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SBI証券のロボアドバイザーの特徴や評判を解説

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SBI証券のロボアドバイザーは、さまざまなニーズに対応して細かくコースを分けています。そのためAIに運用をまかせてみたい人や、ロボアドでレバレッジをかけて運用したい人におすすめです。

この記事では、SBI証券のロボアドバイザーの特徴や評判を解説します。ロボアドの利用を検討している人や他社と比較してどうなのか知りたい人は、ぜひ参考にしてください。

<この記事でわかること>
・SBI証券のロボアド5種類の概要
・SBI証券のロボアドバイザーの評判・口コミ
・SBI証券のロボアドバイザーの特徴

SBI証券のロボアド5種類の概要

SBI証券のロボアドは、コースごとに分けると5種類あります。公式サイトでは、SBIラップとROBOPROの2種類に分けていますが、コースごとに申し込みの必要があるためコース別に解説します。

<SBI証券のロボアド>
・SBIラップ「AI投資コース」
・SBIラップ「匠の運用コース」
・SBIラップ「レバナビコース」
・SBIラップ「レバチョイスコース」
・AI投資 ROBOPRO(ロボプロ)

SBIラップ「AI投資コース」

SBIラップ「AI投資コース」

【SBIラップ「AI投資コース」の手数料・費用】

購入・解約手数料 無料
運用手数料 年率0.66%
信託報酬(※) 年率0.298%(平均値)
信託財産留保額(解約時に負担) なし

※運用商品によって信託報酬は変動
(2025年3月10日現在)

SBIラップ「AI投資コース」は、AIによって算出されたリターンの予測値から最適なポートフォリオを決定し、リターンの最大化を目指すロボアドバイザーです。

以下8銘柄を投資対象ファンドと定め、相場の動向に応じて投資割合を機動的に変更しています。

【SBIラップ「AI投資コース」の投資対象ファンド】

銘柄名 投資対象 実質的な信託報酬(※)
(ラップ専用)SBI・米国株式 米国株式 年率0.1906%
(ラップ専用)SBI・先進国株式 先進国株式 年率0.2206%
(ラップ専用)SBI・新興国株式 新興国株式 年率0.2406%
(ラップ専用)SBI・米国債券 米国債券 年率0.1906%
(ラップ専用)SBI・米国ハイイールド債券 米国の高利回り債券 年率0.6506%
(ラップ専用)SBI・新興国債券 新興国債券 年率0.5506%
(ラップ専用)SBI・米国不動産 米国不動産 年率0.2906%
(ラップ専用)SBI・ゴールド 年率0.5606%

※ファンドの信託報酬と投資先ETFの運用コスト(経費率)を合算したもの
(2025年3月10日現在)

株価は、期待を織り込んで実態以上に上がり、暴落時は悲観論が強くなって実態以上に下がる傾向があります。

このような傾向をAIが読み取ることで暴落前に株式の投資割合を減らし、個人投資家がなかなか買えないタイミングで株式の投資割合を増やせるでしょう。

SBIラップ「匠の運用コース」

SBIラップ「匠の運用コース」

【SBIラップ「匠の運用コース」の手数料・費用】

購入・解約手数料 無料
運用手数料 年率0.77%
信託報酬(※) 年率0.692%(平均値)
信託財産留保額

(解約時に負担)

最大0.3%

※運用商品によって信託報酬は変動
(2025年3月10日現在)

SBIラップ「匠の運用コース」は、野村アセットマネジメントが独自に開発した戦略を活用して運用するロボアドです。

以下9銘柄を投資対象ファンドと定め、約80の金融市場で起きた約40年分の値動きや専門家が集まる委員会での議論などをもとに投資戦略を決定しています。(2024年3月末時点)

【SBIラップ「匠の運用コース」の投資対象ファンド】

銘柄名 投資対象 信託報酬
ラップ専用・世界株式アクティブ(グローバル・マルチテーマ) 全世界株(成長株) 年率0.803%
ラップ専用・世界株式アクティブ(グローバル・バリュー) 全世界株(割安株) 年率0.803%
ラップ専用・日本株式アクティブ(セレクト・オポチュニティ) 日本株 年率0.748%
ラップ専用・外国債券アクティブ 外国債券 年率0.528%
ラップ専用・外国国債アクティブ(為替ヘッジあり) 外国の国債 年率0.506%
ラップ専用・米国ハイ・イールド債券アクティブ 米国の高利回り
債券
年率1.078%
ラップ専用・日本債券アクティブ(クレジット戦略型) 国内債券 年率0.374%
ラップ専用・グローバルREITアクティブ 世界の不動産 年率0.858%
ラップ専用・J-REITアクティブ 日本の不動産 年率0.561%

(2025年3月10日現在)

景気の動向を問わずリターンの最大化を目指す戦略を採り、株式60%、債券40%の投資割合をベースとして長期的に見て資産価格が上昇していく運用を目指しています。

SBIラップ「レバナビコース」

SBIラップ「レバナビコース」

【SBIラップ「レバナビコース」の手数料・費用】

購入・解約手数料 無料
運用手数料 年率0.77%
信託報酬(※) 年率0.615%(平均値)
信託財産留保額(解約時に負担) なし

※運用商品によって信託報酬は変動
(2025年3月10日現在)

SBIラップ「レバナビコース」は、大和アセットマネジメントが想定する期待リターンを基準に運用状況に応じてレバレッジを調整するロボアドです。

期待リターンを大きく下回った際にレバレッジ倍率を上げ、大きく超えたタイミングで倍率を下げる運用方針を採っています。

レバレッジの倍率は、3段階に分かれており、実際のリターンに応じて日々変動します。

<レバナビコースのレバレッジ倍率>
・1.6~2.28倍
・1.2~1.72倍
・1.1~1.43倍
※上記レンジを上回る場合や下回る場合がある(1.1倍未満の場合もある)

投資対象ファンドは、以下の3銘柄です。株式、債券、不動産など7種類の資産に投資します。

【SBIラップ「レバナビコース」の投資対象ファンド】

銘柄名 運用方針 実質的な信託報酬(※)
マルチアセット戦略ファンド・シングル(ラップ専用) レバレッジなし 年率0.5775%程度
マルチアセット戦略ファンド・トリプル(ラップ専用) レバレッジ3倍相当 年率0.8575%程度
マネーファンド(ラップ専用) 国内債券を中心に投資 年率0.11%以内

(金利に応じて変動)

※投資対象ファンドを保有することで発生する実質的な費用
(2025年3月10日現在)

SBIラップ「レバチョイスコース」

SBIラップ「レバナビコース」

【SBIラップ「レバチョイスコース」の手数料・費用】

購入・解約手数料 無料
運用手数料 0.715%(年率)
信託報酬(※) 0.414~0.847%(年率)
信託財産留保額(解約時に負担) なし

※運用商品によって信託報酬は変動
(2025年3月10日現在)

SBIラップ「レバチョイスコース」は、「レバナビコース」と同様の運用方針でレバレッジを自分で指定できるロボアドです。

以下の5つから許容できるリスクに応じて選択できます。

<レバチョイスコース>
・より積極:2.0~2.86倍
・積極:1.6~2.28倍
・やや積極:1.2~1.72倍
・バランス:0.8~1.14倍
・安定:0.5~0.71倍

レバナビコースよりも大きなリスクを取りたい人や、より安定的な運用をしたい人に向いています。

AI投資 ROBOPRO(ロボプロ)

AI投資 ROBOPRO(ロボプロ)

【AI投資 ROBOPRO(ロボプロ)の手数料・費用】

購入・解約手数料 無料
運用手数料 運用額3,000万円まで 1.1%(年率)
3,000万円を超える部分 0.55%(年率)
信託報酬 非公表
信託財産留保額(解約時に負担) なし

(2025年3月10日現在)

AI投資 ROBOPRO(ロボプロ)は、AIによる将来予測に基づいて運用するロボアドです。SBIラップ「AI投資コース」と似ていますが、投資信託ではなくETF(上場投資信託)で運用している点が異なります。

ROBOPROは、具体的な投資銘柄を公表していないものの同じ運用方針を採るROBOPROファンドを見ると以下8資産のETFに投資していることがわかります。

<AI投資 ROBOPRO(ロボプロ)が投資する8資産>
・米国株式
・先進国株式
・新興国株式
・米国債券
・高利回り債券
・新興国債券
・米国不動産
・金

ETFを投資対象とすることで投資信託よりも低い信託報酬で運用できます。

SBI証券のロボアドバイザーの評判・口コミ

SBI証券のロボアドバイザーの評判・口コミについて良い内容と悪い内容に分けて紹介します。利用者の評判が気になる人やロボアドバイザーで投資を始めてもいいのか悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。

良い評判・口コミ

SBI証券のロボアドバイザーについてSNSや各種口コミサイトを調査すると、以下のような良い評判・口コミがありました。

・全く知識がない人でも運用をおまかせできる
・AIに運用をまかせるロボアドは株価下落局面に強い傾向
・ネット証券最大手であるため安心感・信頼感がある

2025年に入り相場の不安定感が増す現在、資産の一部をAIにまかせて株価下落局面でのマイナスを抑える手法は、これまでの実績を見ると一定の効果が見込めるでしょう。

実際に新型コロナショックがあった時期は、他社の一般的なロボアドより高いパフォーマンスを出しています。

ROBOPROと一般的なロボアドバイザーの推移

悪い評判・口コミ

一方で、以下のような悪い評判・口コミも見られました。

・成績は自分で運用したほうが良い
・パフォーマンス自体はそこまで良いとは思えない
・ROBOPROは10万円からしか投資できず投資初心者には手が届かない

SBIラップ「AI投資コース」が公表した2025年1月の実績を見ると、2022年4月7日から投資を始めた場合は他社のロボアドや日本の株価指数(TOPIX)よりもリターンが低いです。

株価が上昇しているタイミングで投資を始めた場合、ほかのロボアドや指数に連動した運用を目指す投資信託(インデックスファンド)と比べてリターンが見劣りする可能性はあるでしょう。

SBI証券のロボアドバイザーの特徴(メリット)

SBI証券のロボアドバイザーには、以下3つの特徴(メリット)があります。

投資配分を機動的に変更してくれる

AI搭載の全自動資産運用、AI投資 ROBOPROとは?【運用実績も公開中】

SBI証券のロボアドバイザーは、投資配分を機動的に変更してくれます。一方、ウェルスナビなどの一般的なロボアドは、顧客が決めたリスク許容度に応じて投資割合がある程度決まっています。

各資産の投資割合を見直すタイミングも少なく、ウェルスナビの場合は原則年1回です。

【リスク許容度別の投資割合(例)】

リスク許容度別の投資割合

米国株の下落が想定されるタイミングで米国株への投資割合をゼロにするといった思い切った投資割合の変更は、SBI証券のロボアドならではの特徴です。

\投資割合の変更もロボアドにおまかせ/

レバレッジ運用もおまかせできる

SBIラップ「レバナビコース」や「レバチョイスコース」であればレバレッジ運用もおまかせできます。
他社では、三菱UFJ eスマート証券(旧社名:auカブコム証券)が提供する「信用ロボアド」がありますが、これは株の信用取引に関する投資助言型のサービスで完全なおまかせではありません。

レバレッジ運用をおまかせしたい場合は、SBI証券のロボアドがおすすめです。

SBIラップならポイントも貯まる

SBIラップの4コースいずれかに投資すれば、ポイント(SBIラップマイレージ)が貯まります。貯まるポイントは、以下5種類のうちいずれか1種類です。

SBI証券ポイントサービスへ申し込んで貯めたいポイントを指定するとポイントが貯まります。

【SBIラップで貯まるポイント】

月間平均
保有金額
Vポイント Pontaポイント dポイント PayPayポイント JALのマイル
ポイント付与率 1,000万円未満 0.1% 0.05%
1,000万円以上 0.2% 0.1%
ポイント付与日 翌月中旬ごろ

VポイントやPontaポイントであれば貯めたポイントを投資信託や日本株の投資に使うこともできます。ポイントをよく使う人は、SBIラップを利用してみましょう。

\SBIラップならポイントが貯まる/

SBI証券のロボアドバイザーのデメリット

一方でSBI証券のロボアドバイザーには、以下3つのデメリットがあります。

手数料が高い

SBI証券のロボアドは、他社のロボアドと比べて手数料が高い傾向があります。

例えばウェルスナビとSBI証券のロボアド5種類を比較すると下表の通りとなり、新NISAを利用する場合はウェルスナビのほうが低コストで運用できます。

【ロボアドで負担する手数料・運用コストの比較(運用資産3,000万円以下)】

合計コスト
(年率)
手数料
(年率)
運用コスト(※2)
(年率)
ウェルスナビ

(※1)

新NISAの自動積立 0.763~0.863% 0.693~0.733% 0.07~0.13%
上記以外 1.17~1.23% 1.1% 0.07~0.13%
SBIラップ AI投資コース 0.958% 0.66% 0.298%
匠の運用コース 1.462% 0.77% 0.692%
レバナビコース 1.385% 0.77% 0.615%
レバチョイスコース 1.129~1.562% 0.715% 0.414~0.847%
AI投資 ROBOPRO(ロボプロ) 1.1%+運用コスト 1.1% 非公表

※1:長期割による手数料の割引プログラムは考慮しない
※2:公式サイトに記載された平均値(SBIラップ「レバチョイスコース」を除く)
※すべて税込

NISA非対応

SBI証券のロボアドは、投資で得られた利益が非課税になるNISAに対応していません。そのためロボアドで得られた利益は、20.315%(復興特別所得税を含む)課税されます。

ROBOPROファンドであればNISAでも買えますが、これはROBOPROの運用方針を活用した投資信託にすぎず、ロボアドとはいえません。

またROBOPROファンドは、年率1.562%の運用コスト(信託報酬)がかかるため、コストの面からもNISAに対応したほかのロボアドを選んだほうがいいでしょう。

別途手続きが必要

SBI証券のロボアドは、グループ会社にあたるFOLIOが運用しています。そのためSBI証券の口座開設とは別に、FOLIOへの口座開設や投資一任契約の締結が必要です。

証券会社への口座開設だけでロボアドを始めたい場合は、楽天証券がおすすめです。他社の口座開設や契約手続きなしでロボアドを利用できます。

SBI証券のロボアドバイザーを始める方法

SBI証券のロボアドは、以下3ステップで始められます。

1.SBI証券に口座を開設する

SBI証券に口座を開設するステップ

まずは、SBI証券に口座を開設しましょう。マイナンバーカードまたは運転免許証と通知カードがあればスマホで手続きが完結します。

最短翌営業日に口座開設のお知らせと初期取引パスワード通知メールが届き、初期設定完了後、取引ができるようになります。

\スマホで簡単に開設できる/

口座開設手順について詳しくはこちら
SBI証券で口座開設する手順を解説|メリットや利用者の口コミも紹介

2.ロボアドを選んで申し込む

口座が開設できたあとは、利用したいロボアドを選んで申し込みます。SBI証券のサイトから「SBIラップ」または「ロボアド」を選んでください。

各サービスの申し込みボタンを押すとFOLIOとの投資一任契約の締結や口座開設に進みます。画面の指示に従って契約または口座開設の手続きをしてください。

3.金額を決めて購入する

FOLIOとの契約締結または口座の開設ができたあとは、金額を決めて購入しましょう。ROBOPROは、10万円(積み立ては月1万円)から、SBIラップは1万円(積み立ては月1,000円)から購入できます。

SBI証券のロボアドバイザーについてよくある質問

SBI証券のロボアドバイザーについて、よくある質問を2つにまとめました。SBI証券のロボアドを始めてもいいのか迷っている人は、確認してみましょう。

NISAやiDeCoには対応している?

SBI証券のロボアドバイザーは、NISA非対応です。SBI証券のNISAでロボアドと同様の運用をしたい場合は、ROBOPROの運用方針を活用したROBOPROファンドを選びましょう。

ロボアドをiDeCoで運用することはできませんが、SBI証券では「DC Doctor」というロボアドが利用できます。商品選びの提案やサポートが受けられます。

他社のロボアドとの違いは?

SBI証券のロボアドバイザーは、相場の動向に応じて投資割合を機動的に変動させる点で他社のロボアドと大きく異なります。一般的なロボアドは、簡単なアンケートに回答させてリスク許容度を診断し、その内容をもとに運用する方式です。

リスク許容度ごとに投資割合が定められており、定期的に見直すものの割合の変動は一定の範囲内にとどまります。一方でSBI証券のロボアドは、AIや運用会社の判断に基づいて機動的に投資割合を変動できます。

株価急落を想定したタイミングで株式を売却して、リスクの低い資産に移すなどの戦略もおまかせできるため、投資初心者でも効率的な運用ができるでしょう。