マネックス証券でのクレカ積立のポイント還元ややり方、対象カードを紹介

「マネックス証券で口座開設を検討しているけど手数料が気になる」といった人のための解説記事です。他社と比較して手数料が高いのか、無料になる取引は何かを知りたい人はぜひ参考にしてください。

結論からいうとマネックス証券では、NISA口座の全取引で手数料が無料(米国株や中国株など一部は実質無料)です。NISA口座の開設を迷っている場合は、手数料の心配なく取引を始められるので安心してください。

特にdocomoユーザーでdカードを利用しているのであれば、dカード積立が利用できるため、マネックス証券でのNISA口座が最適です。

マネックス証券での口座開設を検討している人の参考になれば幸いです。

\IPO応募のためのサブ口座としての運用もおすすめ!/

  1. マネックス証券のNISA口座は全取引手数料無料
  2. マネックス証券の基本情報
  3. マネックス証券の一般口座で取引手数料が無料なもの
    1. 投資信託
    2. ワン株(単元未満株)
    3. IPO
    4. 米国ETF
    5. ワンデイ信用
  4. マネックス証券の課税口座(特定口座や一般口座)で取引手数料がかかるもの
    1. 現物株式
    2. 信用取引
    3. 米国株・中国株取引
  5. 手数料から見るマネックス証券がおすすめな人
    1. NISA口座で取引する人
    2. 投信積立を始めたい人
    3. 信用取引のデイトレーダー
    4. IPOでのサブ口座を検討中の人
    5. 米国ETFを始めたい人
  6. マネックス証券をおすすめする活用ポイント
    1. dカード積立、dポイント投資開始
    2. IPOが完全平等抽選
    3. ロボアドバイザー「ON COMPASS(オンコンパス)」は成績優良
    4. 株式レポートが充実
  7. マネックス証券の手数料に関するQ&A
    1. マネックス証券の手数料は高い?
    2. マネックス証券の手数料コースを変更するには?
    3. マネックス証券の課税口座で手数料無料の取引は?

マネックス証券のNISA口座は全取引手数料無料

マネックス証券では、2024年から始まった新NISA口座におけるすべての取引が手数料無料で利用可能です。

【NISA口座において手数料無料(実質無料を含む)で取引できるもの】

買付 売却
日本株
(現物取引)
無料 無料
日本株
(単元未満株)
無料 全額キャッシュバック
米国株 全額キャッシュバック 全額キャッシュバック
中国株 全額キャッシュバック 全額キャッシュバック
投資信託 無料 無料
※2024年10月7日時点

NISA口座の開設を迷っている場合は、コストを気にしないで資産運用が可能です。ただし取引手数料が完全に無料なものとキャッシュバック方式のものがあるため、気になる人は事前に確認しておきましょう。NISA口座ではない課税口座(特定口座や一般口座)の場合は、取引に手数料のかかるものがあるため、注意してください。

マネックス証券のNISAについては、こちらの記事でも解説しています。
>> 【マネックス証券で始めるつみたてNISA】特徴や評判、買い方を徹底解説

マネックス証券の基本情報

マネックス証券の基本情報を確認しておきましょう。

【基本情報】

口座数
(2024年9月末)
265万4,985口座
株式現物
取引手数料
<取引毎手数料コース>
~5万円以下:55円
~10万円以下:99円
~20万円以下:115円
~50万円以下:275円
~100万円以下:535円
<一日定額手数料コース>
~100万円以下:550円
(100万円超、約定代金300万円ごとに2,750円)
※すべて税込み
取扱投資信託数 1,769本
つみたて投資枠
対応投信
233件
取扱外国株式 米国株
中国株
2023年
IPO実績
53件
クレカ積立対応
クレジット
カード
マネックスカード
dカード
dカード GOLD
対応ポイント マネックスポイント
dポイント
還元率 0.2~1.1%(キャンペーンなどの還元率は除く)
※2024年10月12日時点

マネックス証券は、ネット証券会社の大手です。2024年9月末の口座数は265万口座以上となっており、取扱投資信託数も1,769件(2024年10月12日時点)と豊富です。そのため株や投資信託の取引で選ぶ本数が少ないと感じることはないでしょう。

2024年からは、NTTドコモとの提携を開始し投資信託のクレジットカード積立でdカードが選べるようになりました。dポイントの還元率は、積立額によって異なります。

例えば月5万円以内であれば1.1%と高いため、還元率の高い証券会社で投信積立を始めたい人や、dカードを利用している人に特におすすめの証券会社です。

マネックス証券の一般口座で取引手数料が無料なもの

マネックス証券における課税口座(特定口座や一般口座)で、手数料が無料になっているものを紹介します。「すでにNISA口座を他社に開設しているけどサブ口座としてマネックス証券を検討している】という人は、ぜひ参考にしてください。

投資信託

マネックス証券では、すべての投資信託の購入時申込手数料が無料となっています。2024年10月12日現在、マネックス証券で購入できる投資信託は1,769件となっていますが、すべて購入手数料が無料(ノーロード)です。コストを気にしないで投信積立を始められるため、投資初心者でも安心して取引できるでしょう。

マネックス証券でNISAに対応している投資信託の人気銘柄を紹介するので、銘柄選びの参考にしてください。

※2024年10月7日時点
※1)3年トータルリターンは2024年9月末の数字

ワン株(単元未満株)

ワン株(単元未満株)とは、1株から株を購入できるサービスです。通常日本株は、100株単位で取引します。ここでは、ユニクロでおなじみの「ファーストリテイリング<9983>」を例に確認していきましょう。2024年10月4日終値時点で、この銘柄の株価は4万9,210円ですが、100株単位で購入する場合は5万円あれば買えるわけではありません。

100株単位で取引する場合は、492万1,000円(4万9,210円×100株)が最低購入代金となります。投資初心者にとって1銘柄に500万円もの資金を使うことは、ハードルが高いはずです。

そこで活用したいのが、ワン株(単元未満株)です。ワン株であれば1株から購入できるため、1株4万9,210円からファーストリテイリングの株が購入できます。

単元未満株は、取引代金が少額のため手数料が割高になりやすい点がデメリットです。しかしマネックス証券の場合、単元未満株にかかる購入手数料は無料のため、コストを気にしないで投資できます。ただし売却時は、約定金額に対して0.55%の手数料がかかる点は押さえておきましょう。マネックス証券で人気のワン株ランキングを紹介するので、何を買おうか迷っている人は参考にしてください。

【ワン株人気銘柄】

銘柄名 株価
日本電信電話<9432> 148.4円
三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306> 1,480円
トヨタ自動車<7203> 2,586円
三菱商事<8058> 3,082円
日本たばこ産業<2914> 4,281円
※2024年10月4日終値時点

IPO

IPOとは、新規上場株式(新規公開株)のことを指し、証券取引所へ新規上場する企業が株式を売り出し、投資家に募集をかける仕組みです。とはいえ誰でも買えるものではありません。

購入希望者は、当該銘柄を取り扱っている証券会社へ「需要申告期間(ブックビルディング期間)」に申し込み、抽選に当選した人だけが購入できます。上場後は、通常株式と同じように売買可能です。

原則IPOは、抽選で購入できる人が決まりますが、一般的には多くの口数を申し込める資金力の高い人が有利になる傾向です。

しかしマネックス証券のIPOは、1人1票の完全平等抽選となっています。少額で始めたい人だけでなく、手数料も無料なため、投資初心者にもおすすめです。以下で2023年度のマネックス証券で取り扱ったIPOの初値が高かった銘柄を紹介します。

【2023年度マネックス証券のIPOで値上がりした銘柄の一例】

銘柄名 公募価格 初値
ジーデップ・アドバンス<5885> 4,510円 1万680円
Aero Edge<7409> 1,690円 5,860円
W TOKYO<9159> 3,000円 7,000円

マネックス証券におけるIPO買付手数料は無料ですが、売却時には手数料がかかるので覚えておいてください。

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米国ETF

マネックス証券では「米国ETF買い放題プログラム」として、米国ETF21銘柄の現物買付手数料を全額キャッシュバックとしています。

ETFとは、証券取引所に上場している投資信託のことです。ベンチマークに連動した値動きをするインデックス型もあるため、投資初心者にもおすすめです。以下では、本プログラムの対象となっている銘柄の一部を紹介します。

※2024年10月7日時点

S&P500指数は、米国の株式市場に上場している企業なかでも時価総額の高い500銘柄に絞って投資を行っています。構成銘柄は「四半期連続で黒字維持」という条件があるため、世界を代表する大企業が名を連ねているのが特徴です。

一方、NASDAQ100指数はNASDAQ市場の100社で構成されています。資本・利益・キャッシュフローといった基準のうち、どれか一つを満たすのが採用対象の条件です。新興企業でも採用対象となるため、今後大きな成長が期待できる企業にも投資ができます。

米国株式市場全体に投資をしたい場合は「CRSP US トータル・マーケット・インデックス」に連動するETFを選ぶと良いでしょう。これは、大中小型の約4,000銘柄に投資を行っており、米国株式市場のカバー率が100%の指数です。

NISAのつみたて投資枠でS&P500に連動する投資信託を積み立てしている場合は、NASDAQ100や米国株式市場全体に投資するETFを購入すると投資先が分散されるのでおすすめです。

マネックス証券で取り扱っている米国株・米国ETFについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。 >>マネックス証券の米国株の買い方を紹介!メリットや手数料・おすすめ銘柄も

\米国ETFが手数料無料で買い放題なのはマネックス証券/

ワンデイ信用

ワンデイ信用とは、一般信用を活用したもので返済期日が当日中の取引のことです。マネックス証券では、買建て・売建てともに取引可能です。

ワンデイ信用では、上場してすぐの銘柄や新興市場の銘柄など、制度信用では売建てできない銘柄でも売建てできます。信用取引のデイトレードをしている人は、手数料のかからないマネックス証券のワンデイ信用がおすすめです。

他にもETF、ETN、REITは信用取引の手数料が無料です。これらの信用取引を検討している人には、最適な証券会社といえます。信用取引とは、証券会社から資金・株を借りて行う株式取引です。
証券会社から借りることで手元にある資金以上の金額で取引できます。また「空売り」という手法を利用することで、相場下落時に利益を狙える点も信用取引の特徴です。

ただし損失が出たときのリスクも大きく相場の流れを読む力も必要なので、投資初心者よりも上級者向けの投資手法といえます。

マネックス証券の課税口座(特定口座や一般口座)で取引手数料がかかるもの

マネックス証券の課税口座(特定口座や一般口座)取引で手数料がかかるものを紹介します。株式の現物取引、信用取引、中国株などは手数料がかかるため、事前に確認しておきましょう。

現物株式

マネックス証券は、課税口座で現物株式を売買すると手数料がかかります。取引するたびに手数料がかかる「取引毎手数料コース」と1日の約定金額の合計で手数料が決まる「一日定額手数料コース」があります。

【取引毎手数料コース】

1注文の約定金額 手数料(税込み)
5万円以下 55円
5万円超~10万以下 99円
10万円超~20万円以下 115円
20万円超~50万円以下 275円
50万円超~100万円以下 487円
100万円超~150万円以下 582円
150万円超~3,000万円以下 921円
※2024年10月7日時点

【一日定額手数料コース】

1日の約定代金合計額 手数料(税込み)
100万円以下 550円
100万円超~300万円ごと 2,750円
月間利用ボックス21回目から2,475円、121回目からは1,815円
※2024年10月7日時点

近年、ネット証券各社では「手数料無料」や「50万円以下の取引手数料は無料」といったサービスを提供しているところもあります。マネックス証券は、少額取引でも手数料がかかるため、気になってしまう人も多いかもしれません。

信用取引

マネックス証券は、信用取引も手数料がかかります。

【手数料・信用取引】

1注文の約定金額 手数料(税込み)
~10万円以下 99円
10万~20万円以下 148円
20万~50万円以下 198円
50万円~ 385円
※2024年10月7日時点

通常の信用取引は、上記の通り手数料がかかりますが、ワンデイ信用やETFやETN、REITは手数料が0円です。取引銘柄や返済期日によって手数料が異なるため、事前によく確認しておきましょう。

米国株・中国株取引

マネックス証券の課税口座で米国株と中国株の取引をした場合は、手数料がかかります。

【米国株手数料】

約定代金の0.495%
最低手数料0米ドル
(約定代金が1.1010米ドル以下の場合は最低手数料が適用)
最大手数料22米ドル
為替手数料:買付時0銭、売却時25銭
※2024年10月7日時点

米国ETFでは、マネックス証券が指定する21銘柄の手数料が無料です。しかし個別銘柄は、手数料がかかります。

【中国株手数料】

約定代金(香港ドル)の0.275%
最低手数料49.5香港ドル
最大手数料495香港ドル
※2024年10月7日時点

中国株は、2024年10月12日時点で手数料を無料化しているネット証券会社はありません。

【中国株を取り扱っているネット証券会社の手数料比較】

SBI証券 楽天証券 SMBC日興証券
0.286% 0.275% 最低手数料:55.00香港ドル
以降0.825%~
※2024年10月7日時点、すべて税込み

マネックス証券における中国株の手数料は、楽天証券と並んで0.275%と低い水準を維持しています。

手数料から見るマネックス証券がおすすめな人

マネックス証券は、手数料から見ると以下のような人におすすめです。

NISA口座で取引する人

マネックス証券では、NISA口座での全取引が手数料無料となっています。国内株式(単元株)の売買手数料、投資信託の売買手数料は完全無料で、米国株や中国株の売買や国内株(単元未満株の売却)も実質無料キャッシュバックの対象です。

NISA口座での取引で得た利益は、永久に非課税となります。2024年からの新NISAは、年間投資枠が拡大しているため、まだNISA口座を開設していない人は、ぜひ開設して資産運用を始めてみてください。「すでに他の金融機関にNISA口座を開設しておりマネックス証券にNISA口座を移管したい」という場合は、所定の期間に書類を提出すればNISA口座が開設できます。

変更前の金融機関のNISA口座で購入した金融商品は、変更後の金融機関へ移管できないため、注意しましょう。

投信積立を始めたい人

マネックス証券は、投資信託の売買手数料が無料のため、投信積立を始めたい人にもおすすめです。特にdocomoユーザーでdカードを利用している場合は、マネックス証券でdカード決済による投信積立を始めれば月5万円までの積み立てで1.1%のdポイントが付与されます。貯めたポイントで投資信託を購入するポイント投資もできるため、dカードを利用している人はぜひ検討してみてください。

例えば毎月3,000ポイントを「eMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)」に積み立て続けると、以下のようなシミュレーションになります。

【3,000ポイントを毎月積み立てた場合のシミュレーション】

期間 投資元本 予想資産額
10年 36万円 約90万4,379円
20年 72万円 約555万4,180円
25年 90万円 約1,287万736円
※2024年10月7日時点

少額の積み立てでも継続することで将来の大きな資産形成に役立つことがわかります。もし積み立てを始めようと検討しているのであれば、最低10年は保有を継続してみてください。短期的な相場の下落に狼狽せず、冷静に対処することが大切です。

信用取引のデイトレーダー

マネックス証券は、信用取引のデイトレーダーの人にもおすすめです。返済期日が当日になる「ワンデイ信用」であれば、手数料が無料になるため、コストを気にしないで売買できます。マネックス証券では、信用取引でETF、ETN、REITを売買する場合も手数料が無料です。こうした銘柄での信用取引を検討している人も口座開設をおすすめできます。

ただし信用取引口座を開設するには、いくつかの審査基準があるため、覚えておきましょう。マネックス証券をはじめ証券会社での信用取引には審査が必要です。審査基準は証券会社によって異なりますが、例えば「証券総合口座で取引経験がある」「各種取引ルールを理解している」「一定額以上の金融資産がある」といった具合です。自身が審査基準をクリアしているか確認しておきましょう。

IPOでのサブ口座を検討中の人

マネックス証券は、IPOの買付手数料が無料で完全平等抽選となっているため、IPOのサブ口座を検討している人にもおすすめです。IPOは、一般的に多くの口数で応募できる人や取引実績の多い人、つまり多くの資金がある人のほうが有利といわれています。しかしマネックス証券は、どんなに資金があっても1人1口の応募に限定しているため、資金力に関係なく誰にでも平等に当選のチャンスがあります。

現在他の証券会社で取引しており、IPOに応募しているがなかなか当選しない人、完全平等抽選の証券会社を探している人におすすめです。

米国ETFを始めたい人

マネックス証券では、米国ETF21銘柄を「買い放題」として売買手数料を無料化しています。そのため「米国の個別株に挑戦するのは不安だけどETFを購入してみたい」という人は、ぜひ口座開設を検討してみてください。ETFは、複数の企業に幅広く投資を行っており1本購入すれば分散投資できるため、初心者にもおすすめです。以下で米国のS&P500に連動する投資信託とETFを比較してみます。

【S&P500に連動する投資信託とETFの比較】

銘柄 コスト
(年率)
売買
手数料
通貨
eMAXIS Slim米国株式(S&P500) 0.09372%以内 なし 日本円
建て
バンガード・S&P500ETF< VOO> 0.03% なし 米ドル
建て
※2024年10月7日時点

年率のコストは、ETFのほうが低めに設定されています。また米国ETFは米ドル建て、投資信託は円建ての決済になるため、米ドルの資産を保有したい人にもETFはおすすめです。

マネックス証券をおすすめする活用ポイント

マネックス証券で口座開設後、どのように活用できるのかについてポイントを説明します。投資初心者で、どのような資産運用を始めるべきか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

マネックス証券のメリット・デメリットについては、こちらの記事で詳しく解説しています。
マネックス証券のメリットは?メリット・デメリットを知って新NISAに備えよう

dカード積立、dポイント投資開始

docomoユーザーでdカードを利用し、dポイントを貯めている場合は、投信積立を開始しましょう。マネックス証券は、投信積立による還元率が最大1.1%と高い水準にあります。

【マネックス証券のdカード還元率】

積立額 NISA口座の
還元率
課税口座の
還元率
5万円以下 1.1%
5万円超~7万円以下 0.6%
7万円超~10万円以下 0.2%
(2024年10月7日)

【マネックス証券のdカード GOLD還元率】

積立額 NISA口座の
還元率
課税口座の
還元率
5万円以下 1.1% 1.1%
5万円超~7万円以下 0.6%
7万円超~10万円以下 0.2%
(2024年10月7日)

また期間限定で開催しているキャンペーンにエントリーすると還元率が高くなる場合があります。dカードを利用している人は、マネックス証券の活用を検討してみてください。

IPOが完全平等抽選

マネックス証券のIPOは、1人につき1抽選券の完全平等抽選です。一般的なIPOは、申し込んだ口数に応じて当選確率が上がる傾向があります。この場合、資金力の高い人が当選しやすくなるため、少額で投資を始めたい人や投資初心者にはハードルが高いといえるでしょう。

その点、マネックス証券のIPOは預かり資産に関わらず1人1票での申し込みで抽選はコンピューターが行うため、誰にでも平等に当選のチャンスが与えられています。すでに他の証券会社に口座開設しており、IPO用のサブ口座を探している人は、マネックス証券での口座開設を検討してみてください。マネックス証券で取り扱ったIPOの実績は、以下の通りです。

【マネックス証券のIPO実績】

2024年
9月まで
2023年 2022年
30件 62件 61件

ロボアドバイザー「ON COMPASS(オンコンパス)」は成績優良

ON COMPASSは、AIが投資家に代わって売り買いを行ってくれるサービスです。世界約80ヵ国に分散投資を行っています。なおマネックス証券で利用できるロボアドバイザー「ON COMPASS(オンコンパス)」は、金融庁が公表している2022年末ラップファンドの運用成績で3年リターン、5年リターンで1位を獲得しています。

簡単な12の質問に回答すると、その人に合ったリスク許容度のコース提案をしてもらえるのが特徴です。その後、積立設定をすれば資産運用が自動で行われます。プランの変更や積立金額の増減もインターネットから簡単に行え、自身で細かい数字を設定し直すことも可能です。

一定期間は積み立てて運用し、期間をすぎたら運用しながら毎月(隔月も設定可)資金を引き出せるため、退職金の運用などに利用してもよいでしょう。手数料は、年率0.9775%程度(税込み)と低いため、コストを気にする人にも最適なサービスです。

株式レポートが充実

マネックス証券は、株式レポートが充実しているため、知識をつけながら資産運用を始めたい投資初心者にもおすすめです。マネックス証券が運営する「マネクリ」では、毎日市況レポートが更新されています。その日のマーケット情報はもちろん、為替の見通しや利上げや経済指標の見方などを解説しているため、初心者にもわかりやすいはずです。

動画でも株式に関するレポートが見られるため、文字を読むのが苦手な人にも向いています。また通勤の間などスキマ時間を活用して投資情報を仕入れることも可能です。

マネックス証券の手数料に関するQ&A

マネックス証券の手数料に関するQ&Aを集めました。

マネックス証券の手数料は高い?

マネックス証券は、NISA口座の取引がすべて手数料無料になっています。しかし課税口座(特定口座や一般口座)の場合は、手数料がかかる取引もあるため、注意してください。通常の課税口座での取引を手数料無料化にしているネット証券会社もあるため、「手数料が高い」と感じてしまう人もいるかもしれません。

しかしNISA口座であれば手数料がかからないため、コストを気にすることなく取引が始められます。すでに他社でNISA口座を開設しており、サブ口座での開設を検討している場合、マネックス証券では以下の取引が手数料無料となっているため、参考にしてください。

  1. 投資信託
  2. ワン株(単元未満株)※買付のみ
  3. 米国ETF(21銘柄)
  4. IPO
  5. ワンデイ信用

投資信託は、すべて売買手数料が無料で単元未満株や米国ETFも手数料無料の対象です。IPOは、購入時の手数料が無料となるものの売却時は手数料がかかるため、覚えておいてください。dカードを利用した投信積立やIPOへの応募、米国ETFに興味がある人はマネックス証券を活用するとよいでしょう。

マネックス証券の手数料コースを変更するには?

マネックス証券で手数料コースを変更するには、ログイン後のMY PAGEから簡単にできます。MY PAGEの右上にある「登録情報」→「登録情報照会」の画面へ進み「手数料コース情報」をクリックしてください。

「手数料体系表示」をクリックすると、現在の手数料コースが表示されます。変更後のコースを選んで「実行する」をクリックすれば完了です。

手数料コースの変更が反映されるのは、変更手続きのタイミングによって異なるので注意しましょう。

【手数料コースの反映タイミング】

月の最終営業日
15時29分までに変更
翌月の手数料
コースに適用
月の最終営業日
15時30分以降に変更
翌々月の手数料
コースに適用
最終営業日15時29分までであれば、何度でも翌月の手数料コースを変更可能
※2024年10月7日時点

マネックス証券の課税口座で手数料無料の取引は?

マネックス証券の課税口座で手数料が無料になる取引は、以下の通りです。

  1. 投資信託
  2. ワン株(単元未満株)※買付のみ
  3. 米国ETF(21銘柄)
  4. IPO
  5. ワンデイ信用

投資信託は、すべて売買手数料が無料です。単元未満株は、1株から株式を購入できる制度で、少額で投資を始めたい人に向いています。米国ETFは、マネックス証券が指定している21銘柄が「買い放題プログラム」として手数料がキャッシュバックされます。米国ETFに興味がある人、外貨建ての資産運用を検討している人に最適です。

マネックス証券は、IPOが完全平等抽選なのでIPOに応募するサブ口座として運用したい人にも向いています。1人1票しか応募できないルールのためで、資金の少ない人でも平等に当選のチャンスがあります。

\NISA口座の全取引手数料が無料なのはマネックス証券!/