松井証券での投資を検討している場合、「手数料体系が気になる」という人もいるのではないでしょうか。
松井証券は、NISA口座での取引や50万円以下(1日の約定金額合計)の日本株取引の売買手数料が無料です。また25歳以下であれば取引金額にかかわらず無料となっています。
一方、課税口座(特定口座や一般口座)での取引の場合は、26歳以上で1日の約定金額の合計が50万円を超える日本株の取引には、取引手数料がかかるので注意しましょう。
今回の記事では、松井証券の手数料体系を解説します。また後半では、松井証券を利用するときのメリット・デメリットについてもまとめました。松井証券で投資を始めようと考えている人は、ぜひこちらの記事を参考にしてください。
- 松井証券の手数料を他社と比較しながら紹介
- NISA口座は取引手数料が無料
- 日本株は1日50万円まで取引手数料が無料!25歳以下は取引金額にかかわらず無料
- 日本株の信用取引も手数料は現物と同じ
- 米国株取引では取引手数料がかかる
- 先物取引の手数料は取引商品により異なる
- 他社から実質無料で株式や投資信託の移管ができるのも特徴
- 松井証券を利用するメリット
- 取引サポートが充実している
- IPOの実績が豊富!資金なしで抽選に参加できる
- QUICKリサーチネットを無料で使用できる
- 松井証券ポイントでお得に取引できる
- NISAでの投資信託購入に便利なツールがある
- 松井証券を利用するデメリット
- 松井証券に関する口コミ・評判
- 松井証券での口座開設手順
- 松井証券はNISAや少額の日本株投資が手数料無料できる
松井証券の手数料を他社と比較しながら紹介
松井証券の手数料の特徴は、次のとおりです。
松井証券の手数料について、他社とも比較しながら見ていきましょう。
NISA口座は取引手数料が無料
松井証券では、NISA口座での取引手数料が無料です。ほかの大手ネット証券と並んでコストをかけずに取引ができます。以下の表のとおり、2024年10月12日現在、NISAでの投資信託と日米株については、大手ネット証券5社すべてにおいて取引手数料が無料です。
証券会社 | 投資信託 | 日本株 | 米国株 |
---|---|---|---|
松井証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
SBI証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
楽天証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
マネックス証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
auカブコム証券 | 無料 | 無料 | 無料 |
また松井証券は、米国株の為替手数料も無料です。つまり手数料を一切払わずにNISA口座での米国株取引ができます。
証券会社 | 米国株の為替手数料 |
---|---|
松井証券 | 無料 |
SBI証券 | 無料 |
楽天証券 | 無料 |
マネックス証券 | 買付:無料、売却:25銭 |
auカブコム証券 | 20銭 |
\為替手数料が売買共に無料!/
日本株は1日50万円まで取引手数料が無料!25歳以下は取引金額にかかわらず無料
松井証券は、課税口座(特定口座や一般口座)でも1日の約定金額の合計が50万円までであれば取引手数料が無料です。また25歳以下であれば取引金額にかかわらず無料となっています。
日の約定 金額合計 | 売買手数料(税込) | |
---|---|---|
26歳以上 | 25歳以下 (未成年含む) | |
50万円まで | 0円 | 0円 |
100万円まで | 1,100円 | |
100万円超 | 約定金額が100万円増えるごとに1,100円加算 | |
1億円超 | 11万円(上限) |
ただしネット証券のなかには、課税口座の日本株取引の手数料を完全無料にできる証券会社もあります。26歳以上かつ多額の取引を検討している人は、これらの証券会社を利用することも一案です。
【主要ネット証券の日本株取引手数料】
証券会社 | 手数料(税込み) |
---|---|
松井証券 | ・25歳以下もしくは1日の約定金額の合計が50万円まで:無料 ・26歳以上かつ1日の約定金額の合計が50万円超の取引:1,100~11万円 |
SBI証券 | 無料 |
楽天証券 | 無料 |
マネックス 証券 |
55~1,070円(現物取引:取引毎手数料コースの場合) |
auカブコム 証券 |
ワンショット手数料の場合 ・大口優遇プラン:無料 ・それ以外 ・100万円まで:55~535円 ・100万円超:約定金額×0.099%(税込)+99円【上限:4,059円】 |
日本株の信用取引も手数料は現物と同じ
松井証券では、日本株の信用取引の手数料は現物取引と同じです。
日の約定 代金合計 | 売買手数料(税込) | |
---|---|---|
26歳以上 | 25歳以下 (未成年含む) | |
50万円まで | 0円 | 0円 |
100万円まで | 1,100円 | |
100万円超 | 約定代金が100万円増えるごとに1,100円加算 | |
1億円超 | 11万円(上限) |
信用取引についても25歳以下もしくは1日の約定金額の合計が50万円以内の取引であれば手数料は無料です。少額の信用取引をお得にできるのが、松井証券の特徴となっています。
米国株取引では取引手数料がかかる
松井証券の課税口座で米国株を取引する場合は、取引手数料がかかります。ただ為替手数料については、無料です。
取引手数料 | 約定金額×0.495% |
---|---|
最低手数料 | 0米ドル |
上限手数料 | 22米ドル |
ネット証券各社の米国株の手数料は、次のとおりです。主要ネット証券の米国株売買手数料は、どこも変わりません。
【主要ネット証券の米国株売買手数料】
証券会社 | 売買手数料 |
---|---|
松井証券 | ・約定代金×0.495% ・0~22米ドル |
SBI証券 | ・約定代金×0.495% ・0~22米ドル |
楽天証券 | ・約定代金×0.495% ・0~22米ドル |
マネックス証券 | ・約定代金×0.495% ・0~22米ドル |
auカブコム証券 | ・約定代金×0.495% ・0~22米ドル |
為替手数料は、松井証券やSBI証券、楽天証券が無料なので、これらの会社で取引をするのがお得です。
先物取引の手数料は取引商品により異なる
先物取引の手数料は、取引商品によって異なります。例えば商品の一部を抜粋すると、以下のような手数料体系となっています。
商品 | 約定1枚あたりの手数料(税込み) |
---|---|
日経225先物 | 220円 |
NYダウ先物 TOPIX先物 | 330円 |
日経225mini | 38.5円 |
日経225マイクロ | 11円 |
ミニTOPIX先物 、グロース市場250指数先物、JPX 400先物 | 41.8円 |
また松井証券には、1日のうちにポジションを解消しなければならない1日先物取引のサービスがあります。こちらのほうが、手数料が安いのが特徴です。
商品 | 約定1枚あたりの手数料(税込み) |
---|---|
日経225先物 | 165円 |
NYダウ先物、TOPIX先物 | 275円 |
日経225mini、ミニTOPIX先物、グロース市場250指数先物、JPX400先物 | 27.5円 |
日経225マイクロ | 11円 |
他社から実質無料で株式や投資信託の移管ができるのも特徴
松井証券では、他社の証券口座にある株式や投資信託を移管する際の手数料を負担してくれる「移管手数料負担サービス」があります。このサービスを利用すると、他社で支払った移管手数料を松井証券に全額負担してもらえます。以下の図のように、他社での出庫手続きと松井証券での入庫手続きを行って他社口座の株式や投資信託を松井証券の課税口座へ移管できます。
株式や投資信託を他社から松井証券へ移管する際は、移管元の証券会社によって移管手数料が発生する場合があります。例えばSBI証券であれば、出庫の際に投資信託1銘柄につき3,300円(税込み)といった具合です。松井証券では、移管後の期間内に手続きをすれば他社で発生した移管手数料を負担してもらえるので、実質無料で株式や投資信託を移管できます。
松井証券を利用するメリット
松井証券を利用する主なメリットは、次の4つです。
メリットについて詳しく見ていきましょう。なお松井証券の魅力や注意点は、次の記事でもまとめているので、あわせて参考にしてください。
松井証券の口コミ分析でわかった!おすすめポイントと注意点、対応策まで解説
取引サポートが充実している
松井証券には、次のような取引サポートサービスがあります。
- 「よくあるご質問(Q&A)」の検索機能
- 24時間対応のお問い合わせフォーム
- 電話での顧客サポート
- 松井証券リモートサポート
1~3は、ネット証券各社で導入されているサービスですが、4は松井証券の特徴的なサービスです。顧客とオペレーターが同一の画面を見ながら、操作方法などの説明を受けることができます。オペレーターからの指示をリアルタイムで実践できるため、スムーズに操作を進められるでしょう。
松井証券は、HDI-Japan(ヘルプデスク協会)の2023年【証券業界】格付けにおいて13年連続で「電話窓口」「サポートポータル(Web)」部門で最高評価の三つ星を獲得しています。
外部からも高い評価を受けているのが特徴です。
IPOの実績が豊富!資金なしで抽選に参加できる
松井証券は、主要証券会社のなかでIPOの引受件数が2位(2023年4月~2024年3月)と実績が豊富です。松井証券を上回っているのはSBI証券だけで、1年の当該企業の引受件数を日本のIPO件数で割った「参入率」は68%となっています。松井証券であれば、IPOの抽選へ参加する機会が豊富です。
また松井証券は、抽選申し込み時点で買付資金の入金が不要です。証券会社によっては、申込時点で購入株式の買付資金の預け入れが必要なところもあります。これでは、抽選が終わるまで当該資金をほかの投資に回せないため、運用効率が下がってしまいます。また購入時点で自己資金を準備できる見込みがあっても抽選時点で資金がなければIPOに参加できません。しかし松井証券であれば、抽選結果が判明して購入意思を示すまでは資金が不要なため、より手軽にIPOへ参加できるのが魅力です。
\IPOの参入実績が高い!/
QUICKリサーチネットを無料で使用できる
松井証券では、QUICKリサーチネットを無料で利用できることもメリットの一つです。
QUICKは、日本経済新聞系列の金融関連の情報ベンダーです。QUICKリサーチネットは、同社の証券・金融データベースとQUICK企業価値研究所のアナリストコメントがまとまったサービスです。個別銘柄や国内外のマーケットを題材とした多様なレポートを閲覧できます。またQUICK企業価値研究所が集めた情報をもとにした各社の株主優待情報も検索・閲覧可能です。
「とれんど選隊」では、QUICKの独自取材に基づき新商品・サービスなどの情報発信を行っています。そのほか「株価格付け)「IPO情報」「決算関連情報」などを調べることも可能です。QUICKリサーチネットを利用すれば、豊富な企業情報を簡単に入手できるので投資先の検討や売買判断に役立つでしょう。
松井証券ポイントでお得に取引できる
松井証券ポイントを活用して、さらにお得で効率よく投資できるのが特徴です。松井証券ポイントは、大きく分けて2つの方法で貯められます。
- 最大1%貯まる投信残高ポイントサービス
- MATSUI SECURITIES CARDの買い物利用
「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」は、投資信託の月間保有残高に応じてポイントが付与される仕組みです。ポイントの還元率は、銘柄によって異なりますが、最大で年率1%の還元を受けられます。なお松井証券でのiDeCoで保有している投資信託もポイント付与対象です。
さらに松井証券の提携クレジットカード「MATSUI SECURITIES CARD」は、毎月のカード利用残高の0.5%が松井証券ポイントとして還元されます。獲得した松井証券ポイントは、次の3つの投資信託購入資金に充当可能です。
- ひふみプラス
- eMAXIS Slim 先進国株式インデックス
- eMAXIS Slim バランス(8資産均等型)
またPayPayポイントやdポイント、Amazonギフトカードと交換すれば、買い物に利用することもできます。松井証券のWebサイト上で、3,000種類以上の商品のいずれかとの交換も可能です。なお商品により必要な松井証券ポイントは異なります。
NISAでの投資信託購入に便利なツールがある
松井証券には、投資信託の購入に便利なツールが複数あります。投資初心者でもNISAでの分散投資をスムーズに進められるでしょう。
投信工房 | 投資信託でポートフォリオを構築。購入・リバランスにも対応 |
---|---|
投信提案ロボ | 目的に合った投資信託をランキング形式で表示 |
投信見直しロボ | 条件に合い、かつ優れた投資信託を3つ提案 |
投信工房は、年率最大0.15%(税込み)で自分に合ったポートフォリオをAIが構築してもらえます。ポートフォリオに沿って投資信託を購入し、さらに定期的なリバランスも可能です。
投信提案ロボは、興味がある資産や地域などをもとに自分に合った銘柄をランキング形式で表示します。ランクインした銘柄は、QUICKのデータベースをもとにリスク・リターン・下値抵抗力・コスト・分配金健全度の5項目10段階で評価結果を表示します。
投信見直しロボは、投信の入れ替えに対応したツールです。既存の銘柄のQUICKにおける評価、さらにスコアを高めるための銘柄の提案などを行います。
\投信の取引ツールが便利!/
松井証券を利用するデメリット
松井証券の主なデメリットは、次の3つです。
これらのデメリットも踏まえて、松井証券を利用すべきか検討しましょう。松井証券のメリットやデメリットは、こちらの記事でも詳しく解説しています。あわせて参考にしてください。
松井証券のメリットとデメリットは?松井証券が向いている人まで解説
日本株取引手数料が完全無料化されていない
26歳以上の場合、課税口座での取引手数料は1日の約定金額の合計が50万円超で1,100円かかります。例えばSBI証券と楽天証券であれば、取引金額にかかわらず日本株の取引手数料を無料にする方法があるため、これらの証券会社のほうが優位です。また松井証券やマネックス証券、auカブコム証券の場合、料金体系が異なっており、次の表のように取引金額によって最も手数料が低い証券会社が変わります。
~50万円 | 50万円超~100万円 | 100万円超~200万円 | 200万超~300万円 | |
松井証券 | 無料 | 1,100円 | 2,200円 | 3,300円 |
SBI証券 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
楽天証券 | 無料 | 無料 | 無料 | 無料 |
マネックス証券 | 550円 | 550円 | 2,750円 | 2,750円 |
auカブコム証券 | 無料 | 無料 | 2,200円 | 3,300円 |
日本株の手数料だけで選ぶ場合は、SBI証券・楽天証券の利用を検討しましょう。松井証券やマネックス証券、auカブコム証券のなかから検討する場合は、想定される1日の取引金額も加味しながら自分に合った証券会社を選んでください。
SBI証券と松井証券の比較は、こちらの記事でも行っているので、あわせて参考にしてください。
SBI証券と松井証券1社だけ選ぶならどっち?新NISAやiDeCoなど目的別に比較
取扱商品が少ない
松井証券は、ネット証券会社のなかでは取扱商品数が少ないことがネックです。
【各商品カテゴリの取扱有無】
証券会社 | 日米株 | 中国株 | その他外国株 | 金・プラチナ | セキュリティ トークン |
松井証券 | 〇 | × | × | × | × |
SBI証券 | 〇 | 〇 | 〇(6ヵ国*) | 〇 | 〇 |
楽天証券 | 〇 | 〇 | 〇(4ヵ国*) | 〇 | × |
マネックス証券 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × |
auカブコム証券 | 〇 | × | × | × | × |
2024年10月現在、SBI証券のみが扱うセキュリティトークンとはブロックチェーンを活用したデジタル証券の一種です。主に不動産へ投資する証券が幾度か販売されています。商品の種類で見ると、SBI証券や楽天証券のラインナップが豊富です。
続いて投資信託の取扱銘柄数は、次のとおりです。投信全体の取扱本数では、SBI証券や楽天証券のほうが多くなっています。
証券会社 | 全体 取扱本数 | NISA 成長投資枠 | NISA つみたて 投資枠 |
---|---|---|---|
松井証券 | 1,880本 | 1,138本 | 244本 |
マネックス 証券 | 1,769本 | 1,174本 | 233本 |
SBI証券 | 2,557本 | 1,276本 | 249本 |
楽天証券 | 2,563本 | 1,259本 | 239本 |
auカブコム 証券 | 1,839本 | 1,119本 | 236本 |
\外国株の取扱国数が豊富!/
クレカ投資によるポイント還元がない
松井証券は、クレカ積立の制度がありません。主要ネット証券5社のなかでは、唯一クレカ積立がなく積み立てによるポイント還元も受けられないのがネックです。
証券会社 | クレカ積立対象の クレジットカードの一例 | ポイント 還元率 |
---|---|---|
松井証券 | なし | - |
SBI証券 | 三井住友カード | 0.5~ 3.0% |
楽天証券 | 楽天カード | 0.5~ 2.0% |
マネックス 証券 | マネックスカード | 0.2~ 1.1% |
auカブコム 証券 | au PAYカード | 1% |
クレカ積立に対応した各社では、積立額に応じて毎月ポイントを獲得できます。獲得したポイントを買い物や投資に利用できるため、よりお得に資産運用ができるでしょう。
なお松井証券でもJCBカードとの業務提携により、クレカ積立対応に向けた準備を進めています。具体的な開始時期は未定(2025年以降)ですが、近い将来同社でもクレカ積立ができるようになる可能性があります。
\積立額に関わらず毎月積立額の1%をポイント還元/
松井証券に関する口コミ・評判
松井証券に関するSNS上の口コミを集めました。利用を検討するうえでの参考にしてください。
調べれば調べるほど
引用:X
松井証券が魅力的に見えてくる😍
ざっと計算した結果
私の保有しているFANG+系の投資信託では
SBI証券で言うところの「投信マイレージ」が
SBI証券→年間16万P
松井証券→年間27万P
脅威の11万ポイント差!!🤯
今から移管して新NISAまだ間に合うかな??🤔
投資信託の残高に応じてポイントが還元される「最大1%貯まる投信残高ポイントサービス」が魅力的といった投稿が複数見られました。
初心者必見!松井証券で米国株投資を始める3つのメリット!!
引用:X
今、松井証券の米国株投資が注目を集めています。そのメリットは大きく3つあります。
①業界最安水準の手数料体系
②為替手数料が無料
③初心者でも安心のサポート体制
米国株投資について、特に為替手数料が完全無料の点が注目されています。手数料体系については、ネット証券各社は大手で横ばい、対面型の証券会社なども加味すると低水準です。
クレカ積立に新参入キター!!松井証券とJCBがタッグを組んでサービス提供予定。時期や還元率は今後発表なので、どんな形になるか注目していきましょう。
引用:X
松井証券・JCBの業務提携により、松井証券でのクレカ積立サービス開始を期待する意見も見られます。
松井証券の注意点としてはクレジットカード積立ができないこと
引用:X
短期ならクレジットカード積立ができる楽天証券やSBI証券がお得ですが、長期ホールドなら松井証券がお得です
(今のポイント還元が続くことが前提ですが😅)
松井証券に対するネガティブな口コミは多くありませんが、クレカ積立がないことに言及するコメントが見られました。このデメリットは、JCBとの業務提携が進捗すれば解消されると期待されます。
松井証券での口座開設手順
松井証券での口座開設は、次の順序で進めます。
それぞれのプロセスについて詳しく紹介していきます。
口座開設ページへアクセス
まずは、口座開設ページにアクセスします。松井証券のWebサイト右上の赤いボタン「口座開設」をクリックしましょう。
口座開設方法は「オンラインでの口座開設(eKYC含む)」「郵送での口座開設」の2通りの方法があります。オンラインで開設すると、最短で即日取引が可能なので便利です。以降では、オンラインでの口座開設を想定して紹介します。まずメールアドレスを登録して口座開設のためのフォームを受け取ります。
口座開設の申込フォームに記入
メールで受け取ったアドレスから入れる申込フォームで氏名や住所など、基本的な情報を入力します。なお以下の口座も同時に申し込みが可能です。
- 米国株信用取引口座
- 日本株信用取引口座
- 先物・オプション取引口座
- FX口座
- NISA口座
開設要否を選択するタブが表示されるので、必要な場合は「開設する」を選びましょう。
必要書類をWeb上でアップロード
スマートフォンで「eKYC」というシステムを活用して本人確認書類をアップロードします。続いて写真を撮影して本人確認書類との照合をシステム上で行います。
\スマートフォン・マイナンバーカードがあれば即日取引可能に/
口座開設のメールが届くと利用可能に!
「eKYC」を利用した場合は「パスワード・取引暗証番号の設定方法」がメールで届きます。案内に従って登録をすれば、最短即日で口座利用が可能です。それ以外の方法で開設手続きをした場合は、郵送で口座開設完了通知が届きます。
松井証券はNISAや少額の日本株投資が手数料無料できる
松井証券は、NISA口座での取引手数料が一切かかりません。また課税口座でも1日の約定金額の合計が50万円までは日本株の取引手数料が無料です。米国株については、為替手数料がかからないことも特徴です。手数料以外でも複数の投資信託の運用ツールが使えるなどのメリットがあります。
一方、「クレカ積立がない(2024年10月時点)」「商品ラインナップが少ない」などのデメリットがある点も押さえておきましょう。今回の記事を踏まえて松井証券のサービスに魅力を感じた人は、ぜひ同社で資産運用を進めてみてはいかがでしょうか。
\NISAでの取引手数料・為替手数料が無料!/