初心者におすすめの証券会社は、NISAで日本株、米国株、投資信託の取引手数料が無料になる大手ネット証券5社(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券、松井証券)です。この記事では、大手ネット証券5社をランキング形式で紹介します。
\複数のポイントから選べる/
\楽天会員におすすめ/
初心者向けのおすすめ証券会社ランキング
手数料やクレカ積立の対応クレジットカードの種類、ポイント還元率など下記の表に記載した視点で初心者におすすめの証券会社ランキングを作成しました。
順位 | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
証券会社名 | SBI証券 | 楽天証券 | マネックス 証券 |
auカブコム 証券 |
松井証券 |
取引手数料 | 無料 | 無料 | 無料/実質無料 | 無料 | 無料 |
クレカ積立 | 三井住友 カード |
楽天カード | マネックス カード |
au PAY カード |
非対応 |
クレカ積立の ポイント 還元率 |
0.5~5.0% | 0.5~1.0% | 0.2~1.1% | 1.0% | ─ |
ポイント サービス |
5種類から 選択 |
楽天ポイント | マネックス ポイント |
Ponta ポイント |
松井証券 ポイント |
ポイント投資 | 投資信託 日本株 単元未満株 |
投資信託 日本株 単元未満株 米国株 |
投資信託 (積み立てを除く) |
投資信託 単元未満株 (積み立てを除く) |
投資信託 (3銘柄) |
IPOの 実績数 (2023年) |
91社 | 61社 | 53社 | 26社 | 70社 |
1位【SBI証券】日本株の手数料完全無料化だけでなくIPO投資に強い
SBI証券は、2023年9月30日から、はじめて日本株の手数料を完全無料にした証券会社です。取扱商品が豊富でポイントサービスも充実しており、IPOの実績数は業界最多を誇ります。
【SBI証券の概要】
投資信託 | 2,579銘柄 |
---|---|
つみたて投資枠 | 224銘柄 |
米国株 | 5,149銘柄 |
外国株の 取扱国数 |
9ヵ国 |
単元未満株 | 3,900銘柄以上 |
IPOの実績数 (2023年) |
92社 |
クレカ積立還元率 (月5万円まで) |
0.5~5.0% |
クレカ積立還元率 (月5万~10万円) |
0.5~5.0% |
ポイントサービス (いずれか選択) |
Vポイント Pontaポイント dポイント JALのマイル PayPayポイント |
ポイント投資 (※) |
投資信託 日本株 単元未満株 |
取引ツール | ・HYPER SBI2 |
スマホアプリ | ・SBI証券 株 アプリ ・かんたん積立 アプリ ・SBI証券 米国株 アプリ ・SBI証券 スマート アプリ |
口座開設・取引までの日数 | 最短 翌営業日 |
\業界最大手のネット証券/
SBI証券について詳しくはこちら
SBI証券で口座開設するメリットを紹介
・NISA以外でも日本株が手数料無料で売買できる
SBI証券では、ゼロ革命により2023年9月30日から日本株の手数料を無料にしています。手数料無料の条件は、取引報告書などの電子交付(メールでの受け取り)のみです。単元未満株(1~99株の日本株)も手数料無料で売買できます。日本株の手数料無料化は楽天証券でも実施していますが、楽天証券では単元未満株取引の一部が手数料無料ではありません。
【SBI証券と楽天証券の単元未満株取引】
SBI証券 | 楽天証券 | |
---|---|---|
取扱 銘柄数 |
3,500銘柄以上 | 1,769銘柄※1 |
リアルタイム 取引 |
非対応 | 730銘柄で対応※1 |
手数料 | 無料 | 無料 |
スプレッド (リアルタイム 取引のみ) |
─ | 0.22% |
単元未満株を含む日本株を手数料無料で売買したい場合は、SBI証券を選びましょう。
\単元未満株も手数料無料で売買できる/
・5種類のポイントに対応しているので好きなポイントを選びやすい
SBI証券は、5種類のポイントに対応しているので好きなポイントを選びやすいです。5種類のうち2種類(Vポイント、Pontaポイント)では、ポイント投資もできます。他のネット証券では、楽天ポイント(楽天証券)やマネックスポイント(マネックス証券)など、事実上1種類のポイントしか選べません。
複数社のポイントを使い分けている人は、メジャーなポイントのなかで好きなものを選べるSBI証券が使いやすいでしょう。VポイントやPontaポイントなら、投資信託だけでなく日本株や単元未満株へのポイント投資もできます。
\5種類からポイントを選べる/
・取扱銘柄・商品が多く投資の選択肢が豊富
SBI証券は、他の大手ネット証券と比べて取扱銘柄や取扱商品が多く、投資の選択肢が豊富です。
【取扱銘柄数や取扱商品の比較】
SBI証券 | 楽天証券 | マネックス 証券 |
auカブコム 証券 |
松井証券 | |
投資信託 | 2,570銘柄 | 2,627銘柄 | 1,777銘柄 | 1,805銘柄 | 1,874銘柄 |
米国株 | 5,400銘柄超 | 5,056銘柄 | 4,469銘柄 | 1,890銘柄 | 3,977銘柄 |
中国株 | ◯ | ◯ | ◯ | × | × |
アセアン株 | 5ヵ国 | 4ヵ国 | × | × | × |
韓国株 | ◯ | × | × | × | × |
ロシア株 | ◯ | × | × | × | × |
IPO実績数 (2023年) |
92社 | 61社 | 53社 | 26社 | 70社 |
途中で別の商品に投資したい場合でも、SBI証券であれば取扱商品のラインナップが豊富なため、別の証券会社に口座を開かずに済みます。NISAの場合は、すべての金融機関のなかで一人1口座しか選べないため、取扱商品が豊富なSBI証券を選ぶことで金融機関の変更をせずに使い続けられるでしょう。
\NISAなら日米株の取引手数料が無料/
・IPOの取扱実績数が業界最多
SBI証券は、IPOの取扱実績数が業界最多です。IPOとは証券取引所で取引できる前(上場前)に各証券会社が行う抽選に応募して当選することで、取引開始前に買える株式です。証券会社ごとに取り扱いの有無や株数が異なります。IPOの場合、上場において中心的な役割を果たした主幹事証券会社が株数の大半を取り扱うのが通例です。
【大手ネット証券の主幹事証券会社の実績数】
SBI証券 | 17社 |
---|---|
楽天証券 | 0社 |
マネックス証券 | 0社 |
松井証券 | 0社 |
auカブコム証券 | 0社 |
大手ネット証券で主幹事の実績が豊富なのはSBI証券だけなので、IPO投資を始めたいならSBI証券を選びましょう。
\ネット証券では圧倒的なIPOの実績/
2位【楽天証券】楽天カードのクレカ積立と楽天キャッシュ決済で月15万円まで投信積立ができる
楽天証券は、楽天カードのクレカ積立と楽天キャッシュ決済で月15万円まで投信積立ができる証券会社です。他の大手ネット証券ではクレカ積立の月10万円までなので、月5万円多くキャッシュレス積立ができます。
【楽天証券の概要】
投資信託 | 2,627銘柄 |
---|---|
つみたて投資枠 | 222銘柄 |
米国株 | 5,056銘柄 |
外国株の 取扱国数 |
6ヵ国 |
単元未満株 | 1,575銘柄※ |
IPOの実績数 (2023年) |
61社 |
クレカ積立還元率 (月5万円まで) |
0.5~1.0% |
クレカ積立還元率 (月5~10万円) |
0.5~1.0% |
ポイントサービス | 楽天ポイント |
ポイント投資 | 投資信託 日本株 単元未満株 米国株 |
取引ツール | ・MARKET SPEED ・MARKET SPEEDⅡ ・MARKET SPEEDⅡRSS |
スマホアプリ | ・i SPEED |
口座開設・取引までの日数 | 最短 翌営業日 |
\楽天グループのサービス利用者におすすめ/
楽天証券について詳しくはこちら
楽天証券のメリットやデメリットは?つみたてNISAにおすすめな理由や口コミ・評判も
・月15万円までキャッシュレス決済ができて楽天ポイントも貯まる
楽天証券は、投資信託を月15万円までキャッシュレス決済ができ、楽天ポイントが積立金額の0.5%以上貯まります。月15万円投資した場合にもらえる楽天ポイントは、最低でも月750ポイント(15万円×0.5%)あり、キャンペーンを除けばマネックス証券のクレカ積立でもらえるポイント数(最大730ポイント)を上回ります。
楽天カードによるクレカ積立と楽天キャッシュへのチャージをすればいいだけなので、楽天グループのサービス利用者なら簡単に楽天ポイントが貯められるでしょう。
\月15万円まで投信積立でポイント貯まる/
・NISA以外でも単元未満株のリアルタイム取引を除く日本株が無料で売買できる
楽天証券は、NISA以外でも単元未満株のリアルタイム取引を除く日本株が無料で売買できます。手数料無料の条件は、ゼロコースへの変更です。アプリ「iSPEED」のメニューからの場合、「手数料コース」を選択すると、手数料コースの変更画面が表示されます。
画面に従ってゼロコースに変更すれば、日本株の手数料が金額を問わず無料になります。単元未満株でも、リアルタイム取引以外は手数料無料です。
\NISA以外でも日本株の手数料無料/
・楽天ポイントで投資ができる
クレカ積立や楽天キャッシュ決済などで貯まった楽天ポイントは、投資信託、日本株、米国株の投資に1ポイントから利用できます。期間限定ポイントは使えませんが、楽天カードの利用などでもらえる通常ポイントならポイント投資に対応しています。楽天証券のポイント投資は、他の大手ネット証券と比べて対象商品が幅広いのが魅力です。
【ポイント投資の対象商品の比較】
楽天証券 | SBI証券 | マネックス 証券 |
auカブコム 証券 |
松井証券 | |
投資信託 (積立除く) |
◯ | ◯ | ◯ | ◯ | ◯ (3銘柄) |
投信積立 | ◯ | ◯ | × | × | ◯ (3銘柄) |
日本株 | ◯ | ◯ | × | × | × |
単元未満株 | ◯ | ◯ | × | ◯ | × |
米国株 | ◯ | × | × | × | × |
米国株にポイントで投資をしてみたい場合は、楽天証券を選びましょう。
\米国株にもポイント投資ができる/
・楽天グループとの連携で受けられる特典が豊富
楽天証券は、楽天グループとの連携で受けられる特典が豊富です。
【楽天グループとの連携で受けられる特典(抜粋)】
連携先 | サービス名 | 条件 | 内容 |
楽天銀行 | マネーブリッジ | 楽天銀行との口座連携 | 楽天銀行の普通預金を投資資金に利用できる |
楽天カード | クレカ積立 | 月10万円までの投信積立 | 0.5~1.0%の楽天ポイントが貯まる |
楽天キャッシュ | 楽天キャッシュ決済 | 月5万円までの投信積立 楽天カードからのチャージ |
0.5%の楽天ポイントが貯まる |
楽天市場 | SPU (投資信託) |
マネーブリッジの設定 合計投資金額月3万円 1ポイント以上の楽天ポイント投資 |
楽天市場のポイント還元率が+0.5% |
楽天市場 | SPU (米国株) |
マネーブリッジの設定 合計投資金額月3万円 1ポイント以上の楽天ポイント投資 |
楽天市場のポイント還元率が+0.5% |
楽天銀行、楽天カード、楽天市場をよく使う人なら、楽天証券をよりお得に使えるでしょう。楽天証券ユーザーの83.9%(2023年12月末時点)は楽天会員のため、楽天会員の人におすすめです。
\楽天のサービスを使うほどお得になる/
3位【マネックス証券】月5万円までのクレカ積立なら他の大手ネット証券より高還元率
マネックス証券は、月5万円までのクレカ積立なら他の大手ネット証券よりポイント還元率が高い証券会社です。
【マネックス証券の概要】
投資信託 | 1,777銘柄 |
---|---|
つみたて投資枠 | 228銘柄 |
米国株 | 4,469銘柄 |
外国株の 取扱国数 |
2ヵ国 |
単元未満株 | 3,900銘柄以上 |
IPOの実績数 (2023年) |
53社 |
クレカ積立還元率 (月5万円まで) |
1.1% |
クレカ積立還元率 (月5~10万円) |
月7万円まで:0.6% 月10万円まで:0.2% |
ポイントサービス | マネックスポイント |
ポイント投資 | 投資信託 (積み立てを除く) |
取引ツール | ・マネックストレーダー ・銘柄スカウター ・マルチボード500 ・BRICSK for マネックス証券 ・チャートフォリオ ・マーケットボード ・マーケットライダー ・マーケットライダープレミアム ・SNS投資アプリ「ferci」ブラウザ版 ・フル板情報ツール |
スマホアプリ | ・銘柄スカウター ・マーケットボード ・マネックス証券アプリ ・マネックストレーダー株式スマートフォン ・SNS型投資アプリ「ferci」 |
口座開設・取引までの日数 | 最短 翌営業日 |
\キャンペーン中は2.2%還元/
マネックス証券について詳しくはこちら
マネックス証券のメリットは?メリット・デメリットを知って新NISAに備えよう
・月5万円までのクレカ積立の還元率が年会費無料のカードでも1.1%
マネックス証券は、2024年10月以降でも月5万円まではクレカ積立の還元率が1.1%になります。クレカ積立に対応するマネックスカードは、年1回以上利用すれば年会費が無料になるので、他のクレカがメインの人でも使いやすいです。
【クレカ積立のポイント還元率の比較(年会費無料のカード)】
マネックス証券 | auカブコム証券 | 楽天証券 | SBI証券 | |
月5万円まで | 1.1% | 1.0% | 0.5/0.75/1.0% | 0.5% |
月5万~7万円 | 0.6% | 1.0% | 0.5/0.75/1.0% | 0.5% |
月7万~10万円 | 0.2% | 1.0% | 0.5/0.75/1.0% | 0.5% |
ただし月5万円を超えるとポイント還元率は、auカブコム証券のほうが高くなります。積立金額が月6万3,000円以上になるとauカブコム証券のほうがもらえるポイント数が多くなるため、マネックス証券は月6万2,000円以下のクレカ積立におすすめです。
\キャンペーン後も月5万円まで1.1%還元/
・NISAなら米国株・中国株の取引手数料も実質無料
マネックス証券は、NISAであれば米国株・中国株の取引手数料も実質無料になります。SBI証券や楽天証券の場合、中国株の取引手数料は実質無料にならないため、テンセントやアリババなど中国の個別株を取引したいならマネックス証券を選びましょう。
\NISAなら中国株の取引手数料も実質無料/
4位【auカブコム証券】月10万円までのクレカ積立の還元率が1.0%
auカブコム証券は、月10万円までのクレカ積立の還元率が1.0%になる証券会社です。月6万3,000円以上のクレカ積立なら、マネックス証券よりももらえるポイント数が多くなります。
【auカブコム証券の概要】
投資信託 | 1,805銘柄 |
---|---|
つみたて投資枠 | 220銘柄 |
米国株 | 1,890銘柄 |
外国株の 取扱国数 |
1ヵ国 |
単元未満株 | 3,900銘柄以上 |
IPOの実績数 (2023年) |
26社 |
クレカ積立還元率 (月5万円まで) |
1.0% |
クレカ積立還元率 (月5~10万円) |
1.0% |
ポイントサービス | Pontaポイント |
ポイント投資 | 投資信託 単元未満株 (積み立てを除く) |
取引ツール | ・kabuステーション ・カブボード ・カブボードフラッシュ ・EVERチャート ・カブナビ ・kabuスコープ ・kabuカルテ |
スマホアプリ | ・auカブコム証券アプリ ・カブボード ・カブボードフラッシュ ・EVERチャート |
口座開設・取引までの日数 | 最短 翌営業日 |
\月10万円までクレカ積立の還元率1.0%/
auカブコム証券について詳しくはこちら
auカブコム証券はauユーザーにメリットが多い!おすすめの理由を解説
・auマネ活プランの加入でクレカ積立の還元率が最大3.0%
auカブコム証券は、auマネ活プランの加入でクレカ積立の還元率が上がります。au PAY カードでauマネ活プランに加入した場合は1.5%、ゴールドカードかつNISA口座を保有すると、12ヵ月間限定で3.0%(13ヵ月目以降は2.0%)になります。
auのスマホで指定プランに加入していることが条件になるため対象者は限られますが、auマネ活プラン加入者なら積極的に活用してみましょう。
\auマネ活プランでクレカ積立の還元率UP/
・他の大手ネット証券よりも信用度(格付)が高い
純民間の金融機関としては、国内最大となる三菱UFJフィナンシャル・グループのグループ会社のため、信用度が高いです。他の大手ネット証券と比べても、信用度をランク付けする格付機関のデータを見ると、auカブコム証券が最も高いことがわかります。
【大手ネット証券の格付(R&I)】
auカブコム証券 | AA(安定的) |
---|---|
SBI証券 | A(安定的) |
松井証券 | BBB+(安定的) |
楽天証券 | BBB+(ネガティブ) |
マネックス証券 | 未評価 |
5位【松井証券】投信保有時のポイント還元率が業界最高
松井証券は、投信保有時のポイント還元率が業界最高です。クレカ積立ができない点や単元未満株の購入ができない点は他の大手ネット証券に劣りますが、日本株や米国株の取引タイミングなどを電話で相談できるサポートの手厚さが魅力です。
【松井証券の概要】
投資信託 | 1,874銘柄 |
---|---|
つみたて投資枠 | 224銘柄 |
米国株 | 3,977銘柄 |
外国株の 取扱国数 |
1ヵ国 |
単元未満株 | 売却のみ |
IPOの実績数 (2023年) |
70社 |
クレカ積立還元率 (月5万円まで) |
未対応 |
クレカ積立還元率 (月5~10万円) |
未対応 |
ポイントサービス | 松井証券ポイント |
ポイント投資 | 投資信託 (3銘柄) |
取引ツール | ・日本株アプリ ・米国株アプリ ・投信アプリ ・松井FP~将来シミュレーター~ ・フル板情報(BRISK for 松井証券) |
スマホアプリ | ・スマホサイト(クラシック) ・株toutch |
口座開設・取引までの日数 | 最短 翌営業日 |
\投信保有時にもらえるポイントが多い/
松井証券について詳しくはこちら
松井証券のメリットとデメリットは?松井証券が向いている人まで解説
・投信残高ポイントの還元率が業界最高水準
松井証券の投信残高ポイントは、他の大手ネット証券を上回る還元率を誇ります。
【主な銘柄の投信保有ポイントの還元率(年率)】
ファンド名 | 松井証券 | SBI証券 | マネックス 証券 |
auカブコム 証券 |
楽天証券 |
eMAXIS Slim 国内株式 (日経平均) |
0.055% | 0.05% | 0.03% | 0.005% | 残高達成時 のみ |
eMAXIS Slim バランス (8資産均等型) |
0.055% | 0.05% | 0.03% | 0.005% | 残高達成時 のみ |
eMAXIS Slim 全世界株式 (オール・カントリー) |
0.0175% | 0.0175% | 0.0175% | 0.005% | 残高達成時 のみ |
投資信託の保有金額が少ないうちは、大した差になりません。しかし、投信積立で保有金額が増えるほど差が広がります。NISA以外で他社から松井証券に移管した投資信託でもポイント還元は受けられるので、投信保有ポイント狙いで松井証券に口座を開設してもいいでしょう。
\移管した投信でも保有ポイントがもらえる/
・日本株や米国株の投資相談など顧客サポートが充実
松井証券は、日本株や米国株の投資相談など顧客サポートが充実しています。他の大手ネット証券では聞けない取引のタイミングや銘柄選びについて、電話で専門スタッフに相談できます。
平日9:00~17:00の間で1回あたり30分までに限られますが、受付時間外でもネット予約が可能です。日本株や米国株投資がはじめての人は、松井証券に口座開設して投資方針や銘柄選びなどを相談してみましょう。
\日本株や米国株の投資相談が電話でできる/
投資先ごとのおすすめ証券会社
おすすめの証券会社は、投資先や投資信託の積立金額によって変わります。
ほかにも楽天グループのサービスをよく利用する「楽天経済圏」の人は楽天証券、auグループのサービスをよく利用する「au経済圏」の人はauカブコム証券など、ポイントサービスに応じて選んでもいいでしょう。
投資信託:月6万2,000円まではマネックス証券、月6万3,000円以上ならauカブコム証券
投資信託に投資する場合は、クレカ積立で還元されるポイントを比較して選びましょう。大手ネット証券5社のなかでポイントが最も多いのは、月6万2,000円まではマネックス証券、月6万3,000円以上ならauカブコム証券です。
マネックス証券は、クレカ積立の金額が月5万円を超えるとポイント還元率が下がるため、積立金額が増えるほどauカブコム証券のほうがお得になります。
【クレカ積立やキャッシュレス決済で還元される1ヵ月分のポイント】
毎月の 積立金額 |
auカブコム証券 | マネックス証券 | 楽天証券 | SBI証券 |
5万円 | 500ポイント | 550ポイント | 250ポイント | 250ポイント |
6万円 | 600ポイント | 610ポイント | 300ポイント | 300ポイント |
6万 3,000円 |
630ポイント | 628ポイント | 315ポイント | 315ポイント |
10万円 | 1,000ポイント | 730ポイント | 500ポイント | 500ポイント |
15万円 | ─ | ─ | 750ポイント | ─ |
楽天証券でクレカ積立のポイント還元率が0.5%ではなく1.0%の銘柄を選べば最大1,250ポイントになりますが、対象銘柄の信託報酬(保有時に発生する主なコスト)は年率0.7%以上となります。なお「オルカン」と呼ばれて個人投資家に人気がある「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」の信託報酬は、年率0.05775%です。
0.6%以上の差があるため、これではポイント以上に負担するコストが増えてしまいます。コストの低い銘柄でクレカ積立のポイント還元率を上げたい場合、月6万2,000円まではマネックス証券、月6万3,000円以上であればauカブコム証券を選びましょう。
米国株:SBI証券
米国株に投資をする場合は、取扱銘柄数が豊富で為替手数料が実質無料になるSBI証券がおすすめです。
【米国株の取扱銘柄数や手数料】
日本株・単元未満株:SBI証券
日本株や単元未満株(1~99株の日本株)に投資する場合は、NISA以外でも手数料がかからないSBI証券がおすすめです。
【日本株・単元未満株の手数料(NISA以外の場合)】
IPO:SBI証券
IPO(新規公開株)は、実績が豊富なSBI証券がおすすめです。IPOは、なかなか当たらないため、どうしてもIPOに投資したい場合は複数の証券会社に口座を開設しましょう。
【IPOの実績(2023年)】
証券会社について初心者からよく聞かれる質問
証券会社について初心者からよく聞かれる質問を3つにまとめました。
証券口座を持っていると手数料はかかる?
一部の証券会社では、一切投資しない場合に口座管理手数料を設けている場合があります。ただし、ここで紹介した大手ネット証券5社では、口座管理手数料は一切発生しません。
ネット証券を利用する場合のデメリットはある?
ネット証券は、電話やチャットでのサポートがメインになっているため、店舗の営業員が対応する野村證券などの対面証券にはサポート面で劣る部分があります。ネット証券で投資相談を受けながら投資を始めたい場合は、IFAコースや松井証券の「株の取引相談窓口」を利用してみましょう。
NISA口座はどこで開設すればいい?
投資先に応じて異なります。投資信託の積立投資をメインにするなら、月6万2,000円まではマネックス証券、月6万3,000円以上ならauカブコム証券を選びましょう。株や投資信託など幅広い商品に投資したい人は、楽天のサービスをよく利用するなら楽天証券、あまり利用しないならSBI証券がおすすめです。
初心者は大手ネット証券で投資を始めよう
投資初心者は、大手ネット証券で始めましょう。店舗のある証券会社や銀行でも投資は始められますが、営業員によって相談の質や運用能力に差があり、当たりハズレが激しいです。ハズレを引いて高い手数料を払わされるのであれば、NISAで日本株、米国株、投資信託の手数料が無料または実質無料になる大手ネット証券を選ぶほうが無難です。
どの証券会社で口座を開設すればいいか迷った場合は、SBI証券または楽天証券のどちらかを選びましょう。
\複数のポイントから選べる/
\楽天会員におすすめ/