松井証券とauカブコム証券は、SBI証券や楽天証券、マネックス証券と並ぶ大手ネット証券の一角です。
この記事では、松井証券とauカブコム証券のどちらで口座を開設すべきか悩んでいる人向けに、2社のメリットやデメリット、サブ口座として運用する活用法などを解説します。
どちらに口座を開設するべきか悩んでいる人へのヒントになれば幸いです。
松井証券とauカブコム証券の比較表
松井証券とauカブコム証券の2社で迷っている場合、米国株投資やサポート窓口を重視したい人は松井証券がおすすめです。
単元未満株をNISAで売買したい人や、auユーザーの人はauカブコム証券を選ぶとお得に利用できます。
松井証券とauカブコム証券のおすすめポイントを以下の比較表にまとめました。自分に向いているのがどちらの証券会社か悩んでいる人は参考にしてください。
証券口座は、証券会社ごと複数の口座開設ができますが、NISA口座はすべての金融機関のなかで1人1口座しか持てないため、自分に合った証券会社を選ぶようにしましょう。
松井証券 | auカブコム証券 | |
---|---|---|
①新NISA | 取引手数料無料 (日米株/投資信託) |
取引手数料無料 (日米株/投資信託) |
②iDeCo | 40銘柄 | 27銘柄 |
③IPO(※) | 36社 | 12社 |
④米国株 | 3,672銘柄 | 1,885銘柄 |
⑤日本株・単元未満株 | 単元未満株購入不可 (売却のみ) |
日本株:1日100万円まで無料 単元未満株:0.55%(税込み52円~) |
⑥クレカ積立 | 非対応 | 1.0% |
⑦ポイントの貯まりやすさ | △ | ◎ |
⑧ポイント投資 | 投資信託 (3銘柄) |
投資信託 単元未満株 |
その他のポイント | ・コールセンターで専門家へ相談できる ・保有している投資信託の残高に応じて毎月ポイントが最大1%還元される ・サイトが「日本株」「米国株」「投資信託」と分かれているため見やすく操作しやすい |
・au Pay カードのクレカ積立で還元率が最大3%に ・NISA割で一般口座の株式手数料が割引に ・投資信託の保有残高に応じてPontaポイントが付与される ・auじぶん銀行との連携で優遇金利が受けられる |
松井証券とauカブコム証券は、どちらも新NISAでの売買手数料が無料となっています。
とはいえ単元未満株については、松井証券では取り扱いがなく売却のみ可能です。
NISA口座を開設して単元未満株を売買したい人は、auカブコム証券を選びましょう。
米国株の取扱銘柄数としては、松井証券のほうがauカブコム証券より多くなっています。
松井証券は、米国株の相談窓口が設けられているため、米国株デビューしたい人におすすめです。
松井証券のメリットとデメリット
松井証券の主なメリットとデメリットは、以下のとおりです。
松井証券5つのメリット
・1. NISAでの手数料が無料
松井証券のメリット1つ目に、NISAでの取引は手数料が無料化になる点があります。
NISAでの取引は、日本株、米国株、投資信託すべて手数料がかかりません。
また25歳以下の人や26歳以上でも1日の約定金額が50万円以下の取引であれば手数料がかからない点も特徴です。
株式投資に興味があり、少額の取引から始めたい人に最適でしょう。
・2. 無料のロボアドバイザーをつみたてNISAで利用できる
2つ目のメリットは、つみたてNISAでロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できる点です。
利用中にかかる費用は、投資信託の運用コストの信託報酬のみです。8つの質問に答えるだけでAIが最適な投資信託の組み合わせを提案してくれます。
自動リバランス機能を使用すれば相場の変動に合わせて投資信託の配分を入れ替える必要もありません。
提案された投資信託の銘柄は入れ替えることもできるので、投資初心者から上級者まで幅広く活用できるはずです。
・3. 相談窓口があり専門家へ運用の相談ができる
3つ目のメリットは、専門家による相談窓口が設置されている点です。
通常ネット証券で口座開設すると運用に関する判断はすべて自分でおこなう必要があります。
とはいえ投資初心者にとって投資判断を下し実際に資金を動かすことはハードルが高い場合もあるでしょう。
しかし松井証券の相談窓口であれば投資タイミングや銘柄の選び方などの相談ができるので、投資初心者にとっては心強いサポートといえます。
・4. IPOの事前入金が不要
メリットの4つ目は、IPOの事前入金が不要という点です。IPOとは「新規公開株」のことです。
新しく証券取引所へ上場して、誰でも株が買えるようにすることをIPOと呼びます。
IPOでは、株式が上場する前に投資家が事前に応募して株を買う権利に当選することが必要です。
証券会社によっては、IPOに応募する際に買付相当の金額を証券会社の口座へ置いておく必要があります。
しかし松井証券は、IPOの事前入金が不要なので口座に残高がなくても応募可能です。
少額での投資を検討している人や、資金効率を良くしたい人には大きなメリットといえます。
・5. サイトが運用商品ごとに分かれているため初心者でも操作しやすい
5つ目のメリットは、投資する商品ごとにサイトが分かれている点です。
松井証券は、日本株、米国株、投資信託、FXごとにサイトが分かれているため、見やすくシンプルな画面となっています。
特に投資初心者の人にとって操作がしやすかったり、自分が運用していない商品に関する情報やボタンが表示されなかったりする仕様はうれしい特徴でしょう。
操作がしやすく、画面がわかりやすいネット証券を希望するなら松井証券をおすすめします。
松井証券のデメリット
・1. 50万円を超える取引は手数料が割高になる
松井証券のデメリットの1つ目は、50万円を超える取引では手数料が割高になってしまう点です。
50万円を超えると手数料が1,100円となり、他の証券会社と比較すると割高です。
とはいえ、NISAでの取引は全て手数料が無料になるため、NISAでの取引を検討している場合は気にする必要はありません。
・2. IPOの割り当てが少ない
2つ目のデメリットは、IPOの割り当てが少ない点です。
2022年の実績を見ると、SBI証券のIPO件数89社に対して松井証券では55社でした。
とはいえIPOの場合は、抽選に応募し株を買う権利に当選することが必要です。
そのため取扱銘柄の多い少ないにかかわらず申し込みがしやすく抽選が平等な証券会社を選ぶ必要があります。
事前入金が不要で応募できる松井証券は、IPOの割り当てが少ないですが、投資家にとってメリットが大きいといえるでしょう。
松井証券が向いている人
以下のような点に当てはまる人は、松井証券がおすすめです。
おすすめの人 | メリット |
---|---|
25歳以下の人 | 手数料が無料 |
50万円以下の取引がメイン | 1日の約定代金が50万円以下の取引は手数料が無料 |
NISAでの取引がメイン | NISAでの取引は手数料が無料 |
ロボアドバイザーを利用したい | ロボアドバイザー「投信工房」が無料で利用できる |
専門家に相談しながら運用したい | 相談窓口で専門家に相談できる |
ネット証券での取引に不安がある | 専門家に投資相談ができ、パソコンの遠隔操作などのサポートもある |
ネット証券の信頼性を疑っている | 1931年創業と歴史のある証券会社が運営している |
少ない資金でIPOに挑戦したい | IPOの事前入金が不要 |
画面が見やすく使いやすいネット証券を探している | 運用資産ごとにサイトが分かれているため、見やすく操作しやすいデザイン |
松井証券を実際に利用している人の口コミ
Yahoo!ファイナンスの口コミサイトには、各証券会社を利用している方の口コミが掲載されています。
実際に利用している方々の声を見てみましょう。
電話サポートが役立っている
女性|60歳~64歳
評価|4点(5点満点中)
初心者に優しいのでNISAも開設しました。くだらない質問でも優しくおしえてもらえる電話サポートが役立ってます。
一日信用取引で、デイトレードも楽しんでいます。つながりにくいとのコメントありましたが、時間によるのではないかと。
スマホのUIが昔すぎる
男性|20歳~24歳
評価|4点(5点満点中)
手数料が安いことから、松井証券に口座を開設しました。
私はスマホアプリをメインで取引を行っていますが、スマホのUIがあまりにも昔ながら過ぎて使いづらいものであるのが難点であるように感じています。
自分の持っている株式を一覧でみたり、そこから注文を出すことやチャートを見ることなどの全てにおいて洗練されておらず、残念に感じてしまいます。
持っている証券口座の中でも使いやすい
女性|45歳~49歳
評価|5点(5点満点中)
株式投資のために初めて口座開設したのが、松井証券でした。当時は、10万円以下の株を手数料無料で取引できることが魅力でした。
今は、株主優待目当ての投資がメインで、頻繁な取引はあまりおこなっていませんが、いくつか持っている証券口座の中でも、慣れもあり使いやすいので、松井証券を最も利用しています。
スピード感を持った取引ができる
男性|60歳~64歳
評価|3点(5点満点中)
これまでSMBC日興証券を使用していたが、それと比べると取引をおこなう煩雑性が少なく、ネット証券らしくスピード感を持った取引ができ、変えたメリットを感じている。
わからないことへの電話対応は担当女性の知識では説明になってなかったが、最終敵に男性が出てきて明快に説明して貰い満足している。
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auカブコム証券のメリットとデメリット
auカブコム証券の主なメリットとデメリットは、以下のとおりです。
auカブコム証券の5つのメリット
・1. Pontaポイントがたまる
auカブコム証券の1つ目のメリットは、Pontaポイントがたまる点です。
貯める方法は、主に「投資信託の月間保有残高に応じてPontaポイントをためる」「毎月の投資信託積立をau Pay カードで支払う」の2つとなります。
貯まったポイントは、投資信託の購入に利用できるだけでなくローソンやビックカメラなどでポイント支払いに使用可能です。
・2. 手数料割引サービスが充実
2つ目のメリットは、手数料割引サービスが充実している点です。
auカブコム証券の割引サービスを以下の表にまとめました。
名称 | 割引率 | 条件 |
---|---|---|
シニア割引 | 2~4% | 60歳以上:4% 50歳以上60歳未満:2% |
NISA割 | 最大5% | NISA口座開設年数に応じる。 開設1年目は1%割引、2年目は2%、5年目に最大の5%に到達 |
株主推進割引 | 10% | 対象銘柄の買付時に手数料が割引になる (対象銘柄) 三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>:10% KDDI<9433>:10% 中京銀行<8530>:10% ジャックス<8584>:10% 池田泉州HD<8714>:10% |
auで株式割 | 1% | au IDを登録する |
au割+ (KDDI株保有割) |
0.5~最大15% | KDDI<9433>の保有株数と保有期間に応じて割引る |
1日定額手数料を選択すると100万円までの取引が手数料無料になるため、100万円以下の銘柄をメインに取引する場合はコストがかかりません。
NISAの場合、国内株式、プチ株、投資信託、米国株式すべてが手数料無料になります。
・3. NISAで単元未満株「プチ株」が取引できる
3つ目のメリットは、NISAで単元未満株「プチ株」が取引できる点です。通常株式取引は、100株単位で取引します。
たとえばKDDI<9433>であれば2023年12月22日終値時点の株価は4,419円です。
つまりKDDIを買う場合は44万1,900円(4,419円×100株)が最低購入金額となります。
しかし単元未満株であれば1株から注文できるため、1株4,419円から購入可能です。
そのため「少額から投資を始めたい」「株式を積み立てて資産を形成したい」といった人に向いています。
auカブコム証券では、NISA口座でもプチ株が取り引きできるので、興味がある人はぜひ活用してください。
・4. MUFGグループの投資レポートが読める
MUFGグループの投資レポートが読める点が4つ目のメリットです。
トップページの投資情報から、さまざまなレポートが読める点は、auカブコム証券のメリットです。
auカブコム証券は、MUFGの子会社のため、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資レポートが豊富に掲載されています。
日本株だけでなく、米国株や個別銘柄のレポートも豊富なので知識をつけたい人、投資情報を多く集めたい人はぜひ読んでください。
・5. au経済圏ユーザーへの優遇が多い
5つ目のメリットは、au経済圏ユーザーへの優遇が多い点です。
以下にau経済圏の人がauカブコム証券利用で得られるメリットを表にまとめました。
【au経済圏を利用している人にはお得なサービスが多い】
手数料が1%割引 | auIDを登録すると株式手数料が1%割引になる |
---|---|
au Pay カードのクレカ積立でPontaポイント付与 | au Pay カードでクレカ積立をすると1%の還元率でPontaポイントがたまる |
毎月の投信残高でPontaポイント付与 | 毎月保有している投資信託の残高に応じてPontaポイントがたまる |
auじぶん銀行で優遇金利 | auカブコム証券とauじぶん銀行の連携で普通預金金利が0.1%の優遇金利。au Payとの口座連携やクレジットカード引落口座の設定で最大0.2%の金利になる |
【各ネット証券のクレカ積立によるポイント還元率】
証券会社 | ポイント還元率 |
---|---|
マネックス証券 | 1.0~1.1% |
auカブコム証券 | 1.0% |
楽天証券 | 0.5~1.0% |
SBI証券 | 0.5% |
松井証券 | 非対応 |
auカブコム証券は、年会費無料の通常クラスのカードでも還元率1%なのが特徴です。
一般的に年会費無料のクレジットカードの場合、還元率が0.5%と低くなってしまう証券会社が多いなか、au Pay カードの還元率の高さは高還元率といえるでしょう。
auユーザーであればPontaポイントをためている人が多いはずです。
auのスマホ料金と投資信託の積み立てだけでもau Pay カードを利用することでPontaポイントがたまるため、ぜひ活用してください。
auカブコム証券のデメリット
・ワンショット手数料だと割高になる
auカブコム証券は、ワンショット手数料を利用すると100万円以上の取引では手数料が割高になってしまう点に注意が必要です。
ワンショット手数料とは、1注文の代金に応じて手数料が決まるコースです。
約定代金 | 手数料 |
---|---|
0円~5万円以下 | 55円 |
5万円~10万円以下 | 99円 |
10万円~20万円以下 | 115円 |
20万円~50万円以下 | 275円 |
50万円~100万円以下 | 535円 |
100万円超 | 約定代金×0.099%+99円 (上限4,059円) |
ワンショット手数料コースは割高になってしまいますが、1日定額コースであれば100万円以下の取引が無料になり、NISAでの取引であればすべての取引手数料が無料です。
手数料がかかる場合も、auカブコム証券は手数料割引サービスも豊富なので、組み合わせることでお得に利用できます。
・auカブコム証券が向いている人
auカブコム証券での取引が向いているのは、以下のような人です。
おすすめの人 | メリット |
---|---|
au Pay カードを利用中の人 | au Pay カードでクレカ積立決済をすると還元率が1%~最大3%に |
Pontaポイントをためている人 | au Pay カードで投資信託の積み立てや毎月の投資信託保有残高に応じてPontaポイントがたまる |
auじぶん銀行を利用中の人 | auじぶん銀行とauカブコム証券の連携で優遇金利が受けられる。リアルタイム入金が反映される |
100万円以下の取引がメインの人 | 1日定額コースなら100万円以下の取引手数料が無料 |
KDDIの株を保有中の人 | 株式手数料が最大15%割引になる |
信頼性の高いネット証券会社を探している人 | MUFGの子会社のため、資本力が安定している |
auカブコム証券を実際に利用している人の口コミ
auカブコム証券を実際に利用している人の口コミを見てみましょう。
auの名前がつくので安心
女性|25歳~29歳
評価|4点(5点満点中)
使い始めて約半年ですが、今まで不都合なしに使えています。
バグとかもありませんでした。
auの名前がつくので安心して使えます。
PCサイトで見ると日々の増減が見やすいと思います。
管理しやすいため、使っています。
三菱UFJグループなので安心
男性|50歳~54歳
評価|5点(5点満点中)
新しくバージョンアップしたアプリがとても使いやすいです。
また、投資信託のラインナップが豊富です。
auじぶん銀行とセットで取引すると、資金の移動がとてもスムーズにできます。三菱UFJグループなので安心して取引ができます。
auユーザーなので利用を決めた
女性|60歳~64歳
評価|4点(5点満点中)
auユーザーなので利用を決めた。
大手企業の運営なので安心である。
まだ勉強中なので株の売り買いをする自信が無く実践していないが、ポンタポイント運用に慣れてきたので、株の購入を具体的に進めているところである。
24時間手数料無料で入金できる
男性|55歳~59歳
評価|4点(5点満点中)
auのユーザーなので、pontaポイントが貯まります。
入金もauじぶん銀行からほぼ24時間手数料無料で入金できるのでとても楽です。
現在は「つみたてNISA」がメインですが、毎日の価格変動が楽しみでもあります。
少額から始めても全然OKだと思います。
\サブ口座としてau Pay カードの投信積立だけでもポイントがたまる!/
サブ口座として運用するための活用法
すでに他社でメイン口座を開設しており、サブ口座として運用を検討している人向けに松井証券とauカブコム証券の活用法を紹介します。
松井証券をサブ口座として活用する方法3つ
松井証券をサブ口座として活用する場合は、IPOやロボアドバイザー、株の相談窓口を活用しましょう。
・1. 事前入金不要のIPO投資で資金効率アップ
松井証券は、IPOの申し込みの際に事前入金が不要です。
証券会社のなかには、IPO申し込みの際に当該銘柄を買付できるだけの資金を証券口座に置いておく必要があるところもあります。
しかし松井証券は、申込時点で資金が不要なため、IPO申し込みの間に他の銘柄を売買したり、資金がない状態でIPOに申し込んだりすることも可能です。
IPO用のサブ口座として活用できる証券口座を探している人は、松井証券がおすすめです。
・2. つみたてNISAでロボアドバイザーが利用できる
松井証券のロボアドバイザー「投信工房」は無料で利用でき、つみたてNISAにも対応しています。
投資工房は、8つの簡単な質問に答えるとAIが自分に最適な投資信託の組み合わせを提案してくれるサービスです。
設定しておけば、自動でリバランスをしてくれるので相場が大きく変動したときでも安心です。
投資信託をメインに運用したい人や、つみたてNISAでの運用を検討している人は松井証券がおすすめです。
・3. 専門家へ相談できる
松井証券では、株の専門窓口が設けられているため、専門家に相談しながら資産運用ができます。
不安な場合は、専門の相談員へ銘柄の探し方や取引タイミングなどからアドバイスをもらうことも可能です。
一般的にネット証券は、投資に関する専門の窓口がありません。
しかし松井証券は、専門家に相談しながら取引ができるので、こうしたサポートを探している人にもおすすめです。
\IPO投資や専門家への相談など投資初心者におすすめ!/
auカブコム証券をサブ口座として活用する方法3つ
au経済圏を利用している場合、サブ口座としてauカブコム証券を活用することをおすすめします。
・1. auじぶん銀行と連携で預金金利がアップ
auカブコム証券とauじぶん銀行を連携すると入出金がスムーズになるだけでなく「auマネーコネクト優遇プログラム」で円普通預金金利が通常の100倍にあたる0.1%になります。
さらにau Pay カードの引落設定やauIDの登録で最大で金利が0.2%となるため、auじぶん銀行を利用中の人には大きなメリットです。
・2. つみたてNISAでPontaポイントが貯まる
auカブコム証券で、投資信託の積立をau Pay カードで支払うと金額に応じてPontaポイントがたまります。
還元率は通常1%ですが「auマネ活プランに加入する」「au Pay ゴールドカード」で積み立てするなどの条件を満たせば最大3%の還元率に達します。
また毎月保有している投資信託の残高に応じてもPontaポイントが付与されます。
そのため、たとえば「メイン口座では株式取引」「サブ口座ではauカブコム証券で投信積立をしてポイントをためる」という活用法もおすすめです。
・3. MUFGの投資レポートが読める
auカブコム証券は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券の投資レポートが読めます。
企業のIRセミナーや個別銘柄レポート、相場の見通しといった投資情報が充実しています。
これから知識をつけたい人や、証券会社の投資レポートを読んで情報を集めたい人にもおすすめです。
\サブ口座としてauカブコム証券を活用してポイントをためる活用も◎/
松井証券とauカブコム証券に関する質問
松井証券とauカブコム証券に関する質問をまとめました。
Q.複数の証券会社で口座開設するメリットは?
証券会社は、会社ごとに特色があり、独自のサービスを受けられるので、複数の証券会社に口座開設することで各社の恩恵を最大限に受けられます。
とはいえ、いきなり何社も口座開設をする必要はありません。
まずは、1社に口座開設をして運用に慣れ、資金ができてから、サブ口座を利用しましょう。
Q.株式投資がメインならどちらの証券会社がおすすめ?
NISAでの取引についていえば、どちらの証券会社も手数料が無料になるため、甲乙つけがたい印象です。
一般口座の場合、株式投資がメインで50万円以下の取引が多いなら松井証券がおすすめです。
1日の取引金額が100万円を超えない範囲であればauカブコム証券がおすすめです。
松井証券は25歳以下の人は全取引、26歳以上でも1日の取引金額が50万円以下の取引は手数料が無料になります。
auカブコム証券は、100万円以下の取引で1日定額コースを利用すれば手数料が無料です。
Q.投信積立がメインならどちらの証券会社がおすすめ?
投資信託がメインの場合、Pontaポイントを貯めているならauカブコム証券がおすすめですが、ためていない場合は松井証券がおすすめです。
auカブコム証券では、クレカ積立でPontaポイントが付与されるほか、投資信託の保有残高に応じてもポイントが貯まります。
松井証券では、ロボアドバイザー「投信工房」が利用できるため、簡単に自分に合った投資信託を選べますし、自動リバランス機能でほったらかし投資も可能です。
投資信託をメインに運用する場合は、各社で保有残高や積立額に応じたサービスを展開しています。自分のためているポイントから選ぶと良いでしょう。
Q.信頼度の高いネット証券会社はどこ?
R&I格付投資情報センターによると、主なネット証券会社の格付は以下のようになっています。
証券会社 | 格付け |
---|---|
SBI証券 | A |
楽天証券 | BBB+ |
マネックス証券 | BBB |
auカブコム証券 | AA |
松井証券 | BBB+ |
この格付をもとにすると、ネット証券のなかで最も信頼性の高い証券会社は「auカブコム証券」となりAAを獲得しています。
次いで「SBI証券」「楽天証券」「松井証券」と並びます。信頼性の高い証券会社を検討している人は、ぜひ参考にしてください。
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ネット証券の口座開設に必要なものは?
ネット証券の口座開設に必要なものは、本人確認書類です。
マイナンバーカードがあるなら、両面をスマートフォンで撮影します。
マイナンバーカードがない場合、マイナンバー通知カードと免許証や健康保険証など2種類の書類が必要です。
証券会社からの配当金などを受け取るための銀行口座も記載する必要があるので、あらかじめ用意しておきましょう。
インターネットで申し込みをした場合、松井証券は最短即日で口座開設が完了しますが、auカブコム証券は最短でも4営業日かかります。覚えておくと良いでしょう。
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