米国株(アメリカ株)と米国ETFが買える証券会社をおすすめ順に紹介

米国株(アメリカ株)と米国ETFは、多くの証券会社が取り扱っているため、どこで買えばいいのか迷う人もいるのではないでしょうか。

本記事では、米国株と米国ETFが買える証券会社について、手数料が安いところをおすすめ順に紹介します。

新NISAで購入すれば、取引手数料が無料になる証券会社もあるので、コストを抑えたい人はぜひご覧ください。

  1. 米国株(アメリカ株)が買えるおすすめ証券会社5選
    1. 1位:マネックス証券|米国株購入時の為替手数料が無料
    2. 2位:松井証券|外貨決済で米国株を買うと為替手数料が無料
    3. 3位:楽天証券|約定代金が2.22米ドル以下なら手数料は0円
    4. 4位:SBI証券|新NISAの米国株の取引手数料が無料
    5. 5位:DMM 株|取引手数料が無料で為替手数料が25銭
  2. 米国ETFが買えるおすすめ証券会社5選
    1. 1位:マネックス証券|取引手数料が実質無料
    2. 2位:松井証券|外貨決済で米国ETFを買うと為替手数料が無料
    3. 3位:楽天証券|新NISAなら米国ETFの取引手数料が無料
    4. 4位:SBI証券|所定の銀行で外貨積立を行えば為替手数料が無料
    5. 5位:DMM 株|取引手数料が無料で為替手数料が25銭
  3. 米国株や米国ETFが日本で人気になる理由3つ
    1. 1. 1990年以降の株価上昇率は他の先進国を大きく上回っているから
    2. 2. 配当金や分配金が年4回もらえるから
    3. 3. 最も購入しやすい外国株・ETFだから
  4. これから米国株や米国ETFに投資する場合の注意点2つ
    1. 1. 為替相場だけを見ればかなり高い
    2. 2. NISA・新NISA口座で米国株や米国ETFを買っても配当金は10%課税
  5. おすすめの証券会社で買える米国株3選
    1. 米国株①ウォルマート
    2. 米国株②ウォルト・ディズニー
    3. 米国株③プロクター・アンド・ギャンブル
  6. おすすめの証券会社で買える米国ETF3選
    1. 米国ETF①バンガード・S&P 500 ETF
    2. 米国ETF②バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
    3. 米国ETF③インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF
  7. 米国株(アメリカ株)や米国ETFについてよくある質問Q&A
    1. Q.米国株・米国ETFの取引時間は?
    2. Q.別の証券会社にある米国株・米国ETFを移管できる?
  8. 米国株(アメリカ株)や米国ETFを買うならマネックス証券がおすすめ

米国株(アメリカ株)が買えるおすすめ証券会社5選

米国株(アメリカ株)が買えるおすすめ証券会社は、新NISAで購入すれば以下の5社が取引手数料が無料(または実質無料)になります。

新NISAで米国株を買う場合は、為替手数料が安い証券会社を選びましょう。

【米国株(アメリカ株)が買えるおすすめ証券会社】

※取扱銘柄数はETF数も含む
※1:上限22米ドル
※2:サマータイム(3月第2日曜日から11月第1土曜日)は1時間早くなる
※3:松井証券で米ドルへ両替して米国株を購入(外貨決済)した場合に限る
※4:キャンペーンへのエントリーかつ楽天証券で外貨決済した場合に限る
※5:配当金受取時は1米ドルあたり1円
(2023年11月24日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

1位:マネックス証券|米国株購入時の為替手数料が無料

マネックス証券は、米国株購入時の為替手数料が無料になる証券会社です。新NISAなら取引手数料も実質無料となります。

手数料は松井証券と同様ですが、マネックス証券の場合は円貨決済(米ドルに両替せずに米国株を売買する方法)でも為替手数料が無料です。

はじめて米国株を取引する人でもわかりやすいといえるでしょう。

米国株の取引時間も他4社より5時間以上長く、22時から翌日の10時(サマータイムは21時から翌日の9時)まで取引できます。

他の証券会社では、米国株を取引できない朝の通勤時間でも取引できるので、仕事が忙しくて夜間での取引が難しい人は、マネックス証券がおすすめといえます。

米国株の買い方が知りたい人はこちら
【関連記事】 マネックス証券の米国株の買い方を紹介!メリットや手数料・おすすめ銘柄も

\新NISAなら手数料実質無料で買える/

2位:松井証券|外貨決済で米国株を買うと為替手数料が無料

松井証券
引用:松井証券

松井証券は、外貨決済(日本円から米ドルに両替して米国株を売買する方法)で米国株を買う場合に為替手数料が無料になる証券会社です。

新NISAなら取引手数料が無料になり、外貨決済なら手数料無料で米国株が買えます。

松井証券は、もともと店舗のある対面証券であったため、顧客サポートにも力を入れています。

受付時間内なら電話でのサポート、時間外でもAIチャットでのサポートが受けられるので、ネット証券の利用がはじめてで不安な人も安心です。

【松井証券の主な顧客サポートと受付時間】

サポートの種類 電話番号 受付時間
口座開設
サポート
0120-021-906 平日 8:30~17:00
NISAサポート 0120-785-740 平日 8:30~17:00
米国株サポート 0120-937-378 平日 7:00~24:00
※参考:松井証券|お問い合わせ
(2023年11月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

手数料の安さと顧客サポートの両方を重視したいなら、松井証券を選びましょう。

松井証券について詳しく知りたい人はこちら
【関連記事】松井証券のメリットとデメリットは?松井証券が向いている人まで解説

\新NISAなら手数料無料で買える/

3位:楽天証券|約定代金が2.22米ドル以下なら手数料は0円

楽天証券
引用:楽天証券

楽天証券は約定代金が2.22米ドル以下ならば手数料はが0円になります。

新NISAは取引手数料が無料になり、為替手数料のみの負担で米国株が買えます。

日本株や投資信託など米国株以外の投資先も検討している人なら、楽天証券を選んでもよいでしょう。

楽天証券について詳しく知りたい人はこちら
【関連記事】楽天証券のメリットやデメリットは?つみたてNISAにおすすめな理由や口コミ・評判も

\日本円に戻す際の為替手数料が安い/

4位:SBI証券|新NISAの米国株の取引手数料が無料

SBI証券
引用:SBI証券

SBI証券は、新NISAなら米国株の取引手数料が無料です。

SBI証券で米ドルに両替すると為替手数料が25銭かかりますが、住信SBIネット銀行で外貨積立をしたうえでSBI証券の口座に送金すれば、為替手数料無料で米ドルに両替できます。

住信SBIネット銀行に口座があるなら、SBI証券で米国株を始めるのも選択肢の一つです。

SBI証券について詳しく知りたい人はこちら
【関連記事】SBI証券で口座開設するメリットを紹介

\新NISAは日米株の取引手数料が無料/

5位:DMM 株|取引手数料が無料で為替手数料が25銭

DMM 株
引用:DMM 株

DMM 株は、新NISA以外でも米国株の取引手数料が無料になります。

ただし為替手数料が25銭かかるほか、米国株の配当金を受け取る際の為替手数料は1円と高いです。

新NISAであれば他の4社も取引手数料が無料になるため、新NISA以外で配当金のない米国株を買うなら選択肢の一つでしょう。

\NISA以外でも米国株の取引手数料無料/

米国ETFが買えるおすすめ証券会社5選

米国ETFが買えるおすすめ証券会社は、新NISAなら取引手数料が無料(または実質無料)になる以下の5社です。

【米国ETFが買えるおすすめ証券会社】

※1:指定銘柄以外の購入手数料や売却手数料は0.495%(上限22米ドル)
※2:サマータイム(3月第2日曜日から11月第1土曜日)は1時間早くなる
※3:松井証券で米ドルへ両替して米国株を購入(外貨決済)した場合に限る
※4:キャンペーンへのエントリーかつ楽天証券で外貨決済した場合に限る
※5:配当金受取時は1米ドルあたり1円
(2023年11月24日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

新NISAで米国ETFを買う場合は、米国株と同様に為替手数料が安い証券会社を選びましょう。

新NISA以外で米国ETFを買う場合は、手数料無料のETFがどれくらいあるかも重要です。

1位:マネックス証券|取引手数料が実質無料

マネックス証券は、新NISAならどの米国ETFでも取引手数料が実質無料になります。

また、新NISA以外でも21銘柄の米国ETFの購入手数料(税抜)がキャッシュバックされます。

為替手数料も購入時は無料になるので、新NISAで米国ETFを買う場合はどの銘柄でも手数料が実質無料です。

できる限り手数料を払わずに米国ETFを買いたいのなら、マネックス証券を選びましょう。

\新NISAなら手数料実質無料で買える/

2位:松井証券|外貨決済で米国ETFを買うと為替手数料が無料

松井証券
引用:松井証券

松井証券は、外貨決済(日本円から米ドルに両替して米国株を売買する方法)で米国ETFを買う場合の為替手数料が無料です。

新NISAなら取引手数料が無料になるため、手数料無料で米国ETFが買えます

一方で、新NISA以外では購入手数料無料などの特典はありません。新NISAで米国ETFを買うのなら、松井証券も選択肢の一つです。

\新NISAなら手数料無料で買える/

3位:楽天証券|新NISAなら米国ETFの取引手数料が無料

楽天証券
引用:楽天証券

楽天証券は、新NISAなら米国ETFの取引手数料が無料、新NISA以外では15銘柄の米国ETFの購入手数料が無料になります。

為替手数料は通常25銭ですが、キャンペーンにエントリーしてから米ドルに両替すれば実質3銭です。

購入時の為替手数料が無料になるマネックス証券や松井証券と比べて手数料は高くなりますが、日本株の手数料が無料になる、日経新聞が無料で読めるなどのメリットもあります。

米国ETF以外の投資も考えているなら、楽天証券を選びましょう。

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4位:SBI証券|所定の銀行で外貨積立を行えば為替手数料が無料

SBI証券
引用:SBI証券

SBI証券は、新NISAなら米国ETFの取引手数料が無料、新NISA以外では10銘柄の米国ETFの購入手数料が無料になります。

SBI証券で米ドルに両替すると為替手数料が25銭かかりますが、住信SBIネット銀行で外貨積立をしたうえでSBI証券の口座へ米ドルで送金すれば、購入時の為替手数料は無料です。

ただし為替手数料を無料にするためには、証券会社とは別に銀行にも口座を開設する必要があり、3位までの証券会社と比べて手間はかかります。

住信SBIネット銀行に口座があるなら、SBI証券も選択肢の一つでしょう。

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5位:DMM 株|取引手数料が無料で為替手数料が25銭

DMM 株
引用:DMM 株

DMM 株は、新NISA以外でも米国ETFの取引手数料が無料になる証券会社です。

ただし為替手数料が25銭かかるほか、米国ETFの分配金(配当金)を受け取る際の為替手数料は1円と高いです。

人気のある米国ETFは、分配金を出すものが多く高配当ETF(分配金が多いETF)の投資には向いていません。

分配金がない、または少ない米国ETFを新NISA以外で買うならDMM 株も選択肢の一つでしょう。

\NISA以外でも米国株の取引手数料無料/

米国株や米国ETFが日本で人気になる理由3つ

米国株(アメリカ株)や米国ETFが日本で人気になる理由は3つあります。

投資先として米国株や米国ETFを推す内容が多いため「なにか裏があるのでは?」と疑う人もいるかもしれませんが、推す側としては以下の理由があります。

これより理由を詳しく解説していきます。

1. 1990年以降の株価上昇率は他の先進国を大きく上回っているから

各国の株式市場全体を見ると、米国の1990年以降の株価上昇率は他の先進国を大きく上回っています。

【米国(青)、ドイツ(水色)、イギリス(紫)、日本(オレンジ)の株価】

米国(青)、ドイツ(水色)、イギリス(紫)、日本(オレンジ)の株価
(1990年1月~2023年11月22日まで)
引用:TradingView

米国では日本と異なり、今後もある程度の人口増加が予測されます。

人口増加は、株価上昇に直結するわけではないものの経済成長につながるといわれており、将来性を考慮しても米国株は有望な投資先の一つです。

2. 配当金や分配金が年4回もらえるから

米国株は、原則として配当金や分配金が年4回もらえます。

一部の銘柄を除いて年2回しか配当がもらえない日本株より、配当金(分配金)のもらえる機会が多い傾向です。

【米国株(Apple)と日本株(トヨタ自動車)の配当金の権利が確定する月】

米国株(Apple) 日本株(トヨタ自動車)
2月・5月・8月・11月 3月・9月
(2023年11月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

配当金(分配金)の権利を得てから証券口座に振り込まれるまでのタイムラグも短く、日本株ではおおむね2ヵ月以上かかるのに対し、米国株は遅くとも1ヵ月程度で振り込まれます。

3. 最も購入しやすい外国株・ETFだから

米国株や米国ETFは、日本で最も購入しやすい外国株(ETF)です。

日本株に魅力を感じない人は、海外に目を向けるしかないですが、ドイツ株やイギリス株などヨーロッパ諸国の株を扱う大手ネット証券(SBI証券、楽天証券、マネックス証券、auカブコム証券、松井証券)はありません。

中国株は、値動きが激しいイメージが拭いきれない点を考えると、消去法的に米国株が選ばれやすい傾向にあります。

Google、Amazon、Apple、Teslaなど、日本でも知名度の高い外国企業がこれほど多いのは米国株だけです。

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これから米国株や米国ETFに投資する場合の注意点2つ

米国株や米国ETFは魅力的な投資先ですが、これから投資をする場合は2つの注意点があります。

1. 為替相場だけを見ればかなり高い

米ドルと日本円の為替相場を見ると、米ドルがかなり高いのは事実です。

【為替相場(米ドル/円)】

為替相場(米ドル/円)
(1990年1月~2023年11月22日まで)
TradingView

1990年以降の為替相場を見ると、2023年11月22日の為替レートはおよそ25年ぶりの円安米ドル高水準です。

米国株への投資は「日本円を売って米ドルを買う」ともいえるため、為替だけを見ればかなり高い位置で買うことになります。

リーマンショック級の経済危機が起きない限り急に円高米ドル安になる可能性は低いものの、過去の値動きを見れば高いという認識は持っておいたほうがよいでしょう。

2. NISA・新NISA口座で米国株や米国ETFを買っても配当金は10%課税

新NISA(NISA)口座で米国株や米国ETFを買った場合でも、配当金は10%課税されます。

NISAは、国内の税金(20.315%)を非課税にする制度であるため、米国で発生する税金は非課税にはなりません。

米国株や米国ETFに投資する場合、売却益は米国では非課税ですが、配当金は日・米租税条約に基づき10%の課税を受けます。

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おすすめの証券会社で買える米国株3選

おすすめの証券会社で買える米国株を3銘柄紹介します。

なおGAFAM(Google、Amazon、旧Facebook(現Meta)、Apple、Microsoft)はあえて紹介しませんが、おすすめできる銘柄の一つです。

米国株①ウォルマート

ウォルマート
(2023年11月21日までの直近5年間の値動き、右軸は米ドル)
引用マネックス証券

【ウォルマートの概要】

株価 155.86米ドル
配当 2.28米ドル
配当利回り 約1.47%
取り扱い
証券会社
(抜粋)
マネックス証券
松井証券
楽天証券
SBI証券
DMM 株
※小数点第3位以下は四捨五入
(2023年11月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

・配当を安定的に受け取りたい人におすすめ

ウォルマート は、米国を中心にスーパーマーケットチェーンの「ウォルマート」を展開する小売業大手です。

日本でいえばイオンのような企業です。2023年11月の決算発表で個人消費について悲観的な見通しを示したため株価は下落したものの、業績は安定しています。

今後も人口増加が予測される米国なら小売業でもある程度の将来性は見込まれます。

配当を安定的に受け取りたいなら投資先の候補に挙げてもいいでしょう。

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米国株②ウォルト・ディズニー

ウォルト・ディズニー
(2023年11月21日までの直近5年間の値動き、右軸は米ドル)
引用マネックス証券

【ウォルト・ディズニー の概要】

株価 94.45米ドル
配当 なし
配当利回り
取り扱い
証券会社
(抜粋)
マネックス証券
松井証券
楽天証券
SBI証券
DMM 株
※小数点第3位以下は四捨五入
(2023年11月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

・安価な米国株に投資したい人におすすめ

ウォルト・ディズニー は、ディズニーランドで有名な総合エンターテインメント企業です。

新型コロナウイルス感染症の拡大によって株価は大きく下落したものの、2021年以降の入園者数は回復しつつあります。

将来的には、配当が復活する可能性もあるため、できる限り株価が安い米国株に投資したいならおすすめです。

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米国株③プロクター・アンド・ギャンブル

プロクター・アンド・ギャンブル
(2023年11月21日までの直近5年間の値動き、右軸は米ドル)
引用マネックス証券

【プロクター・アンド・ギャンブル の概要】

株価 149.61米ドル
配当 3.76米ドル
配当利回り 3.76米ドル
取り扱い
証券会社
(抜粋)
マネックス証券
松井証券
楽天証券
SBI証券
DMM 株
※小数点第3位以下は四捨五入
(2023年11月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

・66年連続増配!配当を受け取りたい人におすすめ

プロクター・アンド・ギャンブル は、日本では「P&G(ピーアンドジー)」の愛称で知られる企業です。

洗剤など景気に関係なく売れるものを主に扱っており、GAFAMなどと比べて株価は安定しています。

株価の上昇余地は大きくないものの、66年連続増配しているので配当目当ての投資なら選択肢の一つでしょう。

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おすすめの証券会社で買える米国ETF3選

続いてはおすすめの証券会社で買える米国ETFを3銘柄紹介します。

米国ETF①バンガード・S&P 500 ETF

バンガード・S&P 500 ETF
(2023年11月21日までの直近5年間の値動き、右軸は米ドル)
引用マネックス証券

【バンガード・S&P 500 ETF の概要】

価格 416.34米ドル
分配金 約6.23米ドル
分配利回り 約1.50%
保有コスト
(年率)
0.03%
取り扱い
証券会社
(抜粋)
マネックス証券
松井証券
楽天証券
SBI証券
DMM 株
※小数点第3位以下は四捨五入
(2023年11月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

・コストを抑えて米国株投資したい人におすすめ

バンガード・S&P 500 ETF は、米国の主要企業およそ500社で構成された株価指数「S&P500」に連動した運用を目指すETFです。

つみたて投資枠(旧つみたてNISA)でもS&P500に連動した運用を目指す投資信託は人気があり、VOOなら保有コスト(経費率)が年率0.03%と投資信託より安くなります。

できる限りコストを抑えて主な米国企業に投資したいならおすすめです。

米国ETF②バンガード・トータル・ストック・マーケットETF

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF
(2023年11月21日までの直近5年間の値動き、右軸は米ドル)
引用マネックス証券

【バンガード・トータル・ストック・マーケットETF の概要】

価格 224.18米ドル
分配金 3.34米ドル
分配利回り 約1.49%
保有コスト
(年率)
0.03%
取り扱い
証券会社
(抜粋)
マネックス証券
松井証券
楽天証券
SBI証券
DMM 株
※小数点第3位以下は四捨五入
(2023年11月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

・米国株全体に分散投資したい人におすすめ

バンガード・トータル・ストック・マーケットETF は、米国企業およそ3,800社に分散投資するETFです。

米国株全体に投資するETFとして有名で、つみたて投資枠(旧つみたてNISA)でも「楽天VTI、SBI VTI」と呼ばれて人気があります。

VOOと同様に保有コスト(経費率)が年率0.03%と投資信託より安く、コストを抑えて米国株全体に分散投資したい人におすすめです。

米国ETF③インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF

インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF
(2023年11月21日までの直近5年間の値動き、右軸は米ドル)
引用マネックス証券

【インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF の概要】

価格 388.47米ドル
分配金 約2.17米ドル
分配利回り 約0.56%
保有コスト
(年率)
0.20%
取り扱い
証券会社
(抜粋)
マネックス証券
松井証券
楽天証券
SBI証券
DMM 株
※小数点第3位以下は四捨五入
(2023年11月21日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ)

・GAFAMなどのIT企業100社に投資したい人におすすめ

インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 ETF は、GAFAMなどのIT企業100社で構成された株価指数「ナスダック100」に連動した運用を目指すETFです。

AppleとMicrosoftだけで全体の20%程度を占め、組み入れ上位5銘柄で全体の30%を超えています。

他のETFと比べて一部の銘柄に投資割合が集中している傾向はありますが、米国株でGAFAMを買わないなら選択肢の一つです。

\新NISAなら手数料実質無料で買える/

米国株(アメリカ株)や米国ETFについてよくある質問Q&A

米国株(アメリカ株)や米国ETFについてよくある質問をまとめました。

Q.米国株・米国ETFの取引時間は?

米国の株式市場が開いている日本時間の23時30分~翌日6時まです。

サマータイム(3月第2日曜日から11月第1土曜日)は1時間早くなります。

マネックス証券は、市場が開いていない時間の取引(時間外取引)にも対応しているため、22時~翌日10時(サマータイムは21時~翌日9時)まで取引可能です。

Q.別の証券会社にある米国株・米国ETFを移管できる?

別の証券会社にある米国株・米国ETFを移管することはできます。

ただし、証券会社によって定められた移管手数料がかかります。

米国株(アメリカ株)や米国ETFを買うならマネックス証券がおすすめ

米国株や米国ETFを買う場合は、朝の通勤時間でも取引できるマネックス証券がおすすめです。

新NISAなら米国株や米国ETFの取引手数料が実質無料になり、購入時の為替手数料も無料になります。

米国株や米国ETFをメインの投資先に検討している場合は、マネックス証券で投資を始めましょう。

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マネックス証券について詳しく知りたい人はこちら
【関連記事】マネックス証券の米国株の買い方を紹介!メリットや手数料・おすすめ銘柄も

北川 真大

金融系ライター・個人投資家

明治大学法学部卒業後、証券会社に入社。入社後すぐに2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、個人営業に従事。証券営業の経験をもとに金融系の記事執筆やKindle出版を開始し、現在はフリーライターとして活動中。日本株、投資信託、暗号資産、不動産を保有する個人投資家でもあり、日本株の投資歴は累計7年以上に及ぶ。