株式投資初心者の中には、株の仕組みや証券会社の選び方などがわからず、困っている方もいるかもしれません。
本記事では、株式投資の基本的な仕組みや必要な資金、おすすめの銘柄や証券会社など始めるために必要な情報をわかりやすく解説しています。大きなリスクを負わず、落ち着いて株式投資を継続するため、まずは少額投資から始めてみましょう。
目次
株式投資とは?
株式投資とは、企業が発行する株を買うことで資産を増やしていく投資の方法です。
株を所有すれば企業が利益を上げた場合、配当金として利益の一部を受け取ることができます。また、その企業の価値が上がれば、株の価格も上がり、買ったときよりも高い値段で売ることで利益を得ることもできます。
しかし、株価は常に変動し、企業が思うように成長しなかった場合、株の価格が下がり損失を被るリスクもあります。株式投資は、短期的に利益を狙うのではなく、長期的な成長を見越して投資することが重要です。
株式投資の仕組み
企業が事業を拡大するため、または新しい事業を始めるためには資金が必要です。この資金を調達する方法の一つとして株式の発行があります。投資家は株式の購入によって、その企業の株主となり、企業の成果に応じて利益を享受します。
企業は、多くの人々に自社の株式を取引してもらうため、東京証券取引所や名古屋証券取引所などの公開市場に株式を上場します。ただし、上場するためには厳しい審査基準をクリアしなければなりません。上場した企業にとって、取引先や消費者からの信頼を高められる点も上場のメリットです。
1株からの少額投資が可能
株式投資を始める際、大きな資金が必要だと考えている人も多くいます。国内株式の売買単位は2018年10月から1単元100株に統一されました。
つまり1株1,000円の株式を購入するには、最低でも100,000円の資金が必要でした。しかし、現在では1株から始められる「単元未満株」「ミニ株」などを取り扱う証券会社も増えており、特に初心者には、少額から始めて投資のリスクを低く抑えつつ、実際の投資の流れや感覚をつかむことができるようになっています。
1株からという手頃な価格で投資を始められるため、初心者でも気軽に投資を体験できますが、投資する額が小さいので得られるリターンもそれほど大きくありません。
そのため、投資初心者の方が少額から株式投資をスタートする際は、大きな利益を期待するのではなく、投資の経験を積むことを主目的として考えると良いでしょう。
下の記事では、1万円以下でも購入できるミニ株や単元未満株について詳しく解説しています。合わせて読んでみてください。
> 株を買うにはいくら必要?1万円以下で投資するメリットとおすすめ銘柄を解説
> ミニ株・単元未満株がおすすめしないと言われるのはなぜ?活用してほしい人も紹介
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株式投資の3つの魅力
株式投資には多くの魅力がありますが、ここでは特に初心者の方に知ってほしい3つの魅力をピックアップして解説します。
資産運用の方法は多岐にわたりますが、基本的にどの資産運用の方法でも投資による利益は「インカムゲイン」と「キャピタルゲイン」の2つです。
- 値上がり益が得られる(キャピタルゲイン)
- 配当金が受け取れる(インカムゲイン)
- 株主優待が受けられる
1.値上がり益(キャピタルゲイン)が得られる
値上がり益は、株式投資の大きな魅力のひとつです。株価の上昇によって得られる値上がり益は「キャピタルゲイン」とも呼ばれ、購入したときの株価よりも高い価格で売却することで得られる利益を指します。
1株1,000円の株式を100株を購入し、その後1株1,200円まで値上がりしたタイミングで売却すると20,000円の値上がり益(売却益)を得ることができます(NISA制度を活用していない場合は、税金が引かれます)。
値上がり益のメリットとしては、以下の2点です。
- 短期間で大きな利益を得られる可能性がある
- 早期に再投資の機会を得られる
タイミングよく株を購入し、株価の急激な上昇を捉えられれば短期間で大きなリターンが得られます。また、その売却益を再投資に回すことで、さらに大きな利益を生む可能性がある点は、値上がり益を狙う株式投資の大きなメリットといえるでしょう。
ただし、株価は下落し損失が発生するリスクもあります。投資する際は十分なリサーチとリスク管理が必要です。特に投資経験が浅い初心者は、情報収集や分析をしっかりと行い、冷静な判断で投資を行いましょう。
2.配当金(インカムゲイン)が受け取れる
配当金とは、企業が利益を上げた場合に株主に一定の割合で分配することで、株主は保有する株数によって利益を得ることができます。これを配当金といい、「インカムゲイン」の一種です。これは、資産の売却によって得られる利益であるキャピタルゲインとは異なります。
配当金は配当利回りで決まり、1株1000円で配当金10円だとしたら、利回り1%となります。
配当金は、企業ごとによって設定されているため、その利率も企業ごとに異なり、企業の業績によって削減されたり廃止されたりする可能性があります。
しかし、配当金は株価の短期的な変動に影響されず、安定的に利益を得る期待ができます。
投資経験が浅い初心者や長期投資を前提にしている人、株価の変動を頻繁にチェックできない人でも利益を得られる方法です。
3.株主優待が受けられる
株主優待とは、配当金とは異なり、企業が株主に対して提供する特典やサービスのことです。株式を保有していると株主優待を受けることができる場合があり、この株主優待もインカムゲインの一種と言えます。
具体的な優待内容は多岐にわたり、例えば飲食店チェーンが提供する食事券、出版社からの書籍、あるいは観光地の入場券など、企業の事業内容やブランドイメージに合わせたものが多いようです。また、一部の製造業では、自社の製品サンプルや新製品の試供品を提供することもあります。
このような株主優待は、投資初心者にとっても金銭以外の価値を感じられるリターンであり、魅力的です。実際に、株主優待を目当てに株を購入する人も多くいます。
しかし、優待を受けるためには一定期間以上その株を保有する必要があることも多いうえ、価格変動による損失もありえるため、投資判断の際には十分に考慮しましょう。
株式投資の3つのリスクを押さえよう
株式投資には大きな利益を得られる可能性はありますが、それと同時に損失が発生するリスクも伴います。投資を始める前に、損失が発生する3つのリスクを理解し、適切な対策を取りましょう。
- 価格変動リスク
- 流動性リスク
- 倒産リスク
価格変動リスク
株式投資には価格変動リスクが伴います。例えば1,000円で購入した株価が下落し、800円になってしまった時点で売却すると1株当たり200円の損失です。
株価は企業の業績や経済全体の動向など、あらゆる要因により変動します。一般的に、業績が好調であれば株価の上昇が期待できますが、逆に業績が悪化すれば株価が下落するリスクがあることを考えなければいけません。
重要なのは、株取引は元本保証のない投資であるということです。したがって、損失が出る可能性も考慮しながら投資判断を行う必要があります。
価格変動リスクは株式投資において避けられないものです。しかし長期的な運用計画や、分散投資など、初心者にも可能な株式投資のポイントもあります。
適切な知識と戦略を持ち、しっかりとしたリサーチと計画をもとに安定した株式投資を行いましょう。
流動性リスク
流動性リスクとは、希望する価格での売買が難しくなるリスクです。
株の取引量は銘柄によって異なり、一部の銘柄では取引が非常に少ないため、ある銘柄の株を売りたいと思っても、売り手が少ないために希望する価格で売れない、または買いたいと思っても買い手が少ないために希望する価格で買えないという状況が生じることがあります。
購入した株価が上昇しているときであれば良いのですが、下落して損失が膨らんでいるにもかかわらず買い手がつかなくて売れず、損失がさらに拡大してしまう可能性があるため注意が必要です。
流動性リスクを回避するためには、取引量が多い銘柄を選びます。取引量が多い銘柄は、多くの投資家が関心を持って取引を行っているため、希望する価格での売買が比較的スムーズに行える可能性が高めです。
株式投資をする際は流動性リスクを理解し、取引量を考慮したうえで流動性の高い銘柄選びを心がけましょう。
倒産リスク
企業の経営状況や財務状況が悪化すると、その企業が倒産するリスクがあります。
もし企業が倒産してしまった場合、その企業の株の価値はゼロになってしまう可能性があり、投資した資金の回収は難しくなるため大きな損失を覚悟しなければいけません。
倒産リスクにより大きな損失を発生させないために、投資する企業の経営状況やニュースをチェックし、リスクに対して適切な対応を心がけましょう。また、複数銘柄へ分散して投資すれば、一つの企業が倒産した場合のリスクも分散できます。
すべての投資にはリスクが伴いますが、そのリスクをどのように管理するかが重要です。初心者も情報収集の習慣を持つことや複数銘柄への分散投資によって倒産リスクを抑えられます。
株のはじめ方【ステップ順に解説】
株式投資の経験がない初心者向けに、株のはじめ方について解説します。ステップ順に解説していくので、読みながら進めてみましょう。
- 証券口座を開設する
- 開設口座に入金する
- 購入したい株を選ぶ
- 株を購入する
1.証券口座を開設する
株式投資を始める際の第一歩として、証券会社の口座を開設しましょう。株式の売買は証券口座を通じて行います。
証券会社の選び方には、取扱商品数や取引手数料、取引ツールの機能性、サービス内容などの観点があり、自分のニーズに合った証券会社を選びましょう。
特に、ネット証券は取引手数料が一般的に安く設定されており、インターネットを通じてパソコンやスマホから時間、場所を問わず取引が可能です。また、対面型の証券会社と比べて手軽に口座開設や取引ができるため、初心者にもおすすめします。
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2.開設口座に入金する
証券口座を開設したら、取引用の資金を口座に入金しましょう。入金した資金を元に株を売買するため、ようやく株式投資のスタートです。
初心者の中には、株式投資のためにいくら入金したら良いのかわからない方もいるでしょう。
まず、投資は余剰資金で行うのが鉄則です。株式投資に限らず、投資には損失が発生するリスクが常に伴います。そのため、生活に必要な資金は絶対に使わないように決めておきましょう。
元本保証のない株式投資において、株価の値下がりリスクに備えることは投資に必要な資金管理術の一つです。利益のことだけでなくリスクに対する準備をすれば、安心して投資を継続できると考えましょう。
3o購入したい株を選ぶ
証券口座に資金を入金したら、購入したい株を選びましょう。
国内で最も大きい東京証券取引所には、3つの市場区分があり上場している銘柄も異なります。まずは市場区分とその特徴を押さえておきましょう。
市場の区分 | 特徴 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
プライム市場 | 100億円以上の流通株式時価総額を持つ企業が上場。投資者との対話を重視し、持続的成長と企業価値の向上を目指す企業向けの市場。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
スタンダード市場 | 10億円以上の流通株式時価総額を持つ企業が上場。基本的なガバナンス水準と十分な流動性があり、持続的成長と企業価値の向上を目指す企業向けの市場。 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
グロース市場 | 高い成長可能性を持つ企業が上場。事業計画や進捗の適切な開示が行われる一方で、事業実績の観点から見てリスク高めの企業向けの市場。 |
項目 | 内容 |
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証券口座数 | 約1,100万口座(2024年2月8日時点) |
国内株式手数料 | アクティブプラン:0円〜 |
スタンダードプラン:55円(税込)~ | |
投資信託数 | 2,614本(2024年2月8日時点) |
IPO投資(本数) | 90社(2023年度実績) |
つみたてNISA | 可(219本) |
NISA | 可(投資信託2,579本 2023年9月3日時点) |
ポイント投資 | 可 |
ミニ株(単元未満株) | 可(S株) |
SBI証券は、国内株式個人取引シェアNo.1を誇り、国内株式の取引手数料無料といった投資家にとって魅力的なサービスを多数提供する証券会社です。
投資信託の保有残高に応じてTポイントやPontaポイントなどが付与されるようなお得なサービスが充実しているため、投資以外の楽しみも感じられるでしょう。
IPO取り扱い実績が多い点も魅力的ですが、一方で参加する投資家が多く競争率が高めです。
メリット | デメリット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
・国内株式取引手数料無料
・主要ネット証券保有口座数No.1の人気 ・IPO取扱銘柄が多い ・充実したポイントサービス ・移管手数料無料プログラム | ・IPOの競争率が高い |
項目 | 内容 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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証券口座数 | 約1000万口座(2023年12月末時点) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
国内株式手数料 | 超割コース:55円(税込)~(大口は0円~) いちにち定額コース:0円~ | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
投資信託数 | 2,553本(2024年2月8日時点) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
IPO投資(本数) | 60社(2023年実績) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
つみたてNISA | 可(221本 2024年2月8日現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
NISA | 可(2,532本 2023年9月3日現在) | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ポイント投資 | 可 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
ミニ株(単元未満株) | 可(かぶミニ(TM)) |
メリット | デメリット | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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・取引手数料が安い
・取扱商品が豊富 ・楽天ポイントの利用が可能 ・豊富な情報提供サービス ・無料で使えるMARKETSPEED | ・ポイントサービスが改悪された |
項目 | 内容 |
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証券口座数 | 約157万口座(2023年7月時点) |
国内株式手数料 | ワンショット手数料コース:55円(税込)~ 1日定額手数料コース:0円~ |
投資信託数 | 1,702本(2023年9月3日時点) |
IPO投資(本数) | 24社(2023年実績) |
つみたてNISA | 可(218本 2024年2月8日現在) |
NISA | 可 |
ポイント投資 | 可 |
ミニ株(単元未満株) | 可(プチ株(R)) |
メリット | デメリット |
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・取引でPontaポイントが貯まる
・じぶん銀行の円普通預金金利が100倍にアップ ・豊富な手数料割引サービス ・充実の取引ツール | ・クレジットカードを使用した積立投資は月1回 ・リアルタイム入金が可能な銀行が限定的。 |
項目 | 内容 |
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証券口座数 | 約257万口座(2024年1月末時点) |
国内株式手数料 | 取引毎手数料コース:55円(税込)~ 一日定額手数料コース:550円(税込)~ |
投資信託数 | 1,756本(2024年2月8日現在) |
IPO投資(本数) | 53本(2023年実績) |
つみたてNISA | 可(218本 2024年2月8日現在) |
NISA | 可(1,390本 2023年9月3日現在) |
ポイント投資 | 可 |
ミニ株(単元未満株) | 可(ワン株) |
メリット | デメリット |
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・米国株が5,000銘柄以上
・完全平等なIPO抽選 ・銘柄スカウターで銘柄選びをサポート ・ON COMPASSロボアドバイザーによる投資サポート ・クレカ積立の還元率1.1% | ・米国株、中国株以外の外国株式の取り扱いがない ・国内現物株取引手数料が無料ではない |
項目 | 内容 |
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証券口座数 | 約147万口座(2023年6月末時点) |
国内株式手数料 | 0円〜 (25歳以下は約定代金にかかわらず無料) |
投資信託数 | 1,653本(2024年2月8日時点) |
IPO投資(本数) | 70社(2023年実績) |
つみたてNISA | 可(197本 2023年9月3日現在) |
NISA | 可 |
ポイント投資 | 可 |
ミニ株(単元未満株) | 可 |
メリット | デメリット |
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・25歳以下は国内株式取引手数料が無料 ・電話相談できる株の取引相談窓口 ・豊富なキャンペーン | ・1日に50万円以上取引すると手数料がかかる |
株価 | 5,467円 |
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投資に必要な金額 | 54万6,700円 |
1株あたり配当金(年間) | 160円 |
配当利回り(年率) | 2.92% |
株価 | 1,125円 |
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投資に必要な金額 | 11万2,500円 |
1株あたり配当金(年間) | 41円 |
配当利回り(年率) | 3.64% |
三菱UFJは、日本最大の金融グループです。国内外で強固なネットワークを持ち、伝統的な銀行業務だけでなく、資産運用や証券取引など、多岐にわたる金融サービスを提供しています。
金融のデジタル化にも積極的に取り組んでおり、新しい金融サービスの開発にも注力している業界のリーダー的存在です。その安定性とブランド力が魅力といえます。
日本ガイシ <5333>
株価 | 1,888円 |
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投資に必要な金額 | 18万8,800円 |
1株あたり配当金(年間) | 50円 |
配当利回り(年率) | 2.65% |
株価 | 2,152円 |
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投資に必要な金額 | 21万5,200円 |
1株あたり配当金(年間) | 75円 |
配当利回り(年率) | 3.48% |
株価 | 2,888円 |
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投資に必要な金額 | 28万8,800円 |
1株あたり配当金(年間) | - |
配当利回り(年率) | - |
株価 | 7,304円 |
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投資に必要な金額 | 73万400円 |
1株あたり配当金(年間) | 200円 |
配当利回り(年率) | 2.73% |
株価 | 177.23ドル |
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投資に必要な金額 | 177.23ドル |
1株あたり配当金(年間) | 0.96ドル |
配当利回り(年率) | 0.54% |
株価 | 60.06ドル |
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投資に必要な金額 | 60.06ドル |
1株あたり配当金(年間) | 1.84ドル |
配当利回り(年率) | 3.06% |
コカ・コーラは世界最大の飲料メーカーで、ブランドの強さと広範な製品ラインアップで知られている企業です。企業としての長い歴史があり、世界中に広がった販売ネットワークで安定した収益を上げています。
長期にわたり継続して配当を支払っている実績があり、投資家としては安定した配当も魅力的な銘柄です。
懸念点として、近年の健康志向の高まりにより、糖分の多い飲料への需要が減少する可能性や環境問題やプラスチック廃棄物問題との関連で、企業のイメージダウンも挙げられます。
世界中に根強いファンを持つブランド企業として、今後どのようなサービスや商品を展開していくのか、注目したい企業の一つです。
テスラ(TSLA)
株価 | 233.19ドル |
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投資に必要な金額 | 233.19ドル |
1株あたり配当金(年間) | - |
配当利回り(年率) | - |
テスラはイーロン・マスク氏の経営で知られ、革新的な技術とマーケティングで急成長している企業です。
電気自動車(EV)の先駆者として知られる企業で、自動運転技術やバッテリー技術など多くのイノベーションを生み出してきました。同時に、ソーラーパネルや蓄電池など、再生可能エネルギー関連の事業も展開しています。
株価は上場時から大幅に上昇し、現在も高い状態が保たれています。配当金はないため銘柄保有によるインカムゲインはありません。今後の新しい事業展開やイーロン・マスク氏の動向にも注目しましょう。
買い付けできる株の種類
買い付けできる株の種類はさまざまです。投資信託やETFなど耳にしたことはあっても、よくわからない、違いは知らないという方は多いかもしれません。それぞれの特色を理解すれば、自分にどのような投資方法が合っているのか、気付くきっかけとなるはずです。
ここでは以下の3つの株をご紹介します。
- 株式投資
- 投資信託
- ETF
これらの投資方法の違いや、どのように活用できるのかを詳しく解説しますので、正しい知識を身につけて、安定的な資産形成を目指しましょう。
株式投資
株式投資とは証券取引所に上場されている会社の株式に投資することです。株式の売買は証券会社を通じて行われます。そのため株式投資を行うときは、証券会社に口座を開設しましょう。
株価は、企業の業績や景気、金利の動向、政治的な要因、投資家の動向など多くの要因によって日々変動し続けます。これらの要因は、国内外のさまざまな出来事や情報によって、日々変わり続けるものです。したがって、株式投資を行う際には、適切な情報収集と分析、投資判断が必要といえます。
投資経験のない初心者にもできる株式投資のポイントを押さえつつ、安定した資産運用を意識しましょう。
投資信託
投資信託とは、多くの投資家から集めた資金を、専門の運用会社が株式や債券などの金融商品に投資し、その運用結果を投資家に還元する投資方法です。
投資信託は多くの投資家からの資金をプールして、専門家が選定したさまざまな金融商品に分散して投資します。このため一つの投資信託に投資すれば、専門家の知識と経験を活用してその資金は複数の金融商品に分散投資可能です。
投資信託の最大のメリットの一つとして、容易にリスク分散できる点が挙げられます。初心者でも、特定の金融商品の暴落による大きな損失が発生するリスクを回避できる点が魅力です。
また投資信託は、少額の資金から投資を始められます。投資に向かう心理的なハードルを下げるので、初心者や少しずつ投資経験を積んでいきたい方にとって、手軽な投資方法です。
投資信託を利用すれば定期的な少額積立も可能で、落ち着いて長期的な資産形成を目指せるでしょう。
ETF
ETFはExchange Traded Fundの略語で、上場投資信託とも呼ばれます。投資信託の一種でありながら、株式と同様に証券取引所で取引される金融商品です。
ETFはその投資信託自体が証券取引所に上場しているため、取引時間中ならばいつでも売買が可能で、株式のようにリアルタイムで取引ができるという特徴があります。
ETFの運用方針は、日経平均株価やTOPIXなどの指数と言われる市場全体の動きを示す指標に追従するように設定されているケースが多く、大きなリターンを目指すアクティブファンドに比べて運用コストが低い点がメリットです。
また、一つのETFで多数の銘柄に投資できるため、リスク分散が容易な点は通常の投資信託と変わりません。
一方、指数を追従するETFは、アクティブファンドのような高いリターンを期待することは難しく、株式として取引されるため、売買手数料が発生することがある点は覚えておきましょう。
株式投資の初心者におすすめの勉強法
株式投資の初心者におすすめの勉強法を5つご紹介します。
- 証券会社などの公式サイトで学習する
- 書籍や新聞で学習する
- インターネットを利用して学習する
- 投資シミュレーションの活用やセミナー受講
- 株式投資に関連したアプリを活用する
株式投資を始める前に、しっかりとした知識を持つことは非常に重要です。しかし、情報があふれる現代では、どこから学び始めれば良いのか迷ってしまうこともあるかもしれません。
ここでご紹介する勉強法を組み合わせ、より深い理解と実践的なスキルを磨きましょう。
下記記事では株式投資の勉強方法についてより詳しく解説しています。ぜひ合わせて読んでみてください。
> 株式投資の勉強方法とは?おすすめの勉強方法5選と効率よく学ぶためのポイント
証券会社の公式サイトで学習する
株式投資初心者にとって、情報収集の第一歩として公式サイトの活用は非常に有効です。特に、大手証券会社の公式サイトは初心者向けの情報が豊富で、投資の基礎から応用まで幅広く学べます。
例えば、楽天証券やSBI証券のような大手証券会社のサイトには、以下のような投資情報がわかりやすくまとめられています。
・好決算銘柄:期待を上回る業績を発表した企業の銘柄情報。将来性のある企業を見つけるヒントになります。
・米国ETFを紹介:最近の投資トレンドとして注目されている米国ETF情報。米国の経済動向や企業の業績など、幅広い情報の取得が可能です。
・銘柄ランキング:人気の銘柄や注目の銘柄をランキング形式で紹介。投資先選定の参考になります。
・アナリストレポート:専門家が分析した銘柄や経済動向などの詳細レポート。深い分析に基づく情報を得られ、投資判断の材料や分析方法の勉強として役立ちます。
大手企業の公式サイトなので、情報の信頼度も高く安心して学べる点もメリットです。日々更新される情報をチェックして、賢い投資判断力を身につけましょう。
書籍や新聞で学習する
初心者が安定して信頼性の高い情報を得るための手段としては、書籍や経済新聞の活用がおすすめです。
書籍には投資の基礎知識や手法、各業種の詳細な情報などが詳しく記載されています。特に、初心者が投資の基本を学ぶための入門書は数多く出版されており、自分の投資スタイルや興味に合わせて選択可能です。
中でも東洋経済新報社が発行する「会社四季報」は、上場企業の詳細情報を網羅した書籍で、投資先企業の分析に必要な財務指標を一冊で把握できます。多くの投資家にとって愛読書ともいえる書籍です。
また経済新聞は経済や市場の最新情報を日々チェックするのに最適です。多くの新聞社がデジタル版を提供しており、スマホアプリを利用して時間や場所を問わず最新の経済ニュースを読めます。
ただし大手の証券会社、特に楽天証券やSBI証券では、投資に関する学習コンテンツが非常に充実しており、投資セミナーや無料で読める日経新聞、四季報の閲覧サービスなど、入手できる情報は豊富です。
楽天証券やSBI証券を利用している場合、書籍や新聞を購入する必要はないかもしれません。
自分のライフスタイルや学習スタイルに合わせて最適な方法を選び、投資の知識を深めてきましょう。
インターネットを利用して学習する
株式投資の学習において、インターネットは非常に有効なツールです。
ネット上で証券会社や金融機関が公開しているコラムやセミナー情報は、初心者にとって非常に役立つ情報源です。プロのアナリストや経済ジャーナリストが執筆しているコラムは信頼性が高く、初心者が安心して学べる内容といえるでしょう。
また、投資家のブログや専門のメディアによる学習も、投資の知識を深められます。実際の投資家がどのような投資戦略を取っているのか、どのような情報を元に判断しているのかを探ってみましょう。
ただし、インターネット上の情報には信頼性の問題があります。情報の発信者が誰か、その情報の根拠は何かをしっかりと確認しましょう。誤った情報や偏った情報に基づいて投資判断を下すと、思わぬ損失を被る可能性もあるため、注意が必要です。
インターネットを利用して情報の信頼性を意識しながら、多角的に情報を収集し、自分の投資スタイルに合った知識を身につけていきましょう。
投資シミュレーションの活用やセミナー受講
投資初心者にとって、投資シミュレーションの活用やセミナーの受講も株式投資への理解を深められる勉強方法の一つです。
投資シミュレーションは、仮想の資金を使って実際の市場の動きを元に投資を体験できるツールです。自分の投資戦略や判断がどのような結果になるのかを、実際のお金を使わずに確認できます。
また、投資に関する知識を深めるためには、専門家によるセミナーの受講も非常に有効です。セミナーの内容は多岐にわたり、投資の基礎知識から最新の市場動向、投資戦略など、幅広いテーマに関するセミナーが開催されています。
ただしセミナーの中には、特定の商品を推奨したり、高額な取引ツールなどに誘導したりするものもあるため、情報の選択には十分に注意を払いましょう。
特に初心者は、情報の信頼性やセミナーの目的をしっかりと確認し、自分の投資スタイルや目的に合った情報を選択する心がけが大切です。
日々の市場の動きや経済の状況によって情報も変化します。常に最新の情報を得て、より賢明な投資判断を下すための学習を継続しましょう。
株式投資に関連したアプリを活用する
アプリでは、実際に手を動かしながら勉強ができる点でおすすめです。テキスト・図表による情報発信のほか、株のシミュレーション、分析ツールが充実していて、より実践的な投資に向けた準備ができます。
アプリの場合は、運営方針により有料・無料のケースが考えられますが、株式投資のアプリに限れば無料で利用できるサービスが多くなっています。具体的におすすめの3つのアプリを紹介します。
moomoo
moomoo証券が運営する投資アプリで、同証券会社での米国株の発注も可能です。チャート機能やテクニカル分析の機能が充実しています。
デモトレード機能もあるため、チャート分析の使い方を習得しながら、株式投資を練習するのに適したアプリです。日本株のほか米国株の売買も可能なので、日米双方の株式投資を検討している方に向いています。
機関投資家のポジション分析や著名投資家による投稿コメントなど、独自の機能があることも特徴です。
トウシカ
長期積立投資による老後の資産形成をテーマとした投資勉強用のアプリです。アプリの軸は、投資シミュレーションやゲーム機能で、実際のお金を消費することなく投資の練習をして投資のテクニックを学べます。
また老後の必要資産額の分析・診断機能やNISA・iDeCoなど、株式をはじめとした資産運用に関するコラムなど、豊富な機能が備わっています。
Yahoo!ファイナンス
国内最大級の金融情報サイトで、初心者から上級者まで幅広いユーザーが株式投資の情報収集ツールとして活用しています。
さまざまな株に関する情報が得られるほか、証券会社と連携して保有資産情報や取引履歴を連携・確認できる機能、お気に入り銘柄を登録して簡単にチェックする機能など、投資に役立つ豊富な機能を兼ね備えているのが特徴です。
株式投資の知識に関する記事による情報発信も豊富で、勉強と投資分析を一つのアプリで進められます。
初心者の株式投資で失敗しないためのポイント3つ
初心者が株式投資で失敗しないために押さえておきたいポイントを3つ紹介します。
- 長期投資を心がける
- 馴染みのある銘柄を選ぶ
- 少額投資から始める
株式投資を始める際、初心者は多くの情報やアドバイスに振り回されてしまい、何が正解かわからなくなることも少なくありません。しかし、成功の鍵は複雑な戦略や高度な分析よりも、基本的なポイントをしっかりと押さえることです。
まずはできることから始めて、着実に成長していきましょう。
長期投資を心がける
初心者の株式投資においては、長期投資を心がけましょう。
株価はニュースや経済の動向、企業の業績など、さまざまな要因で日々変動します。日々の変動に一喜一憂すると、感情的な判断により一貫した投資行動が取れなくなり、失敗することも少なくありません。
また、短期的な価格の機微を捉えて利益を生むのは、プロトレーダーでも難しいものです。一方、長期的な計画で投資を行えば、短期的な価格変動の影響を受けにくくなります。
また長期的に見ると経済の成長や企業の業績向上に伴い、株価も上昇する傾向です。
例えばニュースでよく耳にする日経平均株価は、2000年以降リーマンショックや東日本大震災、コロナショックなど多くの経済危機に直面するたびに大きく下落しました。しかし以下のチャートを見てわかるように長期的に見れば、株価は右肩上がりに上昇しています。(2024年9月30日時点)
経済成長とともに上昇する株価の傾向を味方にした長期投資は、経験の浅い投資家でも可能な取引方法です。短期的な価格変動に振り回されず、落ち着いて株式投資を行いましょう。
株の長期投資についてより詳しくまとめた記事もあります。ぜひ合わせて読んでみてください。
> 株の長期投資によるメリット・デメリットと長期投資のコツを解説
馴染みのある銘柄を選ぶ
株式投資の銘柄選びに迷ったら、馴染みのある銘柄の中から選んでみましょう。
自分が日常で好きなものや、興味を持っている商品、サービスを提供している企業は、その業界や商品の良さを理解しやすく、サービスや商品の変化にも敏感に反応できるはずです。例えば、愛用している化粧品のメーカーや趣味の関連企業などが相当します。
興味のある企業であれば調査もしやすく、株式投資の要点をつかむための第一歩としておすすめです。
また、SDGsやカーボンニュートラルといった、社会的なトピックやトレンドのキーワードに注目して、その関連企業を選ぶ方法もあります。
株式投資は自分の知識や興味を生かして、自分らしい方法で進めることもできます。まずは身近な銘柄を選んで投資してみると良いでしょう。
少額投資から始める
株式投資初心者は、少額投資から始めましょう。具体的には、生活に支障が出ない余剰金の範囲です。数百円からでも構いません。
大きな資金を一気に投入するよりも、少額から始めることで損失リスクを低く抑えられます。そのため落ち着いて投資の流れや感覚をつかむ経験ができ、長期的に株式投資を継続するための基礎を築けるはずです。
単元未満株という少額投資が可能な証券会社を利用して、経験を積みながら株式投資を楽しむ余裕を持ちましょう。
株式投資に関するよくある質問【初心者向け】
株式投資に関するよくある質問をまとめて紹介します。投資初心者は、多くの疑問や不安を抱えているかもしれません。事前に疑問や不安を解消して、少しずつ無理のない範囲で投資を始めてみましょう。
株初心者がまずやることは何ですか?
株初心者がまずやるべきことは、証券会社を選び、証券口座を開設することです。口座開設後、証券口座に入金したら株取引を始められます。
同時に投資の基本知識を学び、投資先や自分の投資スタイルについて考えてみましょう。
株初心者は何株から始めればいいですか?
初めての投資は、リスクを抑えるためにも少額から投資をスタートしましょう。最近では1株から投資できる証券会社も増えており、自己資金数百円の株式投資も可能です。
配当金を月2万円もらうにはいくら必要ですか?
投資する銘柄やその配当利回りによって必要な投資額が変わります。
例えば、配当利回りが4%の銘柄であれば、年間で24万円の配当を得るためには600万円の投資が必要です。銘柄の選び方や配当利回りを確認しながら、適切な投資額を計算してみましょう。
株で成功しやすい人の特徴は?
株で成功しやすい人の特徴を以下に挙げます。
- 冷静な判断力がある
- 的確な情報収集ができる
- 継続的な学びや経験を積み重ねられる
- リスク管理の意識が高い
- 長期的な視点を持っている
また、自分の投資スタイルをつかみ、感情に流されず、計画的に行動することも成功の鍵といえるでしょう。