証券

本サイトにはプロモーション広告を含みます。なお、掲載されている広告の概要や評価等は事実に反して優遇されることはありません。

インデックス投資とは?投資信託との違いやメリット・デメリットを解説

インデックス投資とは?投資信託との違いやメリット・デメリットを解説 証券

インデックス投資とは、日経平均株価など市場の値動きを示す指数(インデックス)に連動した運用を目指す投資手法です。インデックス投資で運用される投資信託をインデックスファンドといいます。新NISAのつみたて投資枠対象銘柄の大半はインデックスファンドで、個人投資家からの人気も高いです。

特に「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」と「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」は、国内の投資信託で他の銘柄を圧倒する人気を集めています。本記事では、インデックス投資について投資信託との違いやメリット・デメリットを解説します。

インデックスファンドの選び方も解説しているので、インデックス投資に興味がある人は最後までチェックしてください。

\インデックスファンドの選択肢が豊富/

インデックス投資(インデックス運用・パッシブ運用)とは?

インデックス投資は、インデックス運用やパッシブ運用とも呼ばれ、日経平均株価など市場の値動きを示す指数(インデックス)に連動した運用を目指す投資手法です。日本の投資家から人気がある「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」や「eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)」が、インデックス投資の例として挙げられます

投資信託との違い

投資信託は、金融商品の一つでプロが運用しています。インデックス投資は、投資信託のなかで採用される投資手法の一つです。インデックス投資で運用される投資信託をインデックスファンドと呼びます。

アクティブ投資(アクティブ運用)との違い

アクティブ投資(アクティブ運用)とは、インデックスを上回る成果を目指す投資手法です。プロが独自の方針で銘柄を選定するため、運用コストがインデックス投資と比べて高いデメリットがあります。一方、インデックスを上回るリターンを出すこともあります

【つみたて投資枠対象商品のリターンランキング(SBI証券)】

銘柄名 投資手法 リターン
(直近3年・年率)
日経平均高配当
利回り株ファンド
アクティブ 32.78%
iFreeNEXT
FANG
+インデックス
インデックス 26.92%
大和住銀DC
国内株式ファンド
アクティブ 22.34%
(2024年8月8日現在)

アクティブ投資によって運用される投資信託をアクティブファンドと呼びます。

インデックス投資のメリット

インデックス投資には、主に3つのメリットがあります。アクティブ投資のようなリターンの上振れがないかわりに指数(インデックス)を下振れることはほとんどありません。

上昇・下落の理由が明確でわかりやすい

上昇・下落の理由が明確でわかりやすい

画像引用:楽天証券

インデックス投資(インデックスファンド)は、上昇・下落の理由が明確でわかりやすい点がメリットです。例えば日経平均株価に連動した運用を目指すインデックスファンドの場合は、日経平均が上がれば投資信託の価格も上がり日経平均が下がれば下がります。一方、アクティブ投資ではインデックスと異なる値動きをするため、日経平均株価が上昇しても投資信託の価格が上がるとは限りません。

指数(インデックス)とほぼ連動した値動きをするインデックス投資であれば、投資信託が定める指数の値動きさえ見ておけば、保有している投資信託の値動きもわかります

信託報酬(主な運用コスト)が低い

インデックス投資は、銘柄選定の手間がほとんどかからないため、信託報酬(主な運用コスト)がアクティブ投資と比べて低い点もメリットの一つです。信託報酬は、手数料と異なり直接負担するものではありませんが、投資信託の基準価額に反映される形で間接的に負担しています。新NISAのつみたて投資枠対象銘柄で比較すると、銘柄によりますが年率0.5~1.5%程度の差があります。

【主な銘柄の信託報酬(SBI証券の新NISAつみたて投資枠】

銘柄名 投資手法 信託報酬(年率)
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
インデックス 0.05775%以内
eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
インデックス 0.09372%以内
フィデリティ・米国優良株・ファンド アクティブ 1.639%
日経平均高配当利回り株ファンド アクティブ 0.693%
(2024年8月8日現在)

例えば投資信託を100万円保有した場合、信託報酬が年率1%高い銘柄は間接的に負担するコストが年間約1万円高くなります。(信託報酬は実際の運用コストと若干異なり、信託報酬の差がそのままコストの差につながるわけではない)仮に運用で得られたリターンが同じだった場合、コストの低いインデックス投資のほうが投資信託のリターンが高くなります

少額から分散投資できる

インデックス投資というより投資信託そのもののメリットですが、少額から分散投資が可能です。例えばeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を購入すれば、2,703銘柄(2024年7月31日現在)に分散投資できます。SBI証券や楽天証券をはじめとした大手ネット証券であれば100円から投資できるため、金銭的にあまり余裕がない人でも始めやすいです。

\インデックスファンドの選択肢が豊富/

インデックス投資のデメリット

一方でインデックス投資には、主に2つのデメリットがあります。

指数を上回る投資成果はほぼ見込めない

インデックス投資は、指数と連動した投資成果を目指しているため、指数を上回るリターンはほぼ見込めません。指数を上回るインデックスファンドはありますが、指数との差はごくわずかです。

【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と指数の比較】

eMAXIS Slim
米国株式
(S&P500)
指数(※)
運用開始日
以降の上昇率
(2018年7月3日~現在)
198.5% 195.6%
※S&P500指数に配当を加え、円換算したもの
(2024年7月31日現在)

指数を上回る投資成果を出したい場合は、アクティブファンドや個別株に投資しましょう。

どの指数に連動した商品なのかで投資成果が大きく異なる

インデックス投資は、どの指数に連動した商品を選ぶかで投資成果が大きく異なります。例えばバブル崩壊直前に日経平均に連動した商品を買った場合、30年以上経った今でもバブル崩壊前の高値に届いていません(2024年8月9日現在)。米国の主要な株価指数(S&P500)は、10倍以上に値上がりしており、選んだ指数によるリターンの差が大きいです。

【1990年1月以降の日経平均とS&P500の比較】

1990年1月以降の日経平均とS&P500の比較

画像引用:TradingView
(2024年8月9日現在)

インデックス投資はどこで始められる?

インデックス投資は、投資信託を扱う金融機関(証券会社、銀行など)で始められます。取扱銘柄数が多い大手ネット証券であれば、他の金融機関と比べて銘柄選びがしやすいでしょう。

【主な金融機関の取扱銘柄数(投資信託)】

大手ネット証券 銀行・対面証券
SBI証券 2,565 三菱UFJ
銀行
599
楽天証券 2,572 ゆうちょ
銀行
129
マネックス
証券
1,773 三井住友
銀行
163
auカブコム
証券
1,814 野村證券 1,152
松井証券 1,887 大和証券 622
(2024年8月17日現在)

おすすめのネット証券について詳しく知りたい人は、証券会社ランキング【2024年7月最新】をチェックしてみましょう。

インデックス投資をやるなら新NISAも活用しよう

インデックス投資をやるなら、利益が非課税になる新NISAを積極的に活用しましょう。2024年から始まった新NISAでは制度が恒久化され、利益が非課税になるメリットを一生涯享受できます。特につみたて投資枠では、240銘柄以上のインデックスファンドが対象になっているので、インデックス投資が始めやすいです。

【新NISAの概要】

新NISAの概要

※上場廃止の恐れがある日本株、レバナスなどリスクの高い投資信託は除外
画像引用:金融庁

インデックスファンドの選び方

どのインデックスファンドに投資したらいいかわからない人は、以下3つの選び方を参考にして決めましょう。

新NISAのつみたて投資枠対象銘柄から選ぶ

インデックスファンドに投資する場合は、新NISAのつみたて投資枠対象銘柄から選びましょう。つみたて投資枠の対象銘柄は、信託報酬が一定水準以下に定められており、特に意識しなくても低コスト銘柄を選ぶことができます。

【つみたて投資枠の対象となる信託報酬(インデックスファンドの場合)】

国内資産を
対象とするもの
海外資産を
対象とするもの
年率0.55%以下 年率0.825%以下
※税込み

リスク許容度に応じて選ぶ

インデックスファンドに投資する場合は、リスク許容度に応じて選びましょう。リスク許容度とは、どれくらいの価格変動(特に下落)を許容できるかの度合いです。一般的には、若い世代ほどリスク許容度が高く年配の人ほど低いといわれますが個人差があります。

直近の株価下落と円高により10%以上下落している銘柄もあるため、この程度のリスクを許容できないのであれば、株式のみに投資するインデックスファンドは選ばないほうがいいです。

【直近1ヵ月間のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の値動き】

直近1ヵ月間のeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の値動き

画像引用:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)
(2024年8月9日現在)

リスクを抑えて運用したい人は、株式と比べて価格変動が緩やかな傾向がある債券の投資割合が高い銘柄を選びましょう

【直近1ヵ月間のDCニッセイワールドセレクトファンド(債券重視型)の値動き】

信託報酬(保有中に発生する主なコスト)を比較して選ぶ

インデックスファンドに投資する場合は、信託報酬を比較して選びましょう。運用によって得られた利益が同じであれば、リターンは信託報酬が低い銘柄のほうが高くなります。例えばeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の信託報酬は、他のインデックスファンドと比べても信託報酬が低いです。

【主なインデックスファンドの信託報酬】

銘柄名 信託報酬(年率)
eMAXIS Slim 全世界株式
(オール・カントリー)
0.05775%以内
eMAXIS Slim 米国株式
(S&P500)
0.09372%以内
eMAXIS Slim 国内株式
(日経平均)
0.143%以内
(2024年8月9日現在)

実際には、運用で得られる利益が異なるため、低コストと高リターンは同じではありません。しかし高コスト銘柄を選んで大したリターンが得られないよりはマシです。できる限りコストの低いインデックスファンドを選びましょう。

人気のあるインデックスファンドTOP3

ここでは、投資家から人気のあるインデックスファンドを3つ紹介します。投資家からの人気は、投資信託の純資産総額を見るとわかります。純資産総額とは、投資信託で運用している商品の価格に利息や配当を加えた金額から運用コストなどを除いた金額です。保有している投資家が多いほど純資産総額も大きくなりやすいため、純資産総額の大きい銘柄は人気があると判断できます

おすすめの銘柄を知りたい人は、新NISAで何を買う?おすすめ商品や選び方を確認してみましょう。

1位:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)

画像引用:SBI証券

【eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)の概要】

純資産総額 約4兆7,411億4,900万円
リターン
(直近3年・年率)
21.18%
信託報酬
(年率)
0.09372%以内
参照:eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)|SBI証券
(2024年8月9日現在、リターンは2024年7月31日時点)

eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)は、日本国内で最も人気のある投資信託です。米国の主要企業約500社で構成された株価指数(S&P500)に連動した運用を目指しています。運用を開始した2018年7月3日以降、米国株は一時的な下落はあったものの長期的な株価上昇が続いており、コストも低いことから国内で最大の純資産総額を有しています

低コストで直近のリターンが高いインデックスファンドで運用したい人は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選びましょう。

\インデックスファンドの取扱銘柄数が豊富/

2位:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)

画像引用:SBI証券

【eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)の概要】

純資産総額 約3兆6,783億6,200万円
リターン
(直近3年・年率)
17.36%
信託報酬
(年率)
0.05775%以内
参照:eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)|SBI証券
(2024年8月9日現在、リターンは2024年7月31日時点)

eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)は、国内で2番目に人気のある投資信託です。日本や米国などの先進国、中国やインドなどの新興国あわせて47の国と地域に投資し、2,703銘柄(2024年7月31日現在)に分散投資できます。

インデックスファンドで最低水準のコスト」「幅広い国の株式に投資できる」といった理由から、3兆6,000億円(2024年8月9日現在)を超える純資産総額を有しています。低いコストで多くの銘柄に分散投資をしたい人は、eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)を選びましょう。

\インデックスファンドの取扱銘柄数が豊富/

3位:SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

SBI・V・S&P500インデックス・ファンド

画像引用:SBI証券

【SBI・V・S&P500インデックス・ファンドの概要】

純資産総額 約1兆6,143億3,400万円
リターン
(直近3年・年率)
21.06%
信託報酬
(年率)
0.0938%程度

SBI・V・S&P500インデックス・ファンドは、日本国内で3番目に純資産総額が多いインデックスファンドです。国内最大のネット証券であるSBI証券のグループ会社「SBIアセットマネジメント」が運用しており、1兆6,000億円(2024年8月9日現在)を超える純資産総額を有しています。

ただしeMAXIS Slim 米国株式(S&P500)と同じ運用方針でリターンはわずかに劣るため、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)を選んだほうがいいでしょう。

\インデックスファンドの取扱銘柄数が豊富/

インデックス投資は初心者でも始めやすい

インデックス投資は、低コストで少額から分散投資ができるため、初心者でも始めやすいでしょう。指数選びさえ間違えなければ、インデックス投資は平均的な投資成果を狙える投資手法です。自分で銘柄を選ぶことに自信がない人は、インデックス投資に運用を任せたほうがいいでしょう。

インデックス投資を始める場合は、eMAXIS Slim 米国株式(S&P500)やeMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)がおすすめです。インデックスファンドを豊富に取り扱い、クレジットカード決済にも対応するSBI証券であればインデックス投資が始めやすいでしょう。

\三井住友カードで投信積立ができる/