楽天証券証券

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auカブコム証券と楽天証券の比較!メリット・デメリットや利用者の口コミを紹介

auカブコム証券と楽天証券の比較!メリット・デメリットや利用者の口コミを紹介 楽天証券

「auカブコム証券と楽天証券のどちらで口座開設すべき?」「auカブコム証券と楽天証券の違いがわからない」という人は少なくありません。

会費無料のカードでのクレカ積立で高還元率を狙ったり、普段スマホで取引したりする人などはauカブコム証券のほうがよいでしょう。

米国株や課税口座で日本株を取引したり、楽天サービスを頻繁に利用したりする人などは楽天証券がおすすめです。

この記事では、楽天証券とauカブコム証券それぞれの特徴やおすすめな人を紹介します。

\つみたて投資枠の取扱銘柄が豊富!/

\ゼロコースで日本株の取引手数料が無料!/

  1. auカブコム証券・楽天証券の特徴を比較!初心者にはどっちがおすすめ?
    1. 1. 新NISA対応|どちらもおすすめ!
    2. 2. 手数料|楽天証券がおすすめ!コストが安い
    3. 3. 取扱銘柄数|楽天証券がおすすめ!ラインナップが豊富
    4. 4. クレカ積立|auカブコム証券がおすすめ!常に1%の還元率
    5. 5. ポイントサービス|どちらもおすすめ!
    6. 6. 取引ツール|どちらも使いやすくておすすめ!
    7. 7. 独自のサービス|どちらも充実していておすすめ!
  2. auカブコム証券と楽天証券の初心者にとってのメリット・デメリット
    1. 楽天証券の6つのメリット
      1. ・1. ゼロコースで日本株の取引手数料が無料
      2. ・2. 楽天ポイントを貯められる
      3. ・3. 投資信託の定期売却サービスが便利
      4. ・4. 外国株の投資先の選択肢が豊富
      5. ・5. 日経テレコン(楽天証券版)を無料で利用 できる
      6. ・6. マーケットスピードが便利
    2. 楽天証券のデメリット
    3. 楽天証券を実際に利用している人の口コミ
    4. auカブコム証券の6つのメリット
      1. ・1. クレカ積立の還元率が1.0%
      2. ・2. じぶん銀行との連携で普通預金金利アップ
      3. ・3. スマホアプリが便利
      4. ・4. 投信残高に応じたポイント付与が充実
      5. ・5. 豊富な自動売買サービス
      6. ・6. MUFGグループのレポートが読める
    5. auカブコム証券のデメリット
    6. auカブコム証券を実際に利用している人の口コミ
  3. auカブコム証券と楽天証券それぞれどんな人がおすすめ?
    1. 楽天証券がおすすめな人
    2. auカブコム証券がおすすめな人
  4. 楽天証券・auカブコム証券以外のおすすめ証券会社は?
    1. SBI証券|ネット証券会社人気No.1の実績を誇る
    2. マネックス証券|ポイント還元率がネット証券の中で最高水準
    3. 松井証券|独自のサービスが豊富なネット証券会社の老舗

auカブコム証券・楽天証券の特徴を比較!初心者にはどっちがおすすめ?

auカブコム証券と楽天証券の比較!メリット・デメリットや利用者の口コミを紹介

(画像=picturecells/stock.adobe.com)

auカブコム証券と楽天証券との特徴をまとめると次のとおりです。

  楽天証券 auカブコム
証券
日本株の
取引手数料
無料 0円~
米国株の
取引手数料
約定代金の0.495%
下限0米ドル、上限22米ドル
約定代金の0.495%
下限0米ドル、上限22米ドル
米国株の
為替手数料
無料 片道0.20円
投資信託の
取扱銘柄数
2,560銘柄 1,724銘柄
つみたて投資枠の
取扱銘柄数
206銘柄 211銘柄
クレカ積立での
ポイント還元率
0.5~1.0% 1.0%
手数料率は特記なければ税込
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

手数料で見ると、日本株は楽天証券であれば「ゼロコース」で完全無料ですが、auカブコム証券も1日あたりの約定金額を抑えればコストをかけずに投資ができます。

一方で米国株の取引では、2023年12月4日から楽天証券が為替手数料無料化を始めているため、有利です。

投資信託の銘柄数は楽天証券のほうが優位ですが、auカブコム証券でも約1,700銘柄と取扱本数はたくさんあります。

またクレカ積立では、auカブコム証券なら無条件で1%の還元率となるため、年会費無料のカードでは0.5%の還元率となる場合がある楽天証券より優位です。

それでは、より具体的にauカブコム証券と楽天証券を比較していきたいと思います。

1. 新NISA対応|どちらもおすすめ!

つみたてNISAにおける取扱銘柄数と主要な投資信託の取り扱いの有無は、次のとおりです。

  楽天証券 auカブコム
証券
つみたて投資枠の
取扱銘柄数
206銘柄 211銘柄
iFree S&P500
インデックス
たわらノーロード
先進国株式
eMAXIS Slim
米国株式
(S&P500)
eMAXIS Slim
全世界株式
(オール・カントリー)
SBI・V・
S&P500
インデックス・
ファンド
eMAXIS Slim
国内株式
(TOPIX)
楽天・全米株式
インデックス・
ファンド
たわらノーロード
全世界株式
つみたて先進国株式
eMAXIS Slim
先進国株式
インデックス
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

つみたてNISAの取扱銘柄数は、2023年12月20日現在ではauカブコム証券のほうが若干多くなっています。

ただ上記のように主要銘柄の多くは双方の証券会社で売買できます。

どちらも豊富な銘柄を取り扱っているので、さまざまな資産・市場へ投資が可能です。

また新NISAにおける手数料無料化の状況は、次のとおりです。

  楽天証券 auカブコム証券
つみたて投資枠(旧:つみたてNISA)の取扱銘柄数 206銘柄 207銘柄
日本株の
手数料
無料 無料
日本株単元未満株の手数料 無料
(売買スプレッドあり)
無料
米国株の
手数料
無料 無料
中国株の
手数料
約定代金の0.275%(税込) 取扱なし
海外ETFの
手数料
無料 無料
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

楽天証券は、日本株の単元未満株「かぶミニ®」においてリアルタイムで取引すると売買スプレッドが発生する場合がある点に注意が必要です。

手数料という形で徴収はされませんが、売買スプレッドの分だけ実勢値より不利なレートで決済されるため、実際には投資のコストがかかる可能性があります。

auカブコム証券は、中国株の取り扱いがありませんが、それ以外の新NISA対象取引はすべて無料化されます。

\つみたて投資枠の取扱銘柄が豊富!/

2. 手数料|楽天証券がおすすめ!コストが安い

続いては、課税口座における両社の手数料をまとめました。

  楽天証券 auカブコム証券
日本株の
取引手数料
無料 0円~
日本株単元未満株の取引手数料 無料
(売買スプレッドあり)
52円~
米国株の
取引手数料
約定代金の0.495%
下限0米ドル、上限22米ドル
約定代金の0.495%
下限0米ドル、上限22米ドル
米国株の
為替手数料
無料 片道0.20円
手数料率は特記なければ税込
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

楽天証券は「ゼロコース」を利用すれば、日本株の通常の取引手数料が無料になります。

auカブコム証券では、1約定ごとの取引の場合は55円(税込)~ですが、定額制度を利用すると1日の合計約定金額100万円分までは無料です。

課税口座の単元未満株の取引においてauカブコム証券は、約定代金の0.55%、最低手数料は52円(税込)というルールになっています。

楽天証券では、手数料という形では徴収されませんがリアルタイム取引をする場合は売買価格に0.22%のスプレッドが発生するため、これが実質的な投資コストとなります。

なお寄付での成行注文であれば、スプレッドは発生しません。

外国株式取引は、取引手数料自体両社とも同水準ですが、楽天証券のみが為替手数料が無料のため、トータルコストは楽天証券のほうが安く済みます。

\ゼロコースで日本株の取引手数料が無料!/

3. 取扱銘柄数|楽天証券がおすすめ!ラインナップが豊富

取り扱い銘柄数をまとめると、次のとおりです。

  楽天証券 auカブコム証券
投資信託の取扱銘柄数 2,560銘柄 1,724銘柄
つみたて投資枠の取扱銘柄数 206銘柄 211銘柄
米国株銘柄数 5,104銘柄 1,885銘柄
投資できる外国株国数 6ヵ国 1ヵ国
(米国のみ)
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

投資信託の取扱銘柄数では、楽天証券のほうが約800銘柄多くなっています。

取引銘柄のラインナップにこだわる人は、楽天証券のほうが適しているでしょう。

また外国株式のラインナップは、楽天証券の優位性が高いです。米国株式の銘柄数では約3,000銘柄以上の差があります。

また取引できる国数は、auカブコム証券が米国株のみ、楽天証券は米国株以外にも以下の5ヵ国の取引も可能です。

  • 中国
  • シンガポール
  • インドネシア
  • タイ
  • マレーシア

米国外の株式投資にもチャレンジする予定がある場合は、楽天証券を選びましょう。

\投資信託や海外株式の取扱豊富!/

4. クレカ積立|auカブコム証券がおすすめ!常に1%の還元率

楽天証券とauカブコム証券は、どちらも以下のとおりクレカ積立のサービスを実施しています。

  楽天証券 マネックス証券
ためられる
ポイント
楽天ポイント Pontaポイント
対象カード※ 楽天カード au PAYカード
クレカ積立でのポイント還元率 0.5~1.0% 1.0%
※それぞれで利用できる代表的なカードを例示
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

クレカ積立とは、毎月クレジットカード決済で投資信託を積立投資するサービスのことです。

楽天証券・auカブコム証券では、どちらも毎月の積立額に対してポイントが付与されます。

クレカ積立のポイント付与率では、年会費無料のクレジットカードでも常に1%の還元率となるauカブコム証券のほうが優位です。

楽天証券は、次のようなルールでポイントが還元されます。

【楽天証券のクレカ積立還元率】

ファンドの種類 還元率
代行手数料が
税込・年率0.4%以上
のファンド
1.0%
代行手数料が
税込・年率0.4%未満
のファンド
楽天プレミアムカード:1.0%
楽天ゴールドカード:0.75%
上記以外の楽天カード:0.5%
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

一方で楽天ポイントを日常的にためたり使ったりする人にとっては、ポイント還元が受けられる楽天証券のほうが便利でしょう。

\クレカ積立でPontaポイントをためよう!/

5. ポイントサービス|どちらもおすすめ!

クレカ積立以外でも楽天証券・auカブコム証券は、それぞれに独自のポイントサービスを実施しています。

楽天証券では、SPU(スーパーポイントアッププログラム)により条件を達成すると当月の楽天市場でのポイント還元率がアップします。

楽天証券

引用:楽天証券

楽天銀行との提携サービス「マネーブリッジ」を設定し、楽天ポイントを1ポイント以上使いながら投資信託もしくは米国株を3万円以上購入するのが条件です。

片方を達成すれば+0.5%、両方を達成すると合計+1.0%となります。

さらに「ゼロコース」を利用する人は、米国株・中国株・ASEAN株などにおける取引手数料の1%分の楽天ポイントが付与されます。

auカブコム証券では「資産形成プログラム」により、投資信託の保有残高に応じて毎月Pontaポイントが還元される仕組みです。

月間平均保有残高 還元率
100万円未満 0.05%
100万円以上~3,000万円未満 0.12%
3,000万円以上 0.24%
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

なお、auカブコム証券が指定する銘柄については、残高にかかわらず還元率が0.005%と低水準になるので注意しましょう。

また「auカブコム証券の投資信託ポイントプログラム」という制度もあり、以下の投資信託の保有残高に応じてポイントが付与されます。auユーザーが優遇される制度です。

【auカブコム証券の投資信託ポイントプログラムの対象商品】

  auの通信契約あり auの通信契約なし
auスマート・ベーシック(安定)
auスマート・ベーシック(安定成長)
0.04% 0.02%
auスマート・プライム(成長)
auスマート・プライム(高成長)
0.10% 0.05%
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

\スーパーポイントアッププログラムで楽天市場の還元率アップ!/

6. 取引ツール|どちらも使いやすくておすすめ!

楽天証券は、さまざまな取引ツールをリリースしています。

PCで取引をする人は、マーケットスピードⅡを導入すれば、情報収集とスピーディな取引が実現できるでしょう。

またスマートフォン向けには、iSPEEDというツールもあり、日米の株式の情報収集や取引がスマートフォン上で簡単におこなえます。そのほかFXやオプション専用のアプリもあります。

auカブコム証券の場合、PC向けには日米株とオプションや信用取引に特化した「kabu Station」というツールをリリースしています。

ツール上で四季報情報が閲覧できるほか、発注ではあらかじめ条件を設定しておけばダブルクリックするだけで指定した方法で発注できます(プリセット注文)。

また、複数銘柄を一気に発注する「バスケット発注」など、注文機能が充実しているのが特徴です。

auカブコム証券では、アプリもリリースしています。

auカブコム証券のアプリは、一つでさまざまな市場の情報収集と発注がワンストップで完結する仕組みとなっているため、スマートフォンで資産管理する人には便利です。

\kabu Stationでスムーズに取引!/

7. 独自のサービス|どちらも充実していておすすめ!

楽天証券の独自のサービスとしては、投資信託の定期売却サービスがあります。

これは、保有している証券を所定のルールに基づいて順次売却していくサービスです。このサービスは、auカブコム証券にありません。

auカブコム証券の独自サービスとしては、auじぶん銀行との口座連携があります。

似た制度は楽天証券にもありますが、auカブコム証券のほうが普通預金金利の上昇幅において優位です。

独自のサービスについては、後続の両社のメリットにてさらに詳しく紹介します。

それぞれの独自のサービスを見比べて、自分にとって魅力的なサービスを活用しましょう。

\投資信託の定期売却サービスも便利!/

auカブコム証券と楽天証券の初心者にとってのメリット・デメリット

auカブコム証券と楽天証券の比較!メリット・デメリットや利用者の口コミを紹介

(画像=78art/stock.adobe.com)

楽天証券とauカブコム証券は、両社ともそれぞれに異なるメリットとデメリットがあります。

楽天証券の6つのメリット

楽天証券

引用:楽天証券

楽天証券の初心者にとっての主なメリットは、次のようなものがあります。

・1. ゼロコースで日本株の取引手数料が無料

楽天証券では「ゼロコース」に加入すれば、日本株の取引手数料がすべて無料化されます。

NISA・課税口座のいずれでも適用され、取引額の制限もありません。

auカブコム証券も新NISAの手数料は、実質無料化されますが、課税口座内の取引では定額コースの場合で1日100万円以上の取引に対して手数料がかかるため、楽天証券のほうが優位です。

今後、課税口座で大口もしくは多頻度で取引をおこなうことが想定される場合は、楽天証券を選びましょう。

・2. 楽天ポイントを貯められる

楽天証券では、楽天ポイントが貯まるサービスが豊富です。

クレカ積立では、積立額に応じて楽天ポイントが貯まり、外国株の取引手数料の還元制度もあります。

SPU(スーパーポイントアッププログラム)を活用すれば、楽天市場のポイント還元率を高めることも可能です。

そのほかでは、資産形成ポイントにより投資信託残高が一定の金額に達するとポイントが還元されるサービスもあります。

月末時点の残高が初めて10万円に到達した時点で10ポイント付与され、30万円、50万円と残高到達ごとに合計11回のポイント付与のチャンスがあります。

また以下の4銘柄は、保有残高に応じて楽天ポイントを貯められます。数字が年率のポイント還元率です。

  • 楽天・オールカントリー株式インデックス・ファンド:0.017%
  • 楽天・S&P500インデックス・ファンド:0.028%
  • 楽天・先進国株式(除く日本)インデックス・ファンド:0.033%
  • 楽天・日経225インデックス・ファンド:0.053%

楽天ポイントを頻繁に使用する人には、楽天証券のほうが便利です。

\楽天ポイントをためながら投資するなら!/

・3. 投資信託の定期売却サービスが便利

楽天証券の独自のサービスとして、投資信託の定期売却サービスがあります。

これは、保有している証券を所定のルールに基づいて順次売却していくサービスです。

次のルールを設定することができます。

  • 金額指定:1回あたりの売却額を指定
  • 定率指定:1回あたり保有資産の何%を売却するかを指定
  • 期間指定:どの期間ですべて売却しきるかを指定

このサービスは、auカブコム証券にありません。老後資金や生活資金として投資した資産を活用する際は、手間をかけずに売却を進められます。

・4. 外国株の投資先の選択肢が豊富

楽天証券は、外国株の投資先が豊富なことも特徴の一つです。

auカブコム証券の場合、外国株は米国株しか対応していませんが、楽天証券では米国・中国やASEANの株に対応しています。

楽天証券であれば、外国の個別株でポートフォリオを組んで分散投資をおこなうことも可能です。なお中国株やASEAN株もNISAおよび新NISAでの取引ができます。

非課税で外国株に積極的にチャレンジしていきたい人には、楽天証券がおすすめです。

\中国株・ASEAN株にチャレンジするなら!/

・5. 日経テレコン(楽天証券版)を無料で利用 できる

楽天証券は、情報収集できるソースが豊富なこともメリットです。

  • 日経テレコン
  • 四季報情報
  • バロンズ・ダイジェスト

日経テレコンは、日本経済新聞が提供するデータベースで日本経済新聞の過去記事が検索できます。

四季報情報については、楽天証券の取引銘柄情報に組み込まれており、各企業の過去の業績や財務情報などをチェックできます。

バロンズ・ダイジェストは、米国株の投資情報収集に有効なサービスです。

米ダウ・ジョーンズ社が発行する「バロンズ」のなかから重要性の高い記事をピックアップしてレポートにまとめたものとなっています。

バロンズ自体は英語ですが「バロンズ・ダイジェスト」は日本語訳されているため、英語が苦手な人でも簡単に情報収集が可能です。

\楽天証券なら情報収集もしやすい!/

・6. マーケットスピードが便利

楽天証券では「マーケットスピードⅡ」という取引ツールをリリースしています。

さまざまな資産の投資情報の収集や取引発注をスムーズにおこなえるもので、初心者にも上級者にもおすすめの取引ツールです。

マーケットスピードは、次の資産の取引に対応しています。

  • 国内株式
  • 国内先物・オプション
  • 国内商品先物
  • 米国株式取引
  • 商品先物
  • CFD

注文機能では、自動発注に優れたツールであるのが特徴です。

「アルゴ注文」と呼ばれる機能で、事前登録した条件に沿った売買をしてくれます。

楽天証券

引用:楽天証券

アルゴ注文では、次のような発注が可能です。

  • アイスバーグ注文|大口注文を小分けにして自動発注
  • スナイパー注文|指定した価格の気配が出たときに瞬時に発注
  • トレイリング注文|逆指値注文を設定し、株価が有利な方向に動いた場合は逆指値を自動修正
  • リザーブ注文|日時や株価を指定して発注
  • リンク注文|最大10個の注文を連続して登録

また個別銘柄分析のページでは、さまざまな情報が一つの画面に見やすくまとまっていて、情報収集や投資判断がしやすくなっています。

個別銘柄分析のページ

①銘柄情報エリア|市況情報や保有銘柄、板情報などを表示
②マーケット情報エリア|株価指数など主要な市場情報を表示
③銘柄セレクター|自分がお気に入りの銘柄情報や売買上位銘柄などの情報を表示
引用:楽天証券

楽天証券の魅力をさらに詳しく確認したい人はこちら。
【関連記事】「楽天証券のメリットやデメリットは?つみたてNISAにおすすめな理由や口コミ・評判も」

楽天証券のデメリット

メリットだけでなく、デメリットも把握しておきましょう。

楽天証券では、投資信託残高に応じて月次でポイントをもらえる銘柄が6銘柄しかありません。またポイント還元率は、最高でも年率0.053%と相対的に低水準です。

auカブコム証券は、大半の投資信託が残高に応じたポイント付与対象となり、さらに最大では年率0.24%のポイントが得られます。

また楽天証券のスマホアプリは複数種類に分かれており、かつ株式やFX、オプションのトレードの機能が中心です。

auカブコム証券のアプリのように1つのアプリであらゆる情報収集や取引ができる仕組みにはなっていません。

初心者の場合は、特に投資信託の取引がアプリでできないため、不便を感じるかもしれません。

ここまで紹介したとおり、楽天証券はクレカ投資のポイント還元率が年会費無料のカード同士で比べた場合auカブコム証券より低水準です。

信託報酬の高い銘柄(厳密にはそのなかの楽天証券の取り分が多い銘柄)を選べば、還元率1%でauカブコム証券と並びます。

しかし還元率を高めるためにコストの高い投資信託へ投資するのでは本末転倒です。

楽天証券を実際に利用している人の口コミ

楽天証券を実際に利用している人の口コミがあるので見てみましょう。

楽天銀行との相性が良い
男性|50歳~54歳
評価|5点(5点満点中)
初めての証券口座でしたが安心して使えています。
ポイントがつくのもいいですね。
投資信託で選べる種類が多いのもありがたかったです。
楽天銀行との相性も良く使い勝手がいいです。
楽天グループをよく利用していたので、証券口座も楽天証券を選びました。

初心者から上級者まで満足出来る証券会社
女性|40歳~44歳
評価|5点(5点満点中)
通常ポイントに限りますが、楽天ポイントで購入が出来るのはメリットだと思います。
また所定の条件を満たすとSPUが1倍カウントされるのは素晴らしいです。
情報量も豊富で、初心者から上級者まで全ての投資家にとって満足出来る証券会社だと感じています。

楽天ポイントを投資に回すために開設
男性|30歳~34歳
評価|4点(5点満点中)
楽天ポイントを投資に回すために開設しました。
楽天ポイントを購入費用に使用する方法がわからなくてかなり悩みましたが、一旦現金で購入後にポイントが現金化され口座振込されるとのちにわかりました。
またメインに利用していた証券会社では購入しにくかった米国株の購入にも使いやすいです。

スマホだと操作がしにくい
女性|50歳~54歳
評価|3点(5点満点中)
PCでの使い勝手はいいが、スマホだと操作がしにくいと感じる。
時々アイコン等が探しにくいと感じるが自分が慣れてくれば改善してくると思っている。 さまざまな商品の種類があるので満足している。
もう少し手数料が割安だと、色々と挑戦してみたいと考えております。

\マーケットスピードⅡでスムーズな取引!/

auカブコム証券の6つのメリット

auカブコム証券のメリットは次のとおりです。

・1. クレカ積立の還元率が1.0%

auカブコム証券のクレカ積立の還元率は、年会費無料のau PAYカードを使用した場合で1.0%です。

楽天証券では、楽天カードでのクレカ積立では0.5%となる場合があるため、au PAYカードのほうが多くのポイントを獲得できます。

なお主要ネット銀行の年会費無料でのクレカ積立の還元率は、次のとおりで、auカブコム証券はマネックス証券に次ぐ高還元率です。

【年会費無料のカードによるクレカ積立のポイント還元率】

証券会社 ポイント還元率
auカブコム証券 1.0%
SBI証券 0.5%
楽天証券 0.5~1.0%※
マネックス証券 1.1%
松井証券 非対応
※銘柄により異なる
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

・2. じぶん銀行との連携で普通預金金利アップ

auカブコム証券のじぶん銀行との連携サービス「マネーコネクト」を利用すると、じぶん銀行の普通預金金利が0.1%(年率・税引き前)まで上昇します。

またau PAYカードやau PAYとの連携もおこなうと預金金利が0.2%(年率・税引き前)までアップするサービスです。

マネーコネクトを利用すれば、証券口座・銀行口座間の入出金が自動化されるため、資金管理も楽になります。

投資に回していない待機資金が自動でじぶん銀行に出金されて、契約状況に応じて優遇された金利が適用されます。

マネーコネクトを活用すれば、効率よく利息を得られるでしょう。

\auじぶん銀行との連携が魅力!/

・3. スマホアプリが便利

auカブコム証券は、スマートフォン向けアプリの機能的な面が魅力です。

証券取引と情報収集が一通り、アプリで完結できるため、PCを開かずともアプリ上で資産管理が完結できます。

多くの資産をアプリ上で管理できるため、資産により複数のアプリを並行使用する必要もありません。

普段スマートフォンで投資資産を管理する人なら、auカブコム証券のアプリは使いやすいといえます。

下図のようにマーケットに関するニュースもアプリ上でチェック可能です。

\スマホアプリでスムーズに取引!/

・4. 投信残高に応じたポイント付与が充実

auカブコム証券では、投信残高に応じて毎月ポイントが付与されるサービスが複数あります。

楽天証券は、ごく一部の投資信託にしかこのサービスがありません。

投資信託を保有しているだけでポイントが貯まっていくことは、auカブコム証券ならではのメリットです。

投資信託の残高が大きくなる見通しの人は、auカブコム証券を利用したほうが、効率よくポイントを貯められるでしょう。

・5. 豊富な自動売買サービス

auカブコム証券では、株の取引で多様な自動売買サービスを展開しています。

主に7種類の方法で発注が可能で、大手ネット証券のなかでも選択できる取引方法が豊富です。

以下では、auカブコム証券が特許を持っている注文方法を一例として紹介します。

逆指値 「指定の株価まで下落したら売り」「指定の株価まで上昇したら買い」とする自動売買
W指値® 時価の上下で指値と逆指値が両方設定できる自動売買
±指値®
(プラマイ指値)
「始値・終値・約定価格」を指定して注文が出せる。始値もしくは終値からの上昇幅・下落幅で約定価格を指定する仕組み

auカブコム証券であれば、自動売買を活用して相場を頻繁にチェックしなくとも株の売買がしやすくなるでしょう。

\多機能な自動売買が便利!/

・6. MUFGグループのレポートが読める

auカブコム証券の「投資情報」では、グループ企業の三菱UFJモルガンスタンレー証券が発行するレポート・投資情報を閲覧できるため、日本の個別銘柄情報や各国の金融市場の情報収集ができます。

また米国株や為替などの情報も豊富です。さらにauカブコム証券が提供しているサービス「カブヨム」では、投資初心者向けの情報記事や生活・マネーに関する記事なども発信しています。

両者を有効活用すれば、投資や資産管理、家計などに関するさまざまな情報を得ることができるでしょう。

auカブコム証券の魅力をさらに詳しく知りたい人はこちら。
【関連記事】auカブコム証券はauユーザーにメリットが多い!おすすめの理由を解説

auカブコム証券のデメリット

ポイント投資の選択肢が楽天証券と比べて狭いことはデメリットの一つです。

楽天証券では、日米株式と投資信託、バイナリーオプションでポイント投資ができます。一方auカブコム証券は、投資信託と日本株の単元未満株取引のみです。

またauカブコム証券は、日本株の取引手数料が完全無料ではありません。

具体的には、課税口座で1日100万円以上の規模で日本株を取引すると手数料が発生するようになります。(1日定額手数料の場合)

そのため新NISAの枠を超えて大規模に取引する可能性がある人の場合、auカブコム証券では取引コストがかかります。

最後に投資できる外国株が米国株のみの点もauカブコム証券のデメリットです。

auカブコム証券を実際に利用している人の口コミ

auカブコム証券を実際に利用されている人の口コミは以下のとおりです。

アプリがとても使いやすい
男性|50歳~54歳
評価|5点(5点満点中)
新しくバージョンアップしたアプリがとても使いやすいです。
また、投資信託のラインナップが豊富です。
auじぶん銀行とセットで、取引すると、資金の移動がとてもスムーズにできます。三菱UFJグループなので、安心して取引ができます。

小さな取引をコツコツ重ねられるスタイルがいい
女性|45歳~49歳
評価|5点(5点満点中)
小さな取引をコツコツ重ねられるスタイルがとても良いと思います。
取引画面のメニューが見つけにくいインターフェースになっていて、いつも目的のメニューにたどり着くのに時間がかかってしまうため、もう少し見やすいと有難いです。

取引手数料の安さは魅力
男性|45歳~49歳
評価|4点(5点満点中)
初めての取引から取引手数料の安さは魅力でした。
取引年数や持ち株数に応じた割引特典もよいと思います。
おすすめの銘柄情報などを探しに行かなくてもメールやトップページで積極的に配信いただくともっと魅力的になると思います。

手数料は他の証券会社のほうが安い
女性|45歳~49歳
評価|3点(5点満点中)
アプリは安定してストレスなく使えます。
基本的な情報は見やすいと思います。
手数料は他の証券会社のほうが安いことが多いかもしれません。
今から口座開設するなら、特にこだわりがなければ他の証券会社でも良いかも

auカブコム証券と楽天証券それぞれどんな人がおすすめ?

マネックス証券とauカブコム証券を徹底比較!サブ口座として運用するならどっち

(画像=tokyostudio/stock.adobe.com)

楽天証券がおすすめな人

楽天証券では、楽天ポイントを貯めることで他の楽天系サービスをお得に利用できます。

また逆に他の楽天系サービスで貯めた楽天ポイントを楽天証券の取引に活用することも可能です。

楽天のサービスを積極的に利用している人には、楽天証券がおすすめといえます。

日米株式や投資信託、バイナリーオプションと幅広い資産でポイント投資ができることも楽天証券の特徴です。

ポイント投資を積極的におこなう場合は、楽天証券がおすすめといえます。

またASEAN株や中国株などへ分散投資する考えがある人も、auカブコム証券ではこれらの国の株が買えないため、楽天証券を利用したほうがよいでしょう。

\楽天のサービスを日常的に使っている人におすすめ!/

auカブコム証券がおすすめな人

投資信託の運用金額が大きい人は、毎月の投資信託残高に応じたポイント還元を多く受けられるため、auカブコム証券がおすすめです。

またauじぶん銀行とauカブコム証券、au PAYカードなどとマネーコレクトで連携すれば普通預金を0.2%(年率・税引前)まで高められます。

そのため普通預金金利にこだわる人もauカブコム証券がおすすめです。

auカブコム証券は、スマートフォンで主要な取引が一元管理できるのが特徴となっています。

他証券会社でもアプリサービスはありますが、機能が限定されていたり投資する資産によってアプリが分かれていたりすることも少なくありません。

一元管理するうえでは、auカブコム証券のアプリのほうが便利です。

\auじぶん銀行との連携で普通預金の金利アップ!/

楽天証券・auカブコム証券以外のおすすめ証券会社は?

マネックス証券とauカブコム証券を徹底比較!サブ口座として運用するならどっち

(画像=ipopba/stock.adobe.com)

楽天証券とauカブコム証券以外でも次の3つの証券会社をあわせて検討してみましょう。

SBI証券|ネット証券会社人気No.1の実績を誇る

SBI証券

引用:SBI証券
日本株取引手数料 無料
新NISAで取引手数料
無料化する資産
日本株・米国株・投資信託・海外ETF
投資信託取扱銘柄数 2,597銘柄
つみたてNISA
対象投信銘柄数
213銘柄
貯められるポイント(※) Vポイント
Tポイント
Pontaポイント
dポイント
JALマイル
クレカ積立還元率 0.5~5%
※設定できるメインポイント
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

SBI証券は、楽天証券と並んで日本株の取引手数料を無料化しています。

また投資信託の銘柄数は、今回紹介するネット証券のなかで最も豊富です。銘柄数に徹底的にこだわるならSBI証券を利用するのもよいでしょう。

さらにSBI証券では、適用されるポイントが5種類あるため、自分がよく使うポイントを選んで貯められます。

たとえばVポイントは投資信託、TポイントやPontaポイントは投資信託と日本株へのポイント投資にも活用できて便利です。

クレカ積立では、三井住友カードプラチナプリファードで積み立てることで積立額の5%のVポイント還元を受けられます。

年会費有料のカードを含めた場合には、SBI証券が今回紹介するネット証券で最もクレカ積立のポイント還元率が高い証券会社です。

SBI証券とマネックス証券の比較については、こちらの記事も参考にしてください。
【関連記事】マネックス証券とSBI証券のどっちがいいのかiDeCoや新NISAなど9項目で比較

\クレカ積立還元率が最大5%!/

マネックス証券|ポイント還元率がネット証券の中で最高水準

日本株取引手数料 55円~(税込)
新NISAで取引手数料
無料化する資産
日本株・米国株・中国株・投資信託・海外ETF
投資信託取扱銘柄数 1,742銘柄
つみたてNISA
対象投信銘柄数
207銘柄
貯められるポイント(※) マネックスポイント
クレカ積立還元率 1.1%
※設定できるメインポイント
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

マネックス証券は、新NISA対象すべての取引手数料が無料化されます。

特に中国株の取引が無料化されることは、マネックス証券ならではといえるでしょう。

年会費無料のカードで比べたときには、マネックス証券のクレカ積立のポイント還元率が1.1%と、今回紹介する証券会社のなかでは最も高還元率です。

マネックスポイントは、さまざまなポイントとの交換が可能なため、ポイント投資に使うだけでなく日常の買い物などに活用することもできます。

またマネックス証券では、独自ツール「MONEX VISION」をリリースしています。

同ツールでは、既存の投資信託のポートフォリオ診断や投資家の意向に沿ったポートフォリオの提案、提案に沿った投資信託買付などが可能です。

このツールを利用すれば初心者でも簡単にポートフォリオ運用ができます。

\マネックス証券でクレカ積立やロボアドでの運用を始める!/

松井証券|独自のサービスが豊富なネット証券会社の老舗

松井証券

引用:松井証券
日本株取引手数料 0円~
新NISAで取引手数料
無料化する資産
日本株・米国株・投資信託・米国ETF
投資信託取扱銘柄数 1,809銘柄
つみたてNISA
対象投信銘柄数
214銘柄
貯められるポイント(※) 松井証券ポイント
クレカ積立還元率 非対応
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

松井証券も、新NISAにおける各取引の取引手数料が無料化されます。

なお中国株は、そもそも取り扱っていないため、注意しましょう。

松井証券では、充実したロボアドサービスを提供しているのが特徴です。

【投資信託の投資に便利なロボアドサービス】

投信工房 ポートフォリオを構築や投資信託の購入・リバランスに対応
投信提案ロボ 投資家の目的に合った投資信託をランキング形式で提案してもらえる
投信見直しロボ リバランスに適した投資信託を3つ提案
2023年12月20日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

3つをうまく活用すれば、初心者でも投資信託選び、ポートフォリオ構築、リバランス(入れ替え売買)すべてを効率よく進められます。

また松井証券では「MATSUI Bank」という証券口座所有者専用の銀行サービスを展開しています。

こちらは、住信SBIネット銀行との提携サービスでMATSUI Bankをネット銀行のように使用してコンビニのATMなどで入出金ができます。

松井証券の口座と連携されるため、証券口座・銀行口座で資金の一元管理が可能です。

さらに、MATSUI Bankでは普通預金金利に0.2%(税引き前)が適用されるため、一般の銀行預金より潤沢な金利収入を受け取れます。

\3つのロボアドサービスが便利!/

伊藤 圭佑

証券アナリスト

資産運用会社に勤める金融ライター。証券アナリスト保有。
新卒から一貫して証券業界・運用業界に身を置き、自身も個人投資家としてさまざまな証券投資を継続。
キャリアにおける専門性と個人投資家としての経験を生かし、経済環境の変化を踏まえた投資手法、投資に関する諸制度の紹介などの記事・コラムを多数執筆。