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マネックス証券とSBI証券を徹底比較!NISAやiDeCoでも対決

マネックス証券とSBI証券を徹底比較!NISAやiDeCoでも対決 証券

独自の強みを持つマネックス証券と、圧倒的な総合力を誇るSBI証券。

「口座開設するなら、どっちが自分に合っているんだろう…」と、なかなか決めきれずにいませんか?

「米国株投資に強いのは?」「IPOの当選確率は?」「手数料やポイント、NISAはどっちがお得?」「分析ツールは本当に使いやすいの?」――比較したい項目はたくさんあるけれど、情報が多すぎて混乱してしまうこともありますよね。

この記事では、マネックス証券とSBI証券を、手数料、取扱商品(特に米国株・IPO)、取引ツール、NISA、ポイントプログラムなど、様々な角度から徹底比較。

それぞれのメリット・デメリットを客観的に伝え「結局、あなたにとってどちらの証券会社が最適なのか」、そして「どう使い分ければ最大限にメリットを享受できるのか」という問いに対する明確な答えを提示します。

どちらで口座を開設しようか迷っている人は、ぜひご覧ください。

\朝の通勤時間でも米国株が買える/

\iDeCoの口座数No.1/

「分析力と米国株」のマネックスか、「総合力とIPO」のSBIか?

「結局、マネックス証券とSBI証券、どちらの口座を開設すべきなの?」

結論としてはどちらか一方が絶対的に優れているわけではありません。

あなたにとっての「正解」は「どのような投資スタイルで」「何を重視するか」という投資戦略によって変わってきます。

▼こんなあなたは【マネックス証券】がおすすめ!
・米国株投資に本格的に取り組み、豊富な銘柄から選びたい方
・高機能な分析ツール「銘柄スカウター」を駆使して、深く企業分析を行いたい方
・IPO(新規公開株)には「完全平等抽選」で公平にチャンスを得たい方
・投資情報を徹底的に分析し、納得感を持って銘柄を選びたい「分析重視派」の方
▼こんなあなたは【SBI証券】がおすすめ!
・国内No.1の口座数を誇る総合力と、幅広い商品ラインナップに安心感を求める方
・IPO(新規公開株)の取扱数を重視し、とにかく当選チャンスを増やしたい方
・多様なポイントプログラム(Vポイント、Ponta、dポイント、PayPayポイント等)を賢く活用したい方
・NISAやつみたてNISA、iDeCoなど、あらゆる資産運用を一つの証券会社で完結させたい「バランス重視派」の方

マネックス証券とSBI証券を9項目で比較

ここからはマネックス証券、SBI証券を9つの項目で詳しく比較していきます。自身が求めるものはなにか?どちらの証券会社があっているのか?という視点で確認してください。

【マネックス証券とSBI証券の比較(一覧表)】

マネックス証券 SBI証券
①新NISA 米国株投資におすすめ 米国株以外でおすすめ
②iDeCo
(取扱銘柄数)
28銘柄 38銘柄
③日本株・単元未満株 手数料無料
(新NISAの日本株)
手数料無料
④米国株 取引手数料:実質無料
為替手数料:購入時無料
取引手数料:無料
為替手数料:無料
※ゼロ革命が適応される場合
⑤IPO(実績数) 54社(2024年1月~12月) 76社(2024年1月~12月)
⑥クレカ積立
(ポイント還元率)
1.0~1.1%(年会費無料の場合) 0.5%(年会費無料の場合)
⑦ポイント 投資投資信託(積み立ては除く) 投資信託
日本株
単元未満株
⑧投資信託の保有で貯まるポイント 年間120ポイント(※) 年間130ポイント(※)
⑨銀行との連携 なし 住信SBIネット銀行
※eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を40万円保有した場合
※2025年5月30日現在、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

①新NISA|米国株特化ならマネックス証券、総合バランスならSBI証券

新NISAで米国株投資を行うのであればマネックス証券、それ以外はSBI証券がおすすめです。

【新NISAの比較】

マネックス証券 SBI証券
米国株(取引手数料) 実質無料(※1) 無料
為替手数料(米ドル) 購入時:無料
売却時:25銭(※2)
無料
日本株(手数料) 無料 無料
単元未満株(手数料)(※3) 購入時:無料
売却時:実質無料(※1)
無料
新NISAのつみたて投資枠 264銘柄 271銘柄
※1:実質無料=手数料をキャッシュバック
※2:1米ドルあたり
※2025年5月26日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

新NISAで「米国株にこだわりたい」という人には、マネックス証券がおすすめです。

米国株ラインナップに加え、プロも使う高機能分析ツール「銘柄スカウター米国株」が無料で使えるのが大きな強み。

一方、「日本株や多様な投資信託もNISAで運用したい」「ポイントも賢く貯めたい」といったバランス重視の人はSBI証券が有力です。

日本株・単元未満株(S株®)の手数料はNISAで無料(ゼロ革命対象)。つみたて投資枠のファンド数も業界トップクラスで、Vポイントなど多様なポイントが貯まり、IPOのチャンスも豊富です。米国株の為替コストも、住信SBIネット銀行連携で低く抑えられます。

新NISA(NISA恒久化)について知りたい人はこちら
【関連記事】NISAの恒久化とは?現制度との比較やNISA開始のメリットを解説

\朝の通勤時間でも米国株が買える/

②iDeCo|SBI証券は取扱銘柄数が多い

iDeCoは、取扱銘柄数が多いSBI証券がおすすめです。

【iDeCoの比較】

マネックス証券 SBI証券
取扱銘柄数 28銘柄 38銘柄
低コスト銘柄 6銘柄 8銘柄
※低コスト銘柄はeMAXIS Slimシリーズと定義
※2025年5月26日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

SBI証券は取扱銘柄数が多いだけではありません。

業界最低水準の運用コストを目指す、eMAXIS Slimシリーズの取り扱いが8銘柄とマネックス証券の6銘柄よりも多いです。iDeCoを始めるならSBI証券がおすすめです。

\iDeCoの口座数No.1/

③日本株・単元未満株(ミニ株)|SBI証券は手数料が無料

日本株や単元未満株(1~99株の日本株)は、書面を電子交付(メールでの確認)にすれば新NISA以外でも手数料が無料になるSBI証券がおすすめです。

【日本株・単元未満株(ミニ株)の比較】

マネックス証券 SBI証券
日本株の手数料(NISA以外) 55円(税込み)~ 無料
日本株の手数料(NISA・新NISA) 無料 無料
単元未満株の手数料 購入時:無料
売却時:52円(税込み)~(※)
無料
※新NISAのみ実質無料(手数料をキャッシュバック)
※2025年5月26日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

日本株における手数料以外の条件はどこで買ってもほとんど同じです。

トヨタ自動車など東京証券取引所(東証)で取引されている株であれば、どの証券会社でも買えます。

日本株(または単元未満株)を取引する場合は、手数料無料のSBI証券がおすすめといえます。

単元未満株(ミニ株)について詳しく知りたい人はこちら
【関連記事】ミニ株購入のおすすめ銘柄と証券会社選びのポイントを徹底解説

\新NISA以外でも日本株の手数料無料/

④米国株|マネックス証券は為替手数料が無料

米国株は、購入時の為替手数料が無料になるマネックス証券がおすすめです。

【米国株の比較】

マネックス証券 SBI証券
取引手数料(新NISA) 実質無料(※) 無料
取引手数料(新NISA以外) 0.495%
(上限22米ドル)
0.495%
(上限22米ドル)
為替手数料(1米ドルあたり) 購入時:無料
売却時:25銭
25銭
取扱銘柄数 5,022銘柄 4,818銘柄
取引時間 立会時間、時間外取引 (プレ/アフター) 対応 立会時間、時間外取引 (プレ/アフター) 対応
※手数料をキャッシュバック
※2025年5月26日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

本格的な銘柄分析や豊富な選択肢を求めるならマネックス証券、総合力とコスト工夫を重視するならSBI証券にそれぞれ強みがあります。

まず取扱銘柄数では、マネックス証券が5,000銘柄以上と業界トップクラスの豊富さを誇り、SBI証券の約4,800銘柄をややリードしています。多様な大型株から中小型株、ETF、ADRまで幅広く投資したい方にはマネックス証券が魅力的です。

取引手数料は両社とも無料ですが、重要なのは為替コスト。マネックス証券は買付時の為替手数料がキャンペーンで無料になることも。一方、SBI証券は住信SBIネット銀行との連携で為替コストを大幅に抑える工夫が可能です。

そして、取引ツールが大きな比較ポイント。

マネックス証券の「銘柄スカウター米国株」は、過去10年以上の詳細な企業業績分析や多彩なスクリーニング機能を備え、「じっくり企業分析をしてお宝銘柄を発掘したい」という投資家には強力な武器です。

対してSBI証券の「HYPER SBI 2」は、国内株と共通のプラットフォームで、豊富なニュースやテクニカル指標など情報収集とスピーディーな取引執行に長けています。「国内外の市場を一つのツールで広くチェックしたい」という方に向いています。

どちらも高機能ですが、「分析の深さならマネックス、情報網羅性と国内株との連携ならSBI」と、得意分野が異なります。

\米国株購入時の為替手数料が無料/

⑤IPO|SBI証券は取引実績が豊富

IPO(新規公開株)は、取扱実績が豊富なSBI証券がおすすめです。

【IPOの比較】

マネックス証券 SBI証券
取扱実績 54社 76社
うち主幹事(※) 1社 11社
※IPOの際に中心的な役割を果たす証券会社。引受株数が多い傾向がある
※2024年1~12月末の実績、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

IPOとは、証券取引所で取引できるようになる前(上場前)の株について、抽選に当選すると上場前に購入できる株のことです。

当選確率は低いものの、購入価格の倍以上になるIPOもあるため、個人投資家から人気があります。

IPO投資で重要なのは、当選チャンスをいかに増やすか。SBI証券とマネックス証券、それぞれの強みを活かした戦略が大切です。

SBI証券の強みは、業界トップクラスのIPO取扱銘柄数と主幹事実績です。多くのIPOに参加でき、落選で貯まる「IPOチャレンジポイント」を使えば次回以降の当選期待度も上がります。

一方、マネックス証券は「完全平等抽選」。資金量に左右されず、1口座1票で公平に抽選されるため、少額投資家や初心者にも平等にチャンスがあります。

では、どう攻めるか?IPO当選確率を高めるなら、両社の「いいとこ取り」がよいでしょう。

SBI証券: 豊富な案件に申し込み、IPOチャレンジポイントを地道に貯める。
マネックス証券: 完全平等抽選の案件には必ず申し込む。

これなら、SBI証券での「数とポイント」のメリットを追求しつつ、マネックス証券での「平等なチャンス」も逃しません。特に人気のIPOでは有効な手段となるでしょう。

申込時は、SBI証券は原則として購入余力が必要です。マネックス証券は抽選申込時に事前入金が不要な場合があるなど、ルール確認も忘れずにしましょう。

\IPOの取扱実績は業界No.1(※)/

※2023年4~9月末

⑥クレカ積立|マネックス証券はポイントの還元率が高い

クレカ積立(クレジットカード投資)は、ポイント還元率が高いマネックス証券がおすすめです。

クレカ積立とは、投資信託の積立投資にクレジットカード決済が使えるサービスを指し、つみたて投資枠(旧つみたてNISA)にも対応しています。

【クレカ積立(クレジットカード投資)の比較】

マネックス証券 SBI証券
対応クレカ マネックスカード
dカード
三井住友カード
東急カード
タカシマヤカード
UCSカード
大丸松坂屋カード
オリコカード
アプラスカード
貯まる
ポイント
マネックスポイント
dポイント
Vポイント
ポイント還元率
(年会費無料のカード)
マネックスカード積立:1.0~1.1%
dカード積立:1.1%
0.5%
ポイント還元率
(すべてのカード)
マネックスカード積立:1.0~1.1%
dカード積立:1.1〜3.1%
0.5~3.0%
※2025年5月26日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

マネックス証券では、年1回以上利用すれば年会費が無料になるマネックスカードを口座開設後に発行できます。

月1,000円単位の積み立てならポイント還元率が1.1%になり、年会費無料のカードで比較するとSBI証券の2倍以上です。

貯まったマネックスポイントは、dポイント、Vポイント、Pontaポイント、Amazonギフトカード、nanaco、WAONポイントなどに交換できます。クレカ積立を始めたいのなら、マネックス証券がおすすめです。

【期間限定】マネックス証券 × dカード GOLDのNISA口座クレカ積立がお得
現在マネックス証券では、dカード GOLD会員の方がNISA口座(つみたて投資枠・成長投資枠)でクレカ積立を行うと、通常のポイント還元に加えて、期間限定でさらにdポイントが上乗せされるキャンペーンを実施中です。(2024年7月5日〜終了時期は未定)

条件(ドコモの対象料金プラン契約など)を満たすと、最大10.0%相当のポイント還元(キャンペーンポイント含む)が受けられるチャンスも。

参考:dカード積立開始記念キャンペーン|ドコモのNISA by マネックス証

\クレカ積立のポイント還元率が高い/

⑦ポイント投資|SBI証券は2種類のポイントに対応

ポイント投資は、投資信託の積み立てや日本株、単元未満株に対応しているSBI証券がおすすめです。

【ポイント投資の比較】

マネックス証券 SBI証券
対応ポイント マネックスポイント Pontaポイント、Vポイント(※)
対象商品 投資信託(積立は除く) 投資信託、日本株、単元未満株
※Vポイントは投資信託の積み立て、日本株、単元未満株の投資には非対応
※2025年5月26日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

SBI証券であれば対応ポイントが3種類もあり、普段貯めているポイントを選びやすいといえます。

\使いたいポイントは3種類から選べる/

⑧投資信託の保有で貯まるポイント|人気銘柄で比べるとSBI証券

投資信託の保有で貯まるポイントは、つみたて投資枠(旧つみたてNISA)の人気銘柄で比べるとSBI証券のほうが多いです

【主な投資信託の保有で貯まるポイントの比較】

マネックス
証券
SBI証券
eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
102ポイント(年間) 112ポイント(年間)
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
70ポイント(年間) 70ポイント(年間)
SBI・V・S&P500インデックス・ファンド 0ポイント 88ポイント(年間)
※保有金額40万円と仮定
※2025年5月26日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

投資信託の保有で貯まるポイントは、保有金額に応じて増えます。投資信託を長期保有するつもりであれば、SBI証券がいいでしょう。

⑨銀行との連携で比較

【銀行との連携の比較】

マネックス証券 SBI証券
連携先 みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行、PayPay銀行、楽天銀行、住信SBIネット銀行、SBI新生銀行、ゆうちょ銀行、イオン銀行など多数の金融機関と連携しています。 また、お客様専用の入金先として、みずほ銀行、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、りそな銀行 住信SBIネット銀行、SBI新生銀行、三井住友銀行
※SBI証券での商品買付代金などに使える普通預金のこと
※2025年5月26日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

住信SBIネット銀行とSBI証券の両方に口座を開設すれば、SBIハイブリッド預金をSBI証券の預り金として利用できます。

マネックス証券のメリット・デメリット

続いては、マネックス証券とSBI証券のメリット・デメリットを解説します。

まずはマネックス証券のメリットとデメリットを解説します。

マネックス証券のメリット

マネックス証券の主なメリットは以下の3つです。

1.クレカ積立の還元率が高い

マネックス証券の最大の魅力の一つは、クレジットカード積立による高い還元率です。

還元率が最大で1.1%と他の証券会社と比較してもトップクラスで、ポイント還元まで加味した際の投資効率を高めてくれます。

投資信託はもちろん、NISA口座での積立も対応しているため、効率的に資産形成を進めることができます。

また、積立金額や投資対象も自由に設定できるため、初心者から経験者まで幅広い層が利用しやすいのも特徴です。

2.IPOが完全平等抽選である

IPO(新規上場株式公開)は、一般投資家にとって大きなチャンスとなることがあります。

マネックス証券では、IPOの抽選が完全平等に行われるため、誰でも平等に当選のチャンスを得ることができます。

他の証券会社では、保有資産や取引実績によって抽選で優遇されるケースもありますが、マネックス証券ではそのようなことはありません。

そのため、IPO投資を始めてみたいと考えている初心者の方でも、安心して参加することができます。

3.高性能な全自動運用ロボアドバイザーが利用可能

マネックス証券では、人工知能を活用した高性能な全自動運用ロボアドバイザーが利用できます。

ロボアドバイザーは、投資家のリスク許容度や目標に合わせて、最適なポートフォリオを自動で構築し、運用してくれます。

専門知識がなくても、手軽に資産運用を始めたいという方におすすめです。

また、定期的にポートフォリオのリバランスを行ってくれるため、常に最適な状態を維持することができます。

マネックス証券のデメリット

次はマネックス証券のデメリットです。

マネックス証券の主なデメリットは以下の2つです。

1.手数料が割高である

マネックス証券は、他のネット証券と比較して、手数料が割高であるというデメリットが指摘されています。

特に、頻繁に売買を行うアクティブトレーダーにとっては、手数料の差が大きな負担となる可能性があります。

また、少額の投資信託の購入や、特定の銘柄の取引においては、手数料が割高に感じるケースもあるでしょう。

手数料体系は複雑で、取引内容によって大きく変動するため、事前にしっかりと比較検討することが重要です。

《マネックス証券 vs SBI証券 主要取引手数料比較》

取引対象 マネックス証券 SBI証券
国内株式(現物取引) 取引毎コース: 5万円以下:55円、10万円以下:99円、50万円以下:275円、100万円以下:535円など。一日定額コース: 100万円以下:550円など。 無料(ゼロ革命対象)(※インターネットコース、国内株式(現物・信用・S株)の取引報告書などを電子交付に設定している場合)
国内株式(信用取引) 取引毎コース: 10万円以下:99円、50万円以下:198円、50万円超:385円。一日定額コース: 100万円以下:550円など。(別途、金利・貸株料等) 無料(ゼロ革命対象)(※上記ゼロ革命の条件を満たしている場合。別途、金利・貸株料等)
単元未満株 ワン株: 買付:無料、売却:約定代金の0.55%(最低52円) S株: 売買手数料無料
米国株式(現物取引) 約定代金の0.495%(上限22米ドル)。為替手数料(買付時):実質無料の場合あり(キャンペーン等、通常25銭/ドル)、(売却時):25銭/ドル。 約定代金の0.495%(上限22米ドル)。為替手数料:住信SBIネット銀行経由で米ドル買付の場合4銭/ドル、米ドル売却の場合6銭/ドルなど優遇あり(通常25銭/ドル)。
中国株式(現物取引) 約定代金の0.275%(最低49.5香港ドル~上限495香港ドル)。別途為替手数料。 約定代金の0.286%(最低55香港ドル~上限550香港ドル)。別途為替手数料。
投資信託 申込手数料(買付時):原則無料(ノーロード)(別途、信託報酬・信託財産留保額等) 申込手数料(買付時):原則無料(ノーロード)(別途、信託報酬・信託財産留保額等)
NISA口座(国内株式) 売買手数料無料(単元株・ワン株売却も実質無料) 売買手数料無料(単元株・S株)
NISA口座(米国株式) 国内取引手数料実質無料(キャッシュバック) 売買手数料無料
NISA口座(投資信託) 申込手数料無料 申込手数料無料
IPO(新規公開株) 購入時手数料:無料 購入時手数料:無料
※2025年5月26日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ

2.米国株・中国株以外の外国株が弱い

マネックス証券では、米国株と中国株の取引ができますが、それ以外の国へは投資できません。

そうとはいっても、米国株と中国株の主要な銘柄は、ほとんどカバーされています。

「米国株・中国株以外の外国株にも投資したい」という人以外は気にならないと思われます。

SBI証券のメリット・デメリット

次はSBI証券のメリット・デメリットを解説します。

SBI証券のメリット

SBI証券の主なメリットは以下の3つです。

1. 取り扱っている金融商品が豊富

SBI証券は、国内外の株式、投資信託、債券など、非常に幅広い金融商品を取り扱っており、銘柄も豊富です。

特に、NISAやiDeCoといった非課税口座での投資に対応している商品が充実しており、効率的な資産形成をサポートしてくれます。

また、少額から投資を始められる商品も多く、初心者でも気軽に投資を始めることができます。

2. 手数料が安い

SBI証券は、証券会社の中でも特に手数料が安いことで知られています。

株式の売買手数料はもちろん、投資信託の購入手数料や信託報酬も、多くの商品で業界最低水準となっています。

そのため、頻繁に売買を行うアクティブトレーダーの方や、コストを抑えて長期的な資産形成を行いたい方にとって、SBI証券は魅力的な選択肢と言えるでしょう。

《マネックス証券 vs SBI証券 主要取引手数料比較》

取引対象 マネックス証券 SBI証券
国内株式(現物取引) 取引毎コース: 5万円以下:55円、10万円以下:99円、50万円以下:275円、100万円以下:535円など。一日定額コース: 100万円以下:550円など。 無料(ゼロ革命対象)(※インターネットコース、国内株式(現物・信用・S株)の取引報告書などを電子交付に設定している場合)
国内株式(信用取引) 取引毎コース: 10万円以下:99円、50万円以下:198円、50万円超:385円。一日定額コース: 100万円以下:550円など。(別途、金利・貸株料等) 無料(ゼロ革命対象)(※上記ゼロ革命の条件を満たしている場合。別途、金利・貸株料等)
単元未満株 ワン株: 買付:無料、売却:約定代金の0.55%(最低52円) S株: 売買手数料無料
米国株式(現物取引) 約定代金の0.495%(上限22米ドル)。為替手数料(買付時):実質無料の場合あり(キャンペーン等、通常25銭/ドル)、(売却時):25銭/ドル。 約定代金の0.495%(上限22米ドル)。為替手数料:住信SBIネット銀行経由で米ドル買付の場合4銭/ドル、米ドル売却の場合6銭/ドルなど優遇あり(通常25銭/ドル)。
中国株式(現物取引) 約定代金の0.275%(最低49.5香港ドル~上限495香港ドル)。別途為替手数料。 約定代金の0.286%(最低55香港ドル~上限550香港ドル)。別途為替手数料。
投資信託 申込手数料(買付時):原則無料(ノーロード)(別途、信託報酬・信託財産留保額等) 申込手数料(買付時):原則無料(ノーロード)(別途、信託報酬・信託財産留保額等)
NISA口座(国内株式) 売買手数料無料(単元株・ワン株売却も実質無料) 売買手数料無料(単元株・S株)
NISA口座(米国株式) 国内取引手数料実質無料(キャッシュバック) 売買手数料無料
NISA口座(投資信託) 申込手数料無料 申込手数料無料
IPO(新規公開株) 購入時手数料:無料 購入時手数料:無料
※2025年5月26日時点、CRAZY MONEY Plus編集部調べ
《SBI証券の「ゼロ革命」とは》
この制度の対象となれば、国内株式の現物取引だけでなく、信用取引の手数料も無料で利用できます。具体的に信用取引手数料が無料になるための主な条件は、まずインターネットコースであることです。そして、取引報告書や各種交付書面を郵送ではなく「電子交付」に設定している必要があります。

これらの条件を満たせば、オンラインでの国内株式信用取引の手数料は原則0円となります。

ただし、無料になるのはあくまで「取引手数料」です。信用取引を行う際には、別途、金利(買方金利・プレミアム空売り料など)や貸株料、諸経費(名義書換料など)が発生する点には注意が必要です。

これらのコストは取引内容によって異なりますので、事前にしっかり確認しておきましょう。「ゼロ革命」はコストを抑えてアクティブに取引したい方にとって大きなメリットですが、付随する費用も理解しておくことが大切です。

3. IPO銘柄に強い

SBI証券は、IPO(新規上場株式公開)の取扱実績が豊富で、多くのIPO銘柄を取り扱っています。

IPO投資を始めてみたいと考えている方にとっては、SBI証券はおすすめの証券会社の一つです。

さらに、IPOに関する情報提供も充実しており、初心者の方でも安心してIPO投資に参加することができます。

SBI証券のデメリット

SBI証券の主なデメリットは以下の2つです。

1.IPOの競争率が高い

SBI証券はIPO銘柄の取り扱い実績が豊富で人気があるため、IPOの抽選倍率が非常に高くなる傾向があります。

そのため、人気のIPO銘柄に当選することは容易ではなく、多くの応募があってもなかなか当選できないというケースも少なくありません。

特に、話題性のある企業のIPOなどでは、競争率がさらに激化することが予想されます。

2.対面でのサポート体制が弱い

SBI証券は、ネット証券としてオンラインでの取引に特化しているため、対面でのサポート体制が弱いという点が挙げられます。

証券口座開設や取引に関する質問などは、原則として電話やメールでの対応となります。

そのため、複雑な取引や、専門的な知識が必要となるようなケースでは、十分なサポートを受けられない可能性があります。

対面で相談したいという方には、実店舗を持つ大手の証券会社が適しているかもしれません。

まとめ|投資先に応じて自分に合う証券会社を選ぼう

マネックス証券とSBI証券のどちらがいいかは、投資する商品によって異なります。

米国株投資やクレカ積立をするつもりであればマネックス証券、日本株やiDeCo、IPOを始めたい場合はSBI証券のほうがおすすめです。

自分の投資目的に応じて証券会社を選ぶようにしましょう。

北川真大

2級ファイナンシャル・プランニング技能士/証券外務員一種

明治大学法学部卒業後、証券会社に入社。入社後すぐに2級ファイナンシャル・プランニング技能士を取得し、個人営業に従事。証券営業の経験をもとに金融系の記事執筆やKindle出版を開始し、現在はフリーライターとして活動中。日本株、投資信託、暗号資産、不動産を保有する個人投資家でもあり、日本株の投資歴は累計7年以上に及ぶ。