクレカ積立を検討している」「米国株・ETFでの資産運用を検討している」という人に特におすすめです。

またIPOが完全平等抽選となっているので、「他社で運用中だけどIPOになかなか当選できない」という人へのサブ口座としても向いています。

「銘柄スカウター」による株価分析は、個別株投資をしている人にとって心強いツールなので、より深く銘柄研究したい人は、マネックス証券を検討してみてください。

\銘柄分析をより深掘りしたい人は銘柄スカウターがおすすめ!/

マネックス証券と他社を比較すると?

マネックス証券を他社と比較してみました。大手ネット証券各社と比較しても、マネックス証券は引けを取らない証券会社ということがわかります。

こちらの記事では、マネックス証券と楽天証券を比較して詳しく解説しています。ぜひ参考にしてください。
マネックス証券と楽天証券を徹底比較!おすすめはどっち?両社のメリットも解説

クレカ積立で比較

投信積立によるクレカ積立で、どのくらいの還元率になっているのかを比較してみましょう。年会費無料のクレジットカードで投信積立をした場合の還元率を以下の表でまとめました。

【クレカ積立による還元率比較】

(2025年1月13日時点)

条件によって還元率が変わる証券会社が多くなっています。マネックス証券のクレカ積立による還元率は、0.2~1.1%なので他社と比べても高めの水準といえるでしょう。

手数料で比較

マネックス証券の株式投資にかかる手数料を他社と比較してみましょう。

【ネット証券各社の株式現物取引にかかる手数料(税込)】

(2025年1月13日時点)

条件付きで手数料を無料にしている証券会社と比較すると、どうしてもマネックス証券の手数料は割高に感じてしまうかもしれません。

とはいえNISA口座での取引は、すべて無料(キャッシュバック含め)です。NISA口座での取引を検討している人は、コストを気にする必要がないので、マネックス証券での口座開設を検討してみてください。

米国株で比較

米国株の取扱数や手数料で比較してみましょう。

【米国株の取扱数・手数料】

※2025年1月21日時点

米国株式に関しては、手数料であまり大きな違いはありません。

マネックス証券は、米国ETFが無料で買付できるキャンペーンを行っており、定期買付のほかに分配金の再投資も可能なので、この点でほかの証券会社より優れているといえます。

無料買付の指定銘柄には、ベトナムやインド関連のETFもあるので、こうした新興国投資に興味がある人にもおすすめです。

NISA制度を比較

各ネット証券会社のNISA制度を比較してみましょう。

【各ネット証券会社のNISA情報まとめ】

※2025年1月21日時点

マネックス証券は、大手ネット証券会社と比較しても遜色ない証券会社といえます。特に全取引で売買手数料無料になるので、これからNISA口座を開設しようと検討している人はマネックス証券を検討してみてください。

マネックス証券はやめたほうがいいに関するQ&A

マネックス証券はやめたほうがいいに関するQ&Aを集めました。

マネックス証券はなぜやめたほうが良いといわれる?

口座開設を検討している人が、ネガティブなキーワードで検索してデメリットを調べているためと思われます。

マネックス証券は、NTTドコモとの提携でdカードが投信積立のクレカ決済に使えるようになり、NISA口座での全取引で手数料が無料になるなどメリットの多い証券会社です。

例えば以下のような人にとっては、最適な証券会社なので当てはまる人はぜひ検討してみてください。

  • dカードを利用してdポイントを貯めている人
  • 米国株やETFに興味がある人
  • 株価分析を深掘りしたい人
  • NISA口座の開設を検討している人 など

マネックス証券の強みは?

マネックス証券は、銘柄スカウターによる株価分析が強みです。

過去5期の企業業績や四半期ごとに区切った企業業績、PER・PBR・配当利回りのチャート表示など、多彩な機能を備えています。すでにほかの証券会社を利用していて投資情報ツールに不満を感じている人は、銘柄スカウターを利用してみてください。

また米国ETFの分配金再投資ができるのは、2025年1月21日時点でマネックス証券だけの強みです。米国ETFの定期買付と再投資で資産運用をしたい人におすすめです。

マネックス証券が向いていない人は?

マネックス証券に向いていない人としては、すでにほかの証券会社でクレカ積立をしてポイントを貯めている人が挙げられます。

ただ上記に当てはまる人でも以下のような人は、マネックス証券をおすすめします。

  • 少額でIPOに参加したい
  • ロボアドバイザーを利用したい人
  • 米国ETFをメインに再投資したい人
  • 投資情報ツールで銘柄選定をしっかりと行いたい人 など

\IPOもロボアドバイザーも米国株・ETFもマネックス証券にお任せ/